銀河を巻き込んだ壮大なる”チキチキマシーン猛レース(笑”
子供の頃、SF雑誌”スターログ”に掲載されたジョージ・ルーカスのインタビューにはこんなようなことが書いてあった(と思う)。「最初の三部作は>>続きを読む
たしかに面白かったし、楽しめたのだが、
オチが、、ちょっと私には受け入れられなかった。価値観というか、死生観が異なるのだろう。
登場人物は、皆よく描かれていて魅力的。
ストーリーも終始飽きさせない>>続きを読む
世の中の嫌なことって、全て一人の意地の悪いゲスな神様のせいなんだよ、だからそいつを排除して、みんな幸せになっちゃおうぜぃ♫
っていう、どこかシュールなファンタジー・コメディー(笑。
新約聖書をベ>>続きを読む
マイケル・ムーア作品は今回が初鑑賞。
いきなりサスペンス映画ばりの音響効果ありで始まるオープニング。そして嘘かホントかわからない”人を喰ったような”プロローグのナレーション(笑)。ウケる。>>続きを読む
いまや、ローマ法王も危惧するほど世界は”お犬さま時代”。しかしその裏で実に酷い犬たちへの仕打ちがおこなわれている現実も。
運よく飼い主に出会えたワンコは、まさに”家族の一員”となる一方で、ペット>>続きを読む
アウシュビッツ強制収容所の被収容者でありながら、同胞の死に際に絡む様々な”汚れ仕事”を担わされる”ゾンダー・コマンド”の主人公サウル。たまたま作業中に、彼は息子”らしき”少年の遺体を発見するが。。>>続きを読む
前作に引き続きアカデミー作品賞はじめ主要部門を制覇してしまった歴史的名作。
まさに、続編を超越した続編と言える。
あちこちで既に語り尽くされていることだが、本作は二世代にわたる二つの異なるストー>>続きを読む
中国制作のサスペンス・アクション大作。首都圏ではミニシアターでの公開だったが、(特に)アクション・シーンはハリウッド並のクオリティで、大いに見応えありの一本。
ストーリー的には、国際犯罪組織”ヘ>>続きを読む
往年の大アクション・スター、スティーブ・マックィーン入魂の一作「栄光のル・マン」制作にまつわるエピソードをとおして、彼の半生を追ったドキュメント。
この作品は、カーレースに魅了された”彼自身の思い入>>続きを読む
広義のゾンビ系映画と言えるのかも。。
”生きる屍”も、今や全力疾走してしまう時代。本作の”それ(it)”は、逆にゆっくりゆっくり追いかけて来ます(笑。
あらためて思う。”ゆっくり”って意外と怖いよ>>続きを読む
タランティーノの前作「パルプ・フィクション」とは打って変わって、全体的に抑えたオトナのムード漂う一作。ピークを過ぎたシニア世代の主人公が人生の”出口”を求めるサマが心を掴む。まさにエルモア・レナードの>>続きを読む
いやぁ、すげぇ。面白い。
恥ずかしながら、全くの初鑑賞。
まずオープニングに驚く。画面いっぱいに拡がる花、花、花、、そして音楽!タイトルバックは出てこない。1分くらいだろうか。ひたすら花の映像が切>>続きを読む
劇場に足を運んだ当時は、未だタランティーノのことも、本作の内容もほとんど知らなかった。ただ31歳で舌噛みそうな名前の若手監督がパルムドール獲った映画だと。
冒頭、アマンダ・プラマーとティム・ロス>>続きを読む
タイトルは”命の重さ”の意。
助けられた命。
誰かの犠牲による命。
報復として狙う命。
新しく生まれ出る命。
ラスト、ふと溢れる彼女の微笑みは、
一体何を意味するのだろうか。
なんと”音痴”で名を馳せたという実在のソプラノ歌手”フローレンス・フォスター・ジェンキンス”をモデルに制作された、この映画はフィクション。
予告編とかポスター等の宣伝では、あたかもヒューマン・コメ>>続きを読む
ニューヨークが舞台。摩天楼どぅーん!ってシーンはない。
スタイリッシュだけど、どこか冷んやりとした街としての情景が映る。
マイケル・ファズベンダー演じる主人公ブランドンは、セックス依存症のエリー>>続きを読む
「アメリカはいい国です。。」葬儀屋のセリフから始まる、一大叙事詩の序章。
マフィアを絶対悪としてではなく、アメリカ社会を織り成す一階層として捉えた象徴的なオープニングかと。
もう好きすぎて、何から>>続きを読む
釧路が舞台。過去の忌まわしい記憶に囚われ、心を固く閉ざしたまま生きる弁護士。彼に失踪した元カレ探しを依頼しようとする若い女性。
二人ともなんか気の抜けた様子で生きてる感じ。お互いの交流をとおして、次>>続きを読む
一本の映画の中に出てくる、”笑い”の頻度だけで言えば、この映画は間違いなく”コメディ”のレベル。それくらい笑った。
でも、どう考えても”コメディ”ではない。
なぜだろうか?
きっと、それらの”笑>>続きを読む
封切り当時、子供ごころにこう思った。
もしかして、前作で”寸止め”してた部分を思いっきり出してくるんじゃないかと。
ほとんど”コワイもの観たさ”で劇場へ。。
結果的には(いい意味で)全く予想外だったの>>続きを読む
冒頭の、ベッドに横たわる長澤まさみ。。
その少々ビッチな役柄より受けたショックから立ち直るのを、エンドロールは待ってくれなかった(笑。
とにかく美しい姉妹たち。。
なんか、自分はこの家の”座敷わらし>>続きを読む
オリジナル版(オープン・ユア・アイズ)より、こっちの方が好き。
なんかタイトルがいい。
モネの睡蓮やボブ・ディランはじめ、
様々なアートやカルチャーと絡めてる点も含めて。
トム・クルーズのアホ面笑>>続きを読む
丁寧に作り込まれた感じの脚本で、
デリケートなテーマにもかかわらず
軽く笑い飛ばせてしまう。
ともすれば、わざとらしく映りかねない場面も、上手くお茶目に仕上げていて凄い。
そして最大のみどころは、>>続きを読む
まるでドキュメンタリーのような乾いたタッチで始まり、山田洋二 風 人情喜劇のように続き、フィルノワールみたいなクライマックスを迎え、また人情喜劇のように終わるといぅ、、、
そんな不思議な肌触りの映画>>続きを読む
セルジオレオーネ原案のマカロニ・ウェスタン。
ラスト、敵の大群を一人で迎え撃つ老ガンマンの鮮やかさは痛快の極み。
西部劇時代の幕引きを象徴するようなストーリーにじんわり涙。
中国の一人っ子政策下だからこそ成立してしまう、この切なく悲しい物語。
なんともやるせない登場人物たちの哀しみに、胸を鷲掴みにされ泣きに泣いた。
「ポンポン!!」
父親の叫びが耳から離れない。
一族の”男子”だけがタイムトラベルできる能力を持つ、、、そんな家系に生まれついた主人公が辿る愛の物語。
相手役のレイチェル・マクアダムスの可愛さといったら!もう二人のラブストーリーだけでもご飯三杯>>続きを読む
松田優作の怪演光るサイコな主人公と、
鹿賀丈史の常軌を逸した目ヂカラ。
室田日出男との列車シーンでは、
松田の鬼気迫る演技に冷や汗びっしょりの戦慄。
◆ナタリー・ポートマンは、可愛い。
◆ジュード・ロウは、ちょっと気持ち悪い。
◆クライヴ・オーウェンは、すっげー気持ち悪い。
◆ジュリア・ロバーツは、鼻の穴が大きい。
以上のコトから得た教訓。
1>>続きを読む
もうテーマソングからしてうっとり。。
当時はディスコ(死語 笑)のチークタイムとかにも、よくかかってたような。
序盤と終盤で”主人公たち”の印象が180°変わってしまうという稀有な映画。人には、そ>>続きを読む
邦画にこんな味のある怖いサスペンスがあるとは。。
冒頭から漂う不穏な空気感、そして突然訪れるバイオレンス。ビートたけしにいたっては、ほとんどジェイソン(厚切りじゃないよ)。
特に、根津甚八演じる元・刑>>続きを読む
原作未読の状態で鑑賞。
コロリと騙された!(笑。
いや、しかし大胆な演出。
手品の手法と相通じるような。
人間は思い込みの動物やね。
後日、原作を読んで二度びっくり。
原作と同様の”驚き”をしの>>続きを読む
いかに偉大なる続編が現れようとも
この作品の放つ輝きはいささかも衰えない。
殺伐としたアスファルト上をひたすら疾走する、、その冷たい質感は、本作特有のものだから。
語らずとも、
その表情や所作、さらにはアクションをとおして、登場人物同士の関係性や感情の機微を表現した傑作。
まさに轟音をまとったサイレント映画。
このレビューはネタバレを含みます
いやぁ、泣いたわ。泣いた。
画面の向こう側が、これだけあからさまに”泣かし”にかかろうとしてることが分かってても、なお泣けてしまうという。。
まぁ原作由来かも知れないが、それだけ強力な”お涙頂戴”装置>>続きを読む
シェイクスピアをベースとしつつも、あくまで映画としてのリアリズムを追求したような、絵画のように美しい映像、低音轟く重厚な音楽、マイケル・ファズベンダーはじめとした一流俳優陣の迫真の演技に魅了された。>>続きを読む