チェリまほ THE MOVIE 30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしいの作品情報・感想・評価

BL劇場版あるある
転勤からの離れ離れ寂し寂しからの突然切れる電話で取り乱すﾔﾂ
2人が可愛かったからそれでいいのよ

結構サクサク進んで行くので
話として薄い印象はあったが
日常のシーンの何気ないセリフは
結構残るものあり。
両親との挨拶での松下由樹が
凄く凄く良かった。
あんな事言われてみたい。

本筋とはそれるが
主演のお二人から脇を固めるキャストの方もとにかく顔が強くていつもとは違う意味で目が離せない作品でもあった。

黒沢優一ないし、町田啓太という男について

映画を見ながらずっと、彼の空っぽの笑顔について考えていた。安達にかける言葉、2人でいるときの表情、各方面への振る舞いかた。全て嘘臭いのだけれど、演技が下手とかではなく、彼自身は普段からこうなのだと思う。だからこそ、彼の存在に関してはただならぬリアリティを感じていた。こういう人、たまにいるんだよな。本音が見えないとかではなく、骨の髄まで演技が染み付いている人。

悔しいときには悔しい顔をする。幸せな時には幸せだと呟く。誰も傷つけない優しい言葉が自然と出てくる。相手が欲しているリアクションができる。困っている時には応援するよと答えられる。そういう人は複雑な感情や感覚が本当に単純化されてしまっているように感じてしまう。

だから、もし本当に「人の心が読める魔法」が使えて、黒沢に触れても、本当に「それ」しか出てこないんだと思う。彼の奥深く深くに潜ってしまったはらわらを、外引っ張り上げることは果たして可能なんだろうか。辿り着くことはできなくても、多少の見え隠れがないと、怖くてコミュニケーションが取れなくなっちゃうだよな…

演技を身体に馴染ませるという点で、濱口竜介監督『passion』と合わせてみると、黒沢という存在について、少し理解が深められるかもしれないなと思った。

最っっっっ高！！

僕は5箇所くらい泣けるところがあって、ただただ気持ち満たされた☺️☺️☺️

主題歌がぴったりすぎて、エンドロールでも泣いた☺️☺️☺️

配信で親とドラマを見てから4日後に映画館へ

製作費が多くなったのにもかかわらず、無駄に派手にせずドラマクオリティを守ったところが好感もてる
シーズン2を映画にまとめたような感じだった

ただ魔法使いであることがこのドラマのコミカルパートを担っていたから、魔法が使えなくなってからの突然の現実味でしんどくなった 転勤ですれ違いからのゲロ甘生活でまた現実に戻って淡々と進んだ感じ

今作は主演2人よりもそれぞれの母親が持ってったな

後半戦もはやファンタジー、え、まってまって
ってめっちゃなった。原作ありきなのは分かってるけど視聴者置いてかれ感すごかった笑

でもキャスト陣のお顔が強すぎて🥺🥺←これになるしドラマの時の良さはめちゃくちゃ残ってた

映画本体としとは原作に追いつくために少し詰め込み過ぎて薄味かな、てのが初回の感想。
ただ、それから数回見ることになるのでいい塩梅だったのかも。
ドラマファンなら何回でも噛み締めたくなる。
ドラマファンの為に贈られたプレゼントのような作品。
作品のヒットのおかげで実力派でもメインキャストとしては出てこなかった人たちが脚光を浴びて舞台挨拶に立ち、才能ある若手の監督に全国規模のロードショーが出来た事は素晴らしい事だと思う。

ドラマも全く見ず、たまたま見る機会があったのだけれど、思わず泣いてしまった。とても良かった

ドラマでは最初から最後まで最高の流れだったから映画化には心配もあったけど、ドラマの良さをそのまま残してくれてて良かった。

今回の映画では異動での遠距離や親への挨拶というエピソードがあるものの、暖かい雰囲気はそのままで、「ドラマの後の安達と黒沢」をちゃんと観ることが出来た。

ちょっと頼りない安達の成長した姿や、逆に完璧に思える黒沢の抱えてる弱い部分とか、その辺を誰も悪者にせずに描いているのが素敵だったなぁ。
両親の反対も偏見とか世間体じゃなく、息子とその相手を思うからこその思いであったから、その気持ちも十分理解できた。

「チェリまほ」と「きのう何食べた？」はこれからもずっと続いて欲しいな〜✨

総集編に新たなsceneを追加的な
imageで挑んたので ちゃんと2人がお互いを大切に思う気持ちが描かれて居て満足した。日本も同性婚や夫婦別姓が当然の世界になることを絶望しましたね。

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