確かにユリもの見てからだと時代や状況で変奏されたこの作品もスッと入ってくる。いつメンでガッチリ撮られたこちらもやっぱ凄い。リリさんずいぶん俳優然としたし優秀な兵隊持つノヴィさん偉くなったもんだ。ガー…
>>続きを読む『ナイン・マンス』『マリとユリ』に続く、リリ・モノリとヤン・ノヴィツキの夫婦役はもはや名人級。
若きイザベル・ユペールいまと変わらず綺麗。
欲を言えば、子供が生まれてからのスィルヴィアとイレーンのド…
1936年、裕福な暮らしを送るスィルビア(モノノ・リリ)は不妊症に悩んでいるが、老い先短い父は彼女に子供と家柄の存続を託し、静かに命を引き取る。彼女には貧乏な家柄の親友イレーン(イザベル・ユペール…
>>続きを読むMUBIで気になっていた監督の特集、はじめにこの作品からみたのちょっと失敗したかも。年代順にみたら感じるものが違いそうだー。それはさておきふたりの女とひとりの男。3人の関係が常にゆらゆらと残酷に形を…
>>続きを読む全てを手に入れ全てを失い「母」になる女の苛烈な物語。自らでは母にはなれず他人の身体を経由してその地位に辿り着く、混ざり合うアイデンティティは互いを侵食し合い最後には時代が彼女の味方となる。何もかもが…
>>続きを読む1936年ユダヤ人のイレーンは、裕福な友人で不妊に悩んでいるスィルヴィアから、自分の代わりに夫との間に子どもを作ってほしいと頼まれる。
イレーンを演じた27歳のイザベル・ユペール。まぁ美しい。可憐。…
1936年、不妊症に悩む資産家の娘は、若い友人に代理母を依頼する……。ナチズムが蠢く時代の数奇な三角関係の物語。
自身が発案した計画がうまく進むに連れて、情緒不安定になっていく妻の姿が丁寧に映されて…
© National Film Institute Hungary - Film Archive