いい歳して一人称が自分の名前(満里子)呼びなのはヤバい。「満里子泣いちゃうから!」とかぶりっ子過ぎるだろ!
無職でブラブラして酒飲んでる夫もヤバい。クズのくせに態度だけはデカく妻にビンタ連発。姉妹中…
姉の逞しさと強さ、妹の奔放さ純粋さが良かった。正反対の2人の間に生まれる関係性がリアルに見える。旦那の死にも色んな意味が込められており、一貫した姿勢が良かった。時代の変化と変わらない価値観の重要性を…
>>続きを読む面白かった。
原作では敗戦直後であることも影響し、戦争についての言及が多いようだが、小津の本作では、その辺りはあまり描かれていない。その方が、時代が経ても古くならない、普遍的なテーマを描けると思った…
失業中の夫を支える保守的な姉と、自由奔放に生きる妹との対比を通し、戦後の日本の家庭の変わりゆく姿を描く。
満里子が義兄の亮助に対する不満をぶつけたことをきっかけに節子と満里子との間で繰り広げられる…
今の価値観からすると理解できないこと多数。
上原謙はいいひと過ぎて、結局みんな去っていった。
山村聰に子猫が無理矢理抱っこされて、最初は鳴いて抵抗してたが、やがてぐったりしてしまってハラハラする…
小津の怒りを感じる映画。繰り返されるビンタ。壁にグラスを投げつけ、高笑いするショットの重みは計り知れない。ずぶ濡れになったコートを着て2階で突然死する山村聰はゾンビにしか見えない。戦争はいつまでも呪…
>>続きを読む小津安二郎監督の観る
インテリで無職な夫との不仲
に苦しむ控えめな姉と自由奔
放で遠慮なくモノ言う妹。二
人でバーを経営しているが
脚本 野田高梧/小津安二郎
新東宝作品。高峰秀子唯一の小津作…