モントリオールの法学生マニは、生まれ育ったケベック州北部の先住民居留区に舞い戻る。自身の辛い過去と決別し、故郷に居場所を取り戻そうと決意した彼女は、居留地でのアルコール販売の自由化をめぐる議論に参加するようになる。一方、白人のローラは、村議会と夫のレイモンを盾に、酒の密売を公然とおこない利益を得ている。娘が死んだのはマニのせいだと、今でも彼女を恨んでいるレイモン。マニの帰郷により、コミュニティは二分され対立が激化していく。先住民の自立への道はどこにあるのか…。
スウェーデン発の実話に基づくヒューマンドラマ!先住民族サーミの少女エルサは大切なトナカイを殺した人物を見つけて報復すべく追い詰める。
ペルー・山岳部。4人の村人が、村の信仰を司かさどる守護聖人を称える祭礼を計画する。聖人を喜ばせることで、長年の喪を終わらせてくれると信じていた。しかし、予期せぬ出来事により、自身の信仰と、…
>>続きを読む少年院に服役中のダニエルは、前科者は聖職に就けぬと知りながらも、神父になることを夢見ている。仮釈放となり田舎の製材所で職を得たダニエルはふと立寄った教会で、新任の司祭と勘違いされ司祭の代わ…
>>続きを読む現代に生きるアイヌのToyToyと松前町で暮らす杉本 夏子が、歴史の遺恨を超え共に生きる姿を映し出す。江戸時代初期およそ400年前、北海道の先住民族アイヌと松前藩の間では、交易が盛んにおこ…
>>続きを読むパリ郊外(=バンリュー)。ここに立ち並ぶいくつもの団地には労働者階級の移民家族たちが多く暮らしているが、このエリアの一画=バティモン 5 では再開発のために老朽化が進んだ団地の取り壊し計画…
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