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宗方姉妹 デジタルリマスター版の作品紹介

宗方姉妹 デジタルリマスター版のあらすじ

大新聞の連載小説として評判を呼んだ同名原作を映画化。死期を悟っている父と古風な姉と勝ち気な妹、姉の病弱な夫と姉の昔の恋人、さらにその青年に思いを寄せる未亡人といった多彩で複雑な人間関係をスターたちが演じている。

宗方姉妹 デジタルリマスター版の監督

小津安二郎

宗方姉妹 デジタルリマスター版の出演者

田中絹代三村節子

高峰秀子宗方満里子

上原謙田代宏

原題
The Munekata Sisters Digitally Remastered Version
製作年
1950年
製作国
日本
上映時間
114分
ジャンル
ドラマ

『宗方姉妹 デジタルリマスター版』に投稿された感想・評価

桃龍
3.5
小津作品は数本観賞するも分からなかった。
が、午前十時の映画祭で2本やってるので挑戦。
リマスタで画質はいいもののモノクロなので、さらにハードルが上がる。
薬師寺/新薬師寺のくだりは、小津が初めて松竹ではなく新東宝で撮ったからか…などと深読みする。
あんまり美人じゃないけど、高峰秀子いいね。翌年『カルメン故郷に帰る』だけあって、お転婆というかコケティッシュな魅力。現在なら普通の範囲だけど、当時はかなり破天荒な感じだったかも。
一方の田中絹代は常に和服で、不本意な結婚相手にもじっと耐えている“正しい”日本女性。
そんな対照的だけれど仲良しの姉妹が丁寧に描かれ、なんかいい。ちょっとだけ小津が分かった気がする。
現在なら考えられないラストを、当時の女性はどう思ったか聞いてみたい。
neroli
4.2
◼️ロケ地が魅力的〜♡◼️
 
 
「午前10時の映画祭14」で鑑賞〜🎬
 
小津映画はほのぼのするな〜と思いきや、ラストはドロドロ‥
 
私は、違うラストが良かったな〜
 
 
ところで旅好きの私は、1950年ぐらいの有名スポットを見れて満足〜✨
 
☑︎東京ー銀座、丸の内、築地、日比谷公園、大森
☑︎奈良ー薬師寺
☑︎京都ー京都御所、京都大学医学部
☑︎神戸ー元町あたり
☑︎箱根
 
 
 

◼️対照的な姉妹〜戦後国民の揺れ動く気持ちを表現?!〜◼️

 
☑︎姉:田中絹代→旧世代、保守的
「古くならないことが新しいこと」
 
☑︎妹:高峰秀子→新世代、自由奔放
「姉は考え方が古い。流行を追うことが新しいこと」
 
 
本作は1950年製作の映画。
 
対照的な二人の考えは、戦後5年の”国民のアンビバレントな気持ち”を表しているのかもしれない。
 
 
妹のように復興に向けて前にどんどん進もうぜ〜という考えがある一方、姉のような戦争というトラウマを引きずり、前に進めない考え。
 
 
ラスト姉は、別れようとしていた夫(山村聰)が”急死”というトラウマを突然抱える。
 
姉は夫と結婚していた間、前の男、田代(上原謙)のことをずっと想っていた罪悪感がのしかかる。
 
姉は、もし田代と再婚しても、夫がずっと見ている気がする…とプロポーズを断る。
 
逆に妹は、姉に田代と結婚してほしいと思っている。
 
 
私もデコちゃん(高峰秀子)演じる妹同様、お姉さんには再婚して幸せになって欲しいという気持ちで見ていました〜
 
 
が、私にとっては、後味悪いラスト、、
 
しかし本作、戦後の復興に向けての”国民のアンビバレントな気持ち”を表現しているとしたら、とても良くできた映画なのだろう〜と考えました〜✨
 
 
ToSh
4.0
物語
何事にも保守的な節子(田中絹代)は、自由奔放に生きる妹の満里子(高峰秀子)と同居して面倒を見ている。夫・亮助(山村聰)が失業中なので節子はバー勤めをしているが、満里子には皮肉屋の夫に黙って仕えている姉のことが理解できない。京都にいる父・忠親(笠智衆)が余命いくばくもないと知った節子は、妹にはそのことを伏せ、二人で京都に赴く。そこで節子は初恋の相手であり、今は家具店を営んでいる田代(上原謙)と再会する。

対照的な姉妹の生き方を通して当時の社会を浮き彫りにした小津安二郎監督の異色作。
小津安二郎が松竹を離れ、はじめて新東宝で製作した作品。
日本の伝統的な価値観を大事にし、ニヒリストめいた夫に耐え続ける姉と、そんな姉に反発する現代的な妹の対比を通して、戦後の日本の家庭の崩壊と、新しい日本社会の萌芽を描く。

注目は高峰秀子と山村聡の演技。高峰(本作が戦後の小津作品では唯一の出演)は軽妙でコミカルな演技(弁士調に喋るシーンの面白さ)で画面に躍動感を与え、山村は屈折を抱えた男の底暗さを、自嘲的な薄笑いで印象的に演じている。

宗方姉妹
[誤] むなかたしまい
[正] むねかたきょうだい


午前十時の映画祭14にて鑑賞

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