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ぼくを葬る(おくる)
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『ぼくを葬る(おくる)』に投稿された感想・評価

グザビエ・ドランが選ぶ50本の映画に入っていたので鑑賞。時間も短いので気楽に見れました。最近なんか集中力が続かないのが悩みです。二時間越えはちょっと厳しいな。

ドランが本作品からかなり影響を受けたんだなと思います。ドランがカンヌ映画祭でグランプリを受賞した『たかが世界の終わり』は、これに滅茶苦茶寄せてますね。余命宣告をされた青年が、自分の死が近づいていることを家族に伝えにいくんだけど結局うまく言えなくて…って感じのストーリーだったり、久しぶりの家族全員での食事の時のカメラワークだったり、会話のテンポだったり。ドラン監督も、0から創るんじゃなくて、いろいろ参考にしてるんだなぁと思いました。なんか天才だからそういうのないのかと思ってた笑。

遠い親戚のとこにも足を運んで、ゆっくり時間を過ごす。自分の死が近づいてるから、決して楽しい気分ではないだろうけど、大切な人とゆっくり時間を過ごすことは大切ですね。途中からの展開は予想外すぎてびっくりでしたが。あんなん日本じゃ通報される気がするんだけどな。初対面だからこそ頼めることもあるのかしら。

ゆっくりとした優しい映画でした。

売れっ子フォトグラファー・ロマンは、31歳の若さでがんに侵され、余命3カ月と宣告される。祖母以外の家族にはがんを秘密にし、恋人と別れ、ロマンは孤独と死に向き合い始める。そんな中、彼はカフェで働く女性・ジャニィからある申し出を受ける。フランソワ・オゾン監督が自分自身を主人公に投影したという作品。メルヴィル・プポーの常に穏やかな演技に胸を締めつけられる。あまりに美しいラストシーンは必見。
Kota

Kotaの感想・評価

4.0
“今夜、どこかに飛んで行きたい。”

カメラマンとして活躍し始めたが、突然余命3ヶ月を宣告された31歳のロマン(メルヴィル・プポー)の最期を描く。多くを語らず、表情と回想だけで魅せる、今までみたフランソワ・オゾン作品の中でも特に良かった。

急に余命3ヶ月を宣告されたら…、映画によくある様な家族や友達、恋人に看取られて去っていくって事はないんだろうな。彼のように結局同情や哀れみが嫌で、家族にも恋人にも打ち明けずに逆にあまり知らない人には話す事ができて、ただ、自分の人生を噛みしめながら過ごすのかな。淡々と過ぎていくのに一つ一つの瞬間が大切なのだと主人公の目線で思わせてくれる。メルヴィル・プポーは“わたしはロランス”のロランスだけど、この頃はめちゃくちゃイケメン。

81分という長さなのにエンドロールで心が震えた久々の作品だった。確かにフランソワ・オゾン監督特有の同性愛の性行為や、不妊症夫婦との3Pなど所謂“道徳的に”許容されがたいシーンがあるけれど、そのような場面をふんだんに使うのも逆にリアリティがあってよい。大人になるにつれてすれ違ってしまったお姉ちゃんとの最後の電話と、ビーチでのラストシーンが息を飲むほど美しい。
コテバリ狙いすぎ感は極力廃し、悲壮感の逆(?)を行く様に感じる演出は単純バカな自分には気付けばまんまとその術中に…😅

ゲイへの免疫がまだ無い自分には野郎の裸すら嫌悪する為、かなり精神的に気持ち悪くなるキツいシーンもありましたが、映画としてはなかなか面白かったです。

これ映画もばあちゃんが真の主人公。👍️

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