瞼の転校生の片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

消去法で選んで観た映画やけどもめちゃんこ良かった、賞レース狙いの糞映画やなくて、こういう人知れず公開されていく真摯な映画を愛していけたら映画好きとして本望よなぁ、とは思うが……正直こういう映画がきちんと表舞台で評価されろて！とも思う

大衆演劇の座長の息子として生まれ、自らも舞台に立つ中学生のユウキ、公演期間であるひと月ごとに転校を繰り返すユウキはクラスに馴染もうとしない、しかし新しく転校してきた学校で出会ったケンやマヤとユウキは思いのほか仲良くなってしまい……って話

ひゃー！ユウキくんケンくんマヤちゃんの瑞々しさよ！眩し過ぎて目ん玉潰れるかおもったぞぉ、ぺろぺろぺろぺろ
うむ、今日は何観よう……特別観たいのが無いんよなぁ、華ちゃん目当てのんか飛鳥ちゃん目当てのん観る〜？でも土曜のシネコンとか行きたくないしなぁ、マヒトゥさんが初監督のんは……久々にホワイトの居心地良さ味わいたいが舞台挨拶付きで完売かい！んじゃ何か観た時に予告編ながれていて好きかもなぁ？思ったこれでいいやぁ……って観たぞ！
いや〜……大正解のやつやったね！うっかり飛鳥ちゃんに釣られてテレビドラマクオリティ映画とか観らんくて良かったね！ぺろぺろぺろぺろ(マシンボーイの勝手なイメージです、後日観て意外と良かったら全裸土下座します)

なんせ、ワシ友達とかいらんし……と長年の短期転校生活に諦めムードのユウキくんに、学校なんて行く意味ある？とテスト期間以外は不登校を貫く秀才イケメンのケンくんの、互いを尊重した距離感の居心地の良さに、紅一点のマヤちゃんにも特別に色恋を絡めるわけでもなく、絶妙に安心感のあるバランスが素晴らしく、くぅ……ユウキくんが転校してしまっても3人には一生の友達であって欲しいぞぉ！ってキュンキュンしながら観ていたよねぇ、ぺろぺろぺろぺろ

まぁ、マヤちゃんはユウキくんと仲良くなった事をきっかけに大衆演劇にハマるっつ〜JCらしからぬ激シブ感性の持ち主なんやが、一方でケンくんは大衆演劇？そんなん行くならアイドルのライブ行くし！っつ〜現代っ子、ユウキくんやマヤちゃんがどれだけ誘ってもケンくんはユウキくんの舞台を観に来ることはなかったんやが……いよいよ転校直前の千秋楽の日に、ワケあってケンくんはユウキくんの舞台を観にくることになるのであります！
そこで張り切ったユウキくんがケンくんに楽しんで貰いたい！と趣向をこらす優しさに可愛さ、そしてそれを受けたケンくんの素直な気持ちに、くぅ〜マシンボーイの中にも中坊の頃のピュアな気持ちが蘇り涙涙よぉ〜スンスンスンスン

あ〜、この監督の作品、フィルマに登録されてんのはたまたま全部劇場で観てるが初めてハマったよね！まぢポスターとタイトルのセンスが渋過ぎるが、青春映画としてめちゃんこキラキラしたヤツやからば、もっと若い子とかにも観て欲しいよなぁ！
ただね、3人の担任教師だけはまぢ自己満足で生徒を傷つけるクズ教師やったからば、今すぐ給食費横領していたんがバレてクビになんねぇかなぁ！思ったよねぇ！ぷんぷん