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マイデゴル
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『マイデゴル』に投稿された感想・評価

たむ
3.5
東京国際映画祭の新部門からイラン映画を鑑賞です。
イラン映画だと、フィルメックスかと思いましたが、こちらでも上映で、抑圧された中での青春映画です。
格闘家を目指す少女を主人公に、戦争から帰ってきた父親の暴力や弟たちの面倒を見ながら、目標に向かう姿が描かれます。
日本映画やアメリカ映画のような爽やかさとは違う、砂漠のかわいた環境での葛藤は、ティーンエイジャーの物語と一括りには出来ないものがあります。
上映時間も短い無駄のない構成は良かったですね。
肉鹿
3.7
イランに暮らす18歳のアフガニスタン人少女の夢はムエタイ選手として世界大会に出場すること。しかし社会や宗教観に押し潰されるが、立ち向かう姿を描くドキュメンタリー。

TIFFにて~。
尊厳を踏み躙るほど過酷な環境に言葉を失っちゃうけど、この女の子がDIESELのリュック(たぶん偽物)を使ってて親近感がちょっと湧く。DIESELは身につけると強くなった気になるからね!

そんな強さを渇望する気持ちは痛いほど伝わってきて、何度となく映される真っ暗な夜道を懐中電灯の灯りを頼りに帰るシーンが印象的で、それはまるで真っ暗な未来を前進してるのか後退してるのか不安になる彼女の行く末と重なっていくよう。
そして必ず道に野犬がうじゃうじゃいるというのも単純に恐怖!
野犬の断末魔のような鳴き声を聞きながら帰るとか、噛まれたら狂犬病で終わりだよ😭

あと終わってるのは国家の適当さで、自分を含めた親族の誕生日がみんな元旦というのが闇の深さを存分に感じれてた。
そのせいもあり出生を証明できないのが辛い😭

「自殺すればすべて解決するけどね」て冗談混じりに笑い合う様子もあるほど個人の力じゃどうしようもない現実に、この映画が投じた小石の波紋が大きく広がり運命が大きく変わる瞬間が訪れて欲しいと願いたくなりました。
3.5
【ここから逃げるために私は蹴る、殴る】
第37回東京国際映画祭ウィメンズ・エンパワーメントにて上映されるドキュメンタリー映画『マイデゴル』を観た。”Maydegol”とは「折れた花」を意味する言葉なんだとか。これが強烈な一本であった。

「ねぇ、お願い私を雇って」

19歳の女性が閉ざされた門を執拗に叩く。やがて、門をよじ登り工場長に直談判する。この気性の荒い女性はすでにいくつか仕事を抱えており、映画は彼女の忙しなく動く様をダルデンヌ兄弟さながらのタッチで描き出す。仕事が終われば、彼女はムエタイの練習をする。アフガニスタンから難民としてイランへ渡った彼女は、難民としての居場所のなさを吐き出すように脚や拳に力を込める。

映画は突如、黒画面となる。

そこにはおそらく彼女の声だろう悲鳴と、鈍い音が響き渡る。彼女はDV父親の暴力に晒されていることが分かり、ムエタイの試合で優勝することは難民としての居場所のなさから自由になる以上の役割を担っていることが分かる。目標はあるしかし先が見えない。そんな行き場のなさが、友人と一緒に投げる石に象徴されるのだ。

ダンスが禁じられたイランにおける舞踊史を貴重なフィルム映像と併せて描き出した『1001 Nights Apart』のサルヴェナズ・アラムベイギが捉えるパワフルなノンフィクション。王道なタッチながらも、主人公の心理を体現したような編集の鋭さに唸るものがあった。

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