シチズンフォー スノーデンの暴露の作品情報・感想・評価

シチズンフォー スノーデンの暴露2014年製作の映画)

CITIZENFOUR

上映日:2016年06月11日

製作国:

上映時間:114分

3.7

あらすじ

ドキュメンタリー映画作家ローラ・ポイトラスの元に重大な機密情報を持っているとコンタクトしてきた者がいた。コードネームは、CITIZENFOUR。2013年6月、香港でのインタビューに現れたのは当時29歳のNSA職員エドワード・スノーデン。彼の告発とは、米国政府によって一般国民全ての通信は監視されているという衝撃の事実だった。世界を駆け巡った暴露“スノーデン事件”の始まりと真相、スノーデンの亡命ま…

ドキュメンタリー映画作家ローラ・ポイトラスの元に重大な機密情報を持っているとコンタクトしてきた者がいた。コードネームは、CITIZENFOUR。2013年6月、香港でのインタビューに現れたのは当時29歳のNSA職員エドワード・スノーデン。彼の告発とは、米国政府によって一般国民全ての通信は監視されているという衝撃の事実だった。世界を駆け巡った暴露“スノーデン事件”の始まりと真相、スノーデンの亡命までを克明に記録する。

「シチズンフォー スノーデンの暴露」に投稿された感想・評価

2MO

2MOの感想・評価

3.3
おそらく人類は、恐れの伴う解放感より抑圧された安心感を選びたがる。

ルールを重んじる善良な市民は、そのルール自体が間違っているかもしれないという想像力を放棄する。
正攻法で実現し得ない正義を果たすために、法を犯すことは手段としてあり得るということを知識としても欠如している。
考えること、熟議を重ねることよりも命令されること、それも知らず知らずのうちに管理されていることをむしろ望んでいるであろう悲しい性。

“ビッグ・ブラザー”は、支配されたい大衆の欲望のもとに生まれ得るのだろう。
自由や民主主義の理想は、人類にそぐわない代物なのかもしれない。
切身

切身の感想・評価

3.5
暴露もクソもこの行き過ぎた情報社会ではビックデータを政治利用されるのはもはや致し方ないと思わないとやってられない。

テロや犯罪を防ぐためとはいえ(映画ではそうでもないみたいに言われてたが)、個人の情報が政府機関に監視されていることにどうしても違和感や拒否感を持つ人も大勢いると思うが、私個人的には、私が何を買ってだれとどこにいようと別にだれにバレてもそんなに構わないし、そもそも国家が私なんかに関心ねーだろ笑笑、と思うとまぁそんなに驚愕の話でもないなと。
ドキュメンタリーなのについついドラマとして楽しんじゃったぐらい現実味がなくてそこがまた怖い…
監視社会のなかで暮らしていることを分かっているけど忘れて生活してたけどやっぱそうだよな〜〜ってなった。日本がもし同じだったとして、スノーデンみたいな人は現れない気がした。
国家及び国民の安全の為という名目のもとにアメリカに蔓延る監視社会の現実。共謀罪により日本が監視社会になる日も近いかもしれない。
アメリカを敵に回すなんて。日本は国でかかってもできないのに。個人でやっちゃうなんて。
このニュースを知ったときに、情報傍受についてはおそらくそんな事が起こっていてもおかしくないだろうなと思ったけど、それ以上に驚かされたのはこの若者の行動。これをまたビデオに残しているなんて恐れ入ります。
こんなもの観たあとにスマホいじってていいんだろうか?まあ情報は何も持ってないけど。
RIHAKU

RIHAKUの感想・評価

4.0
なぜかあまり現実味を感じていないあの事件について。このドキュメンタリーも映画より映画的じゃないかと思ってしまった。何か新しい情報が得られるわけではないが、あのおそろしい事実が少し近く感じられるようになる。
かしま

かしまの感想・評価

3.7
授業で。
難しいことをスラスラと話すスノーデンを観ていると、なんだか自分も頭が良くなっているんじゃないか!と思ってしまううう
ドキュメンタリー作家に自分から話を持ちかけたあたりもまじか~てなる。
この人は何歩先まで見えているのか、ってなるくらい冷静だった

政府からの逃亡とか作り話みたいなまじな話で、現実の方がよっぽど緊迫感ある。こりゃ賞取るわな題材、変に凝ってないところがスノーデン初見でも分かりやすかった。

この時期のスノーデンを間近も間近で捉えたことに価値がある映像。
ドラマのスノーデンを見てこちらを見ました。
今まで映画といえばフィクションばかり見ていましたが、ノンフィクションをしっかり見たのは初めてのように思います。
映像の圧力がとても強くて、BGMもなく進んでいきます。
ノンフィクションは映画というメディアに適しているのでしようか?ドキュメンタリーは、今まで意識せずにテレビで見ていました。
映画の画像だと作り物のように見えるのです。
誰かの視点で見た瞬間を捉えているのですから、当然これが真実かどうかわかりません。
こうやってスマホをwifiで使っている時点で、誰かがログインしてきたらわかるシステム(実はもう市販されてるかもしれませんが)があれば実感できるかもしれませんが、確かめようもないことが真実と言われても真偽が今はわかりません。
勉強不足と思いますが。
日本人の秘密はアメリカの法律では、すべて見ていいことになっているようですが、そのアメリカから平和憲法のもと、彼の国からの攻撃に対してまもられている?現実もあるような気がします。
見ておくべき映画だと思います。
オリバーストーン監督作『スノーデン』ではメリッサレオが演じる、ローラが監督のドキュメンタリー作品。

映画的な演出や脚色を除けば、伝える内容も描かれる時期もオリバーストーン版と全く同じ。姉妹作とも言え、オリバーストーンの『スノーデン』は、言わば広告塔的な役割の作品だということがよくわかる。

スノーデン本人が実際に香港のホテルでインタビューを受ける様子が出てくるので、オリバーストーン版と見比べることができ、スノーデン役であるジョセフ・ゴードン=レヴィットの演技力の高さに舌を巻く。声色や仕草、話し方、視線の移し方までそっくりだった。

今作でのホテル内のインタビューやニュースキャスターとのやり取り等は、会話を切り取って編集しているだけのはずなのだけど、非常にドラマティック。
まるで演技かのようなリアクションは、改めて外人の表現力ってすげぇな、としょーもない感想が沸く。

コレクトイットオールによる監視、プライバシーの侵害はすなわち個の自由を奪うこと。他の価値観を認めない、価値観の侵略、支配。
そんなことをしていたら、どんどん閉じたつまらない世の中になっちゃうよ。
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