シシリアン・レターズを配信している動画配信サービス

『シシリアン・レターズ』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

シシリアン・レターズ
動画配信は2025年6月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

シシリアン・レターズの作品紹介

シシリアン・レターズのあらすじ

2000年代初頭のシチリア。マフィア絡みで数年間服役し、政治家としてのキャリアを失ったカテッロのもとに、情報機関から協力の依頼が舞い込む。それは、昔から知っている最後のマフィアの大ボスで逃亡中のマッテオを捕まえる手助けを求めるものだった。カテッロはこのチャンスを逃さず、再び表舞台に立とうと決意する。

原題
Iddu/Sicilian Letters
製作年
2024年
製作国
イタリアフランス
上映時間
131分
ジャンル
ドラマクライム

『シシリアン・レターズ』に投稿された感想・評価

Omizu
1.0
【第81回ヴェネツィア映画祭 コンペティション部門出品】
『シシリアン・ゴースト・ストーリー』ファビオ・グラッサドニア&アントニオ・ピアッツァ監督作品。ヴェネツィア映画祭コンペに出品された。

これはヒドい。話が全く整理されておらず、キャラクター造形も単純すぎる。現実と虚構が入り交じる構成は分かりづらさしか生んでいない。トニ・セルヴィッロとエリオ・ジェルマーノの演技が下手に見えるって相当だよ。

マフィア、捜査官、元校長という主に三つの立場から描かれるが、そのどれもが中途半端でありきたり。どれかの視点に絞って語った方がまとまりが出たと思う。

つまらなすぎて途中退席しようとまで思った。実際してもこの映画の印象は変わらなかったと思う。褒めるところが見つからないくらいに下手で不格好な映画。

『シシリアン・ゴースト・ストーリー』はよかったのにどうしてこうなってしまうのか。そもそもこういう硬派な話は向いていなかったんじゃないかなあ。

本当にヴェネツィアのコンペ?というくらいヒドい映画。Q&Aに付き合おうとするほどの気力がなくなってしまって落胆して帰った。
1.0
【暗躍に暗躍を重ねた文通バトル】【イタリア映画祭】
■あらすじ
シチリア出身のグラッサドニア&ピアッツァのコンビ(『シシリアン・ゴースト・ストーリー』)による3作目は、スター俳優T・セルヴィッロとE・ジェルマーノを主役に迎えた犯罪ドラマ。
2000年代初頭のシチリア。マフィア絡みで数年間服役し、政治家としてのキャリアを失ったカテッロのもとに、情報機関から協力の依頼が舞い込む。それは、昔から知っている最後のマフィアの大ボスで逃亡中のマッテオを捕まえる手助けを求めるものだった。カテッロはこのチャンスを逃さず、再び表舞台に立とうと決意する。ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門出品。

■みどころ
not for me.
あまりにもつまらないのと『シシリアン・ゴースト・ストーリー』のあの幻想的な映画と同じ手法を使っておいて、『シシリアン・ゴースト・ストーリー』から一変した鈍重で手垢にまみれた映画になっていることに怒りを覚えて途中退室してしまいました。

映画はマフィアの大ボスのマッテオが逃げ回る姿と、そのマフィアを捕まえるために文通によっておびき出そうとする元校長カテッロ・情報機関の2者のやり取りを中心に描く。
どんな手紙を送れば相手は興味持てるのか?というなんというかマッチングアプリでどうしたら女性に振り向いてくれるのか?と考える男性みたいな姿に草でしたが、そんな雰囲気がありつつもマフィアや捜査劇特有のドロドロしたグロテスクなギャップがあるのはイタリア映画らしいし、イタリア映画の暴力性とマッチングアプリのペルソナが混じって異様な雰囲気すらあった。
その雰囲気を現出したのは本作の評価点であると思うが、それがあるにも関わらず映画はマッテオの視点とカテッロの視点と情報機関の気の強い女性の3者の目線が目まぐるしく変わっていく。
これにより主題がぼやけてしまうだけでなく、人物の存在が記号として機能しちゃってまったく没入することが出来なかった。

それに加えてマッテオをおびきよせるためにホテルを建設する!な流れになっても『お前マフィア絡みでブラックリスト入りしてるわ』と出鼻を挫かれたり、肝心の手紙のやり取りも『カテッロの直感を信じろ』と直感頼みでマフィアに振り向かせようとするシーンもあってロジックのクソもないのも嫌いになる要因でした。

『シシリアン・ゴースト・ストーリー』にあった時制がズレたり、ズレた時制が重なって恋愛になる幻想さが好きだったのに本作ではその作劇が単に幼児性のあるおっさんの現実逃避にしか使ってなくてつまらない&ムカつくのダブルコンボで途中退室を決めてしまいました。

色々とガッカリする内容なのと、開会式の監督たちの一言でやたら監督が笑わせようとしてるのには内容の酷さを誤魔化して『コメディ娯楽作として見てね!』と言ってる現れなのかなとも思った。
なんでこれベネチアのコンペ入りしてるんですか?? 出身国補正だから?? 何これ??
[] 40点

2024年ヴェネツィア映画祭コンペ部門選出作品。ファビオ・グラッサドニア&アントニオ・ピアッツァ長編三作目。逃亡生活を続け、最後のゴッドファーザーと呼ばれたシシリアン・マフィアのボスであるマッテオ・メッシーナ・デナーロの物語を基に自由に脚色した一作。汚職などの罪で6年間のお務め帰りの"校長"ことカテッロは、名付け子であるマッテオ逮捕のために警察に協力することとなり、マッテオのアホな兄と凶悪な姉を通じて書簡交換を行う云々。唐突に脇道に逸れて小難しくてどうでもいい話を始めたり、急な夢オチ展開が挟まったりと脚本は混乱気味で、視点人物がカテッロとマッテオを行き来するのがそれを助長していて、ただ複雑なだけの映画が完成している。一応のテーマは父と子なので、色々なパターンの父と子が登場するが、どれもカテッロとマッテオの関係性を補強するには至らず、というかこの二人の関係性はそれ以外のどれよりも薄いので(ヤク運搬失敗ニキを射殺したマッテオがパッパの膝枕でクヨクヨするシーンが強烈すぎる)、ラストの展開が唐突に見える。結局は、"警察に弄ばれるマフィアかな"(友蔵心の俳句)という感じで、二人とも警察の掌の上でしょうもない化かし合いをしてただけなので、マッテオがカテッロにあっかんべーとやるラストが余計に滑稽に見える。途中から真剣に観るのやめたので最早面白かったまであるし、流石の開催国枠という感じで好感すらあった(褒めてはない)。

『シシリアン・レターズ』に似ている作品

盗まれたカラヴァッジョ

上映日:

2020年01月17日

製作国:

上映時間:

110分

ジャンル:

3.2

あらすじ

映画製作会社の秘書ヴァレリアは、人気脚本家アレッサンドロのゴーストライターでもある。ある時引退した捜査官と名乗るラックという謎の男が、1969年に世界を震撼させたマフィアによるカラヴァッジ…

>>続きを読む

スモーク・アンド・ミラーズ 1000の顔を持つスパイ

上映日:

2017年02月25日

製作国:

上映時間:

123分
3.2

あらすじ

かつてスペイン政府管轄の秘密組織に属し、世界を股にかけ暗躍してきた元スパイのパエサ。しかし、政府の裏切りにより私財を差し押さえられ、妻との関係も破綻し、国外生活を余儀なくされていた。やっと…

>>続きを読む

シシリアン・ゴースト・ストーリー

上映日:

2018年12月22日

製作国:

上映時間:

123分
3.6

あらすじ

美しい自然の残るシチリアの小さな村に住む13歳のルナは同級生のジュゼッペに思いを寄せていた。2人の仲が深まろうとする矢先に、ジュゼッペは突然姿を消してしまう。なぜか周囲の大人たちが口をつぐ…

>>続きを読む

ベルイマン島にて

上映日:

2022年04月22日

製作国:

上映時間:

113分

ジャンル:

3.6

あらすじ

アメリカからスウェーデンのフォーレ島にやってきた映画監督カップルのクリスとトニー。創作活動にも互いの関係にも停滞感を抱いていた二人は、敬愛するベルイマンが数々の傑作を撮ったこの島でひと夏暮…

>>続きを読む

あなたと過ごした日に

上映日:

2022年07月20日

製作国:

上映時間:

136分

ジャンル:

3.4

あらすじ

1970年代、麻薬カルテルが台頭するコロンビアの「メデジン」。自由を声高に謳う、医師である父の波乱の人生を描いた、真実から生まれた物語。 父と同じ名を持つエクトルは、5姉妹に囲まれた唯一の…

>>続きを読む