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さよならはスローボールで

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さよならはスローボールでの作品紹介

さよならはスローボールでのあらすじ

地元で長く愛されてきた野球場<ソルジャーズ・フィールド>は、中学校建設のためもうすぐ取り壊される。毎週末のように過ごしてきたこの球場に別れを告げるべく集まった草野球チームの面々。言葉にできない様々な思いを抱えながら、男たちは“最後の試合”を始める…。

さよならはスローボールでの監督

カーソン・ランド

原題
Eephus
公式サイト
https://transformer.co.jp/m/sayonaraslowball/
製作年
2024年
製作国・地域
アメリカフランス
上映時間
98分
ジャンル
ドラマコメディスポーツ
配給会社
トランスフォーマー

『さよならはスローボールで』に投稿された感想・評価

ぶみ
3.5
ビールがぬるくなっても、ボールが見えなくなっても。

カーソン・ランド監督、共同脚本、キース・ウィリアム・リチャーズ、ビル・“スペースマン”・リー等の共演によるアメリカ、フランス製作のドラマ。
取り壊しが決まった野球場で、最後の試合を行う人々の姿を描く。
草野球チームメンバーをリチャーズやリー等が演じているほか、スコアラーのフラニーをクリフ・ブレイク、ラジオアナウンサーの声としてフレデリック・ワイズマンが登場。
物語は、ラジオで野球場が校舎建設のため取り壊しとなる旨のニュースが流れる中、オープニングクレジットがスコアバックに表示されるという洒落た冒頭となっている。
以降、その野球場「ソルジャーズ・フィールド」で週末草野球を行ってきたチーム「アドラーズ・ペイント」と「リバードッグス」が最後の試合を行う様が中心となるのだが、あらすじはまさにこのとおりで、基本的にはオジサンたちが繰り広げる野球の試合を最初から最後まで延々と見せられるだけ。
その試合も、メンバーが一人来ずに危うく没収試合になるかもしれなかったことを筆頭に、酒を飲むピッチャーや途中で帰ってしまうエース、はたまた残業はしないという審判と、次から次へと草野球らしいエピソードが続出。
また、野球を扱った作品ではあるものの、バッティングや守備、作戦といった試合そのもののシーンはあまり直接的には描かれず、試合に臨む選手たちのどうでも良い会話や、観客等にスポットを当てており、この作風は、甲子園で高校野球を観戦する高校生を中心に描いた城定秀夫監督『アルプススタンドのはしの方』に通ずるものを何となく感じたところ。
何より、前述のように甲子園やプロ野球のように、通常なら観客の声や応援音でかき消されるであろう打球音や選手の足音はもとより、球場の外を走るクルマや列車の走行音、時刻を知らせる鐘の音等、生活音が常に流れていたのは日常感を演出するには十分だった次第。
日が暮れてくるにつれ、ここで行う試合が最後になるであろうことを、誰も言葉には出さないものの、それをそこはかとなく感じつつある選手たちの一挙手一投足にいつの間にか目が離せなくなったとともに、日本ではあまり耳にしない単語で、原題である『Eephes』(イーファス)=「山なりの超スローボール」のように、そればっかりでは打たれてしまうかもしれないが、明日はあるし、そんなに生き急がなくても良いじゃないかと現代社会に突きつけてきたような気にさせられた一作。

俺の医者通いこそ、まさに闘いだ。
4.0
秋に相応しいインディ野球映画!!🍁⚾️

「ユニフォームが汚れなければ、意味がない」

長年愛されてきた野球場が学校の建設のため、取り壊されてしまい、その球場での最後の試合をプレイする中年のおじさん達!

”終わりゆく中年の青春をユーモアと哀愁たっぷりに描いた野球映画⚾️“

本作は凄く気楽な作品になってるけど、底流にある憂も感じ取れる作品になてて、それは観てる我々だけで無く、映画のキャラクター達も感じている。

その悲しさとの向き合い方はキャラクターそれぞれ違って、何かドラマチックな展開があるわけでも無く、人間が人間らしい感情と向き合ってるのを観るような作品。その点でリチャード・リンクレイター監督のようなだった!彼の映画も“時の流れ”のテーマについての作品は多く、過去や将来よりも、今を楽しむ、今を大事にするっていうテーマだった!

時の流れは日中から夜へと自然に切り替わる所で見られるし、途中で鐘が鳴る音も映画に含まれてる所から時間が経ってるが伝わった!

原題は『Eephus』っていうタイトルで、これはボールの投げ方の技の一つであり、意味はスローボール。投げるボールのスピードは非常に遅く、これも映画のテーマを象徴する言葉で、なかなか面白い映画タイトルだな〜と感じたw

そして行われる野球の試合は特にリーグ戦や、何かの決勝戦でも無く、観客もほぼ空っぽだから、意味のない試合に思いがちだけど、あのフィールドに立ってる人たちにとってはとても大事な一戦である。

1人の主人公はいないし、舞台は全てこの野球場で行われるから、劇のようなストーリーであった。

スコアを記録するフラニーが可愛かったw

映画観ながらとても楽しい時間を過ごす事が出来た!控えめな作品だったけど、掘り下げるほどに味わいのある物でもあると思い、俺はとても好きな映画でした!

観た後の帰りは、ビートルズの『イン・マイ・ライフ』を聴きながら帰って、曲の歌詞が映画と凄いマッチしてると思った!














〜〜この先ネタバレ‼️‼️〜〜














最後の試合であるため、きちんと決着のつく終わり方を全員は望んでいるけど、みんな上手い野球選手では無いから、試合は延長し、暗くなっていと連れに、みんながだんだんイライラしていく所が好きだった!

「最後の試合なんだから!」と序盤で怒ってた人は徐々に「もう帰りたい」「帰ってビール飲みたい」と態度が変わっていくwww
【グダグダの草野球を映画として切り取る意味、映画愛の深さが問われる作品。「終わりなき日常を生きろ」】:
オジサンたちが集まってダラダラ、グダグダと草野球で戯れる作品。
約100分の尺のどこにも山も谷もなく、そして事件も起きない。
これまで何度も対戦を重ねた田舎の球場が
今日を最後にクローズしてしまうことが、ほぼ唯一のドラマである。
投手も打者も守備も走塁も審判も記録係もまったくもってストイックではない。
この試合に参加する選手はいずれも勝ち負けや記録に興味はなさそうだし、
本当に野球が好きなのかもわからないくらいのグダグダ感。
いったい何を、何のためにやっているの?という言葉が何度も思い浮かぶ。
ただし、ストイックさはなくても彼らなりのこだわりと、
その「こだわり」に対する真剣さは感じさせる。

そもそもこの球場での草野球の試合は、
彼らにとって「非日常」の場であるはずだ。
ハレの日でなくても「プチハレの日」くらいか。
わざわざ休日に、多人数で集まってくるのだからね。

しかし、その「非日常」がこれだけ「ダラダラ、グダグダ」しているのであれば、
すなわち、この空気感、低温度低刺激の「非日常」ですら輝き、リフレッシュしてしまう、彼らがそれぞれ生きている「日常」はどれだけ凡庸で退屈なものだろうか。
作中では明示的には描かれない、「日常」や「人生」が逆に鮮烈に浮かび上がってくる。
(実際に本作でも「日常」を感じさせる描写はわずかにあるものの、
いかんせん草野球ということもあって参加人数が多く、それぞれが抱える日常が丁寧に描かれるわけではない)

すなわち、映画として切り取り、光を当てたはずの「非日常」が、
一般的にはまったくもってドラマチックではないという事実が、
そこから反転して彼らの「日常」のあり方をむしろ雄弁に浮かび上がらせる。
あくまでも映画は「非日常」を映すが、実は観客に「日常」を見せる。
そこに本作の逆説的な輝きがある。
このように映画という表現方法をメタ的に受け取って初めてこの作品のメッセージを受け取ることができるのだ。

さて、本作は原題通り、イーファスとすべきだったと思う。
本来、イーファスは非常に高度な投球術であり、真剣勝負において極めて有効であり、
必ずしもスローボールと同義ではない。
確かに投じられるボールそのものは遅くて、ダラダラ、グダグダしているように見えるし、
相手打者どころか相手チームすらも愚弄しているように見えるが、
しかし、プロの投じるイーファスはそうではない。
投げる方も胆力と一定以上の技術の習熟が必要なのだ。
この作品で投じられるボールがイーファスなのか、
「結果としてイーファスに見える」のかはわからない。
しかし、それで空振りやアウトが取れたのであれば良いのではないか。
この点、本作に何度も登場する「結果としてイーファスに見える」ボールの連続が、
「ダラダラ、グダグダした非日常」を象徴しているように思う。
それがある種の形容矛盾を含んだものとしても。

まさに社会学者・宮台真司が喝破した「終わりなき日常を生きろ」そのもので、
その知恵の具体的なあり方の1つを見せられたような気がする。
宮台がこの「終わりなき日常を生きろ」の文脈で多用した「まったり」の意味がよくわかる。彼らは「ダラダラ、グダグダ」しているのではなく、「まったり」しているのだ。

「アメリカの、野球の、試合」という、
ある意味マチスモの象徴とも言える場であっても
上手くなりたいとか勝ちたいとか
そういうわかりやすくてマッチョなモチベーションはまったくなく、
ただただ集まって戯れていること、それ自体が目的で、
その低温度低刺激の「非日常」だからこそ輝く「日常」があることは、
何となく理解できるようになったのは、私も年を取ったからだろう。
それが「ここではない、どこか」であったとしても。
映画はそのような想像力と共感を与えてくれる。
本作について、私は出会って良かった作品だと心の底から思った。

PS/本作のような「オジサンの草野球」的な場や機会の後に「安い、場末の、街中華」でやる発泡酒やハイボールほど最高の「非日常」はないのだろう。まさに「終わりなき日常」を生き抜くために。

PS2/本作が「今ここ」において必要とされる理由にもなるが、本作に登場するオジサンとは逆の方向感で「日常」の退屈さを表出する行為として「ネット右翼」「ヘイト活動」があるのだろう。リアルなコミュニティ、人間関係からの疎外がネットでの過激さ雄弁さに繋がっているとするならば、そしてそれによって実際に誹謗中傷などで傷つく人がいて、外国人差別や暴力を含む社会問題に繋がっているのであれば、本作のオジサンの方がいくらか健全で健康的ではないかと思わされる。

PS3/居合道や剣道を始めとする武道では残心が重視される。すなわち、「打つ」「斬る」行為そのものも重要だが、その前後、特に「打った後」「斬った後」の心身のあり方を重視する。そこがスポーツや格闘技と武道を分ける重要なポイントとなる。これもまた攻撃という行為の前後の心身のあり方こそを重視することを通し、逆説的に「攻撃の目的と意味」を明確にし、深みを与える手法であり、ある種の哲学ではないかと思うが、本作の「映画は「非日常」を映すが、実は観客に「日常」を見せる」という姿勢に武道まで読み込もうとするのは若干やりすぎたかもしれない。

『さよならはスローボールで』に似ている作品

フォー・レター・ワーズ

上映日:

2025年07月04日

製作国・地域:

上映時間:

82分

ジャンル:

配給:

  • マーメイドフィルム
  • コピアポア・フィルム
3.3

あらすじ

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上映日:

2024年07月27日

製作国・地域:

上映時間:

97分
4.0

あらすじ

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