ヒストリカ国際映画祭
太陽に当たったらめちゃくちゃ火傷みたいになるけど日焼けみたいに皮膚がぺりぺりはがれて無事…という吸血鬼描写、新鮮
完全に吸血鬼にはなりきっていない、ということなのかもしれない…
‘The paradise fits in one hand.’
お爺さんの最期の言葉がこの映画の全て。
永遠の命は本物に幸せを齎すのか。
一瞬の生は人生を豊かにするのか。
神は本当に痛みを癒すの…
第三次カーリスト戦争を時代背景に生と死を問うダーク・ファンタジー。
大人が子どもに背負わせる孤独への恐怖と救済。
不死の能力と死生観を説く信仰。
不滅による幸福の死と痛みによる生の実感の対比を、陰…
2022/2/26
京都ヒストリカ国際映画祭のオンライン配信。1876年、スペイン北部。謎の女性に助けられ、永遠の命と引き換えに吸血鬼になった少女。女性が少女を助けたのは優しさよりも利己的な印象が強…
バスク語映画。
戦災で死に瀕した少女が謎の一族に救われる。
一族は吸血鬼で、少女も闇の眷属に。スペイン王位争うカルリスタ戦争からフランコ内戦へ至るバスク地方が舞台ゆえ、メタファーも余韻も極めて多層…
京都ヒストリカにて。
バスク発のバンパイアストーリー。
戦争から始まり、戦争で終わる〝年老いた少女〟の一生。
よくあるバンパイアホラー的な残酷描写や耽美なムードはほとんどなく、生々しい人の営みと、…
戦禍で負傷し吸血鬼となった少女。スペイン史を擦りつつ王道のレールに乗らない上質な型破りが彼女の孤独と人間として生きられない葛藤,観客の想像力を深める。音楽と撮影センスも光る魅力的な世界観にゾクゾクし…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
スペインの歴史を踏まえた時間経過の見せ方や、田舎の雰囲気、風景の美しさなど見るべきところもあったが、やっぱり大前提として吸血鬼ものは「絶対に治らない」からこそ深みがあるんじゃなかろうか。『デイブレイ…
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