この白目なジャケ写はギャグに見える
(⁠˘⁠･⁠_⁠･⁠˘⁠)ーサスペンスなのに？……ギャグだった……し、わりとネタバレしているようにもとれる、あとから見るとなかなか良い(⁠◔⁠‿⁠◔⁠)

これはね、コントでした
東京的というか、都会的なスタイリッシュでシュールな超長尺なコント
「笑うなよ」は「押すなよ押すなよ」的なフリですね、笑いましょう
劇伴もコントっぽい

不倫のバレた舞台役者
すれ違いざまに耳打ちされる謎の言語
大人になって肺が一つしかないことが判明したその娘
彼女は父を盗撮している
そんな父娘を監視する聖職者
何が起こるのか、何を意味するのか、
懸命に見る前半
か〜ら〜の〜！
打って変わって怒濤の宗教批判を含めた後半、どう着地するかもわからない
クセつよ！！！

地球上の問題にはだいたいキリスト教咬んでる現実にはこのくらいで立ち向かわんとあかんねやな
おもしろ！！！


監督作は初見でした
私はめっちゃ好きだわ、アレックス・ファン・ヴァーメルダムさん、結構お年なのね

ネタバレ禁止案件。前半のドロドロした人間ドラマから後半あんなふうになるなんて誰も想像しませんよね。あのちゅど〜ん！と明後日の方向に飛んで行く感じ、嫌いではありません。タイトルのNo.10てどういう意味だったんでしょう？

とてもくだらなかったが（半分くらいは褒めてます笑）、ラストの昇華っぷりは嫌いではない。
何かと吸い取られ、鑑賞後は力が抜けた。
盛大ないたずらといったところ。

あれこれ種蒔きをした前半がどれほど必要だったのか悩んでしまった。もっと後半に活きてくるのかと期待したが、想像以上の展開。

結局、ギュンターも誰も彼も、皆さん欲深かった。