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彼のイメージ
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『彼のイメージ』に投稿された感想・評価

1.5
【コルシカの青春を取り巻く社会の旋風】【東京国際映画祭】
■あらすじ
映画は、コルシカ島の地方紙で働く写真家のアントニアが交通事故で死亡し、その葬儀のために家族や友人たちが集まる場面から始まる。
そして、アントニアが18歳だった1980年に遡り、そこからの20年あまりの彼女の人生が描かれる。
写真を撮るのが好きなアントニアは、コルシカ独立運動に身を投じているパスカルと恋愛関係になり、同じように政治活動を行っている若者たちと知り合う。
やがて、彼らが所属する「コルシカ民族解放戦線」の活動は過激化し、パスカルは投獄と釈放を繰り返すようになる…。

ジェローム・フェラーリの小説に基づき、個人のエピソードをモザイク状に構成し、その背景にコルシカの社会状況のうねりを描く構成が見事。

■みどころ
Not for me.
率直に言ってつまらなかったです。

アントニアの18歳から事故で亡くなるまでの20年間を追ったお話。
アントニアはカメラで撮影する事が好きで、日常生活だけでなく恋人パスカルが所属する「コルシカ民族解放戦線」の様子であったり彼女が就職した地元の新聞社での撮影も行う。
その中で恋人パスカルが投獄されたり家族に戦地と化してる場所に行くのも危ないからやめろと説得され彼女は葛藤していく…

歴史の変遷を日常・青春の中で撮影(shoot)していく映画なのだが、本作のつまらない所以は大量のモノローグと変遷の中で特にカメラを撮影する行為に対して軸・カタルシスが存在しない所にあると思う。
カメラで撮影する行為自体は終盤になって明かされるが、アントニアが交通事故で亡くなる理由も含めて取って付けたような理由にしか感じ取れず。
青春を謳歌して自分らの"正義"に酔ってるだけにしか思えなかった。百歩譲って交通事故で亡くなる理由はこれまでの人生に対する内省(もしくは単に結婚式打ち上げでの飲酒運転説)とも読めなくもないが、カメラ撮影した事で何かストーリーが存在しているか?というのはほぼないように思える。

全体的に映画の構成も写真を撮るのをコンセプトにしているのかコマ送り+モノローグで語られる事が多いが、余計に本作のチープさ・間延びしている感を助長していて好きになれず。
てか半裸のパスカルを撮り続けるアントニアのシーン、アレ絶対尺稼ぎでしょ。映画仲間によると助成金の関係で映画の尺が決まっているらしく、それの為に水増ししているんじゃないか?な話が出てきてそうゆうこずるさもあると言われても仕方ない出来なのかなぁと思いました。
コルシカの歴史をほんの少しだけ知った気分にはなる
[] 10点

ティエリー・ド・ペレッティ長編四作目。ジェローム・フェラーリによる同名小説の映画化作品。コルシカ島で写真家として働くアントニアが自動車事故で死亡し、かつての仲間たちが葬儀に集まった…という冒頭がマジで謎なまま、物語は約20年前の1979年夏、18歳のアントニアが写真と出会い、パスカルという年上のテロリストと恋に落ちた時期に移る。テロ攻撃→逮捕→釈放という離別と再会を繰り返しながら、アントニアはパスカルやその仲間たちを献身的に支えているが、いかんせん目線が20年後のシモンに固定されているせいか恋愛にもイデオロギーにもパッションが欠如しており、当時の彼らが一体何を思って動いていたのかが全く魅力的に映っていないという致命的な問題を抱えている。過剰なナレーションが小説の行間を説明しているようでもあり、映像はただ文字情報を補完するだけにも見えてしまった。中盤では傷心のアントニアが自分探しのためにユーゴ内戦の安全圏を社会科見学するというクソ展開も登場して更にゲンナリ。自分探しをする傷心白人はアフリカかアジアに行くと決まってたはずが、ここでユーゴも入ってきてしまった。そういえば『英雄は死なない』とかいうクソ映画もそんな感じだった気がしてきた。終盤は内ゲバで組織が崩壊していく中で、ナレーション担当ニキが"俺達は一体何をやってるんだい?"というシーンがあり爆笑。分かってるならそんなこと言わせる前に自分で直してくれ。という感じで、最後の最後まで散漫で温度のない映画だった。一曲まるまる終わるまで無言で続く長回しとか上映時間の水増しにしか見えないし(『チャージマン研!』かな?)、車のトラッキングショットも最初のやつ以外は下手くそすぎて笑ってしまった。もうなんか褒められる要素がないんだが、どこにでも登場することで有名なアレクシス・マネンティが今回も登場しているってことだけでちょっと面白かったので10点差し上げます。

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