日韓をまたぐ中年女性のクィア映画。
この一文だけで現時点唯一無二であろう作品。
抑圧された2人を写し出すような静謐で、しかし温かさの残る時間だった。
多くを語らず、抑圧を受け入れざるを得なかった2人…
とても大切な時間が流れてる映画だった。
冬の映画館でレイトショーで観たかった。。
起きることは非常にシンプルなんだけど、そこに織り込まれた想いとか記憶とかが幾重にもなっていて、終盤の手紙に心がず…
物語終盤のユンヒのジュンに宛てた「私たちは間違ってないから」っていうモノローグでありえないくらい涙が出た ジュンとユンヒがどんな生き方をしてきても、これからどんな生き方をしていくとしても、絶対に間違…
>>続きを読む寂しさは、人の温みを知る為にあるのではないか。きっとそうなのだと、思う。
ユンヒとセボムが雪を投げ合った時、その表情を見た時、突然に涙が溢れる。
これ迄のすべてが、この瞬間の為にあったのではないか…
表情や情景は丁寧に描かれているのに、出来事については説明的過ぎないところが良い。
ただ、時折「えっ、どういうこと?」と自分の理解が追いつかないところもあったが、それは私の問題だろう。
ユンヒとジュ…
終わってからようやく気づく、
何も言わずに母親を連れ出し昔の恋人に会わす
いい娘じゃん。
父親が再婚するってなって「幸せになってね」
というシーンが重みがある。
だから離婚理由が言えなかったのか。…
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