姉は最後の最後まで古く、妹はどんどん新しくなっていってた。古くならないものが新しい、この言葉とてもいい。戦後、欧米の影響で様々なものが日本に入ってきて、日本の伝統文化よりも、新しい文化の方が良い!と…
>>続きを読む『東京暮色』の前哨戦のようなぶっ飛び病み映画。
猫を撫でながら田中絹代を詰める山村聰の佇まいに唸る。そこにいるだけで彼岸が匂い立つような…。
バーでの現れ方も背筋が凍るような恐ろしさ。高峰秀子が看板…
小津が松竹以外で撮った三本のうちの一つ(残りは「浮草」と「小早川家の秋」)であるが、その中では一部キャストを除いて最もいつもと変わりない小津映画。失業中でいじけた態度で苛む夫に尽くす旧弊な姉。そんな…
>>続きを読む小津が新東宝で撮った夫婦の愛憎劇。
松竹を離れて撮っているためか、いわゆる小津調のホームドラマとは一線を画するシリアスなドラマです。昔のヨーロッパ映画のような不倫愛と夫婦間の断絶を描いています。
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『風の中の牝雞』や『東京暮色』に連なる、人間のほの暗い激情を描く小津映画。破壊的な言動ではじける高峰秀子、忍びながらも強情さを見せる田中絹代、鬱々たる腐れたインテリの山村聰、薄っぺらい美男子の上原謙…
>>続きを読む家族ドラマを多く手がけてきた小津の中でも、本作はやや異質に感じられた。抑制された日常の裏側に、暴力を伴う生々しい悲劇が潜んでおり、その重さがじめっとした画面に影を落としている。一方で、高峰秀子が演じ…
>>続きを読む投げる、叩く、言い争う。
結構激し目の小津安二郎。
大佛次郎の原作
高峰秀子、田中絹代、山村聰、上原謙の演技に加え、固定カメラの「緊張感」のある構図が堪らん。最高です。
高峰秀子の奔放な台詞回しが小…