
工場に勤める43歳の未亡人カタ。彼女は妻子ある男性ヨーシュカと不倫関係にあり、「子どもが欲しい」と訴える。しかし家庭崩壊を恐れるヨーシュカは断り、「一人で育てる」というカタの言葉も聞き入れようとしない。そんなある日、近所の寄宿舎で暮らす少女アンナがカタの家にやって来て、部屋を使わせてほしいと頼み込む。一度は断ったカタだが、彼女が両親から疎まれていることを知り、自分の家に住まわせる。
62歳の尾形信吾は、歳のせいか夜半によく目を覚ます。鎌倉の谷の奥から聞こえる深い山の音に、自分の死期のようなものを感じて寂しくなった。彼は少年時代の憧れの女性だった妻の姉を思い返す。そして…
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