事実は小説より奇なり、をこんなに大きなスケールでやっていたとは本当に驚きでしかない。

スパイになる人物に関してはその手のノンフィクション映画やドキュメンタリーなどで知る限り、どこかサイコパスにもみえる。つまり目的のためには倫理観や世間的な価値観は顧みないし、感情も動かない。時代や状況によっては「大政治家」になっている可能性さえ感じている。

ワイヤーカードの事件でも黒幕はやはりヤン・マサリクでありブラウンは表の看板に過ぎなかった可能性は高いのではないか。

そこに脇役としてソフトバンクが出てきて、問題の最中に投資をして大損したことは知らなかった。

ロシアつまりプーチン体制化では、スパイがほんとうに暗躍しまくり、欧米の政治や経済をスパイ的な手法でコントロールしていたことが露見してきている。

トランプも欧州のポピュリズム政治家もそこで踊らされていることに気がつくべきだろう。

もちろんそれに抗おうとするジャーナリストが少しでもいるのが救いだ。日本のジャーナリストはその点、どうなのか。サラリーマン記者ばかりだと思うのは私だけ？

いまの自分の仕事に関係しているので勉強になった。
なんでもそうだけど急速すぎる成長の裏側は怪しいと思ったほうがいいなー。

日本も、政府が〝あぶく銭社会〝に誘導する政策を打ち出しているが、〝ご用心〝と思わせるドキュメンタリーだった。
政治家として順調に見えたメルケルさんが落とし穴に落ちたのも、競争心という邪念でワイヤーカードびいきをしたからか？
偽装されたものがプロの監査をスルーしてしまうとしたら、素人には投資の評価AプラスとかBBBすら信じられない。建築や車の技術認証も然り。
デビットカードの仕組み自体は消費者にとって便利で合理的なのに、投資対象にしたばかりに大金を失った人達がいる。
ふるさと納税も投資も、企業や故郷の応援程度にしたい。