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ヴァラエティ
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目次

ヴァラエティの作品紹介

ヴァラエティのあらすじ

ニューヨーク、タイムズ・スクエア近くのポルノ映画館「Variety」。チケットを売る女性クリスティーン(サンディ・マクロード)は、ある日一人の男性客と言葉を交わす。以来、彼女はその男を追いかけるようになる…。アルフレッド・ヒッチコック『めまい』(1958)に想を得た物語。 脚本は実験的な小説家のキャシー・アッカー(『血みどろ贓物ハイスクール』)が担当。 撮影をジム・ジャームッシュ監督『ストレンジャー・ザン・パラダイス』(1984)などで知られるトム・ディチロ。 写真家のナン・ゴールディン、ウィル・パットン(『ミナリ』)、ルイス・ガスマン(『ブギーナイツ』1997)、ジョン・ウォーターズ作品常連のクッキー・ミューラーらが出演。 そして、音楽を当時「ラウンジ・リザーズ」で活動していたジョン・ルーリーが担当している。ニューヨークのアンダーグラウンドなアートシーンから生まれた、ゴードンの代表作。

ヴァラエティの監督

ベット・ゴードン

原題
Variety
公式サイト
https://punkte00.com/gordon-newyork/
製作年
1983年
製作国
アメリカ
上映時間
100分
配給会社
プンクテ

『ヴァラエティ』に投稿された感想・評価

ベット・ゴードン エンプティ ニューヨーク ①
ニューヨーク、タイムズ・スクエアの近くにあるポルノ映画館「ヴァラエティ」でチケットを売る女性クリスティーン。ある日、1人の男性客と言葉を交わした彼女は、それ以来その男性を追いかけるようになる…
「クルージング」鑑賞の際、予告編で流れていて、70〜80年代のアメリカの雰囲気を味わいたくて鑑賞。
“ポルノ”に象徴される“男性的”な空間に敢えて女性が侵入していく、とにかく挑戦的なフェニミズム映画。
ポルノ映画館「VARIETY PHOTOPLAYS」をはじめとする70〜80年代の汚ったない猥雑なニューヨークの街並みの切り取り方がとにかく素晴らしくて、まさに「タクシードライバー」や「クルージング」と地続きな光景。
そんなマンハッタンで繰り広げられる“官能小説”ポエトリーリーディングが、その内容共々相当に強烈。でも、その語感やリズムが妙にクセになる。
当時のニューヨークの眩いネオンの光と通りの闇、そこに漂う猥雑さを映し出した記録であり記憶。
4.4
【現代に向けたメッセージ③】

※日本劇場初公開 ベット・ゴードン三部作③

フェミニズムが強調されがちだが、この映画「ヴァラエティ」については、ちょっと視点を変えているのではないかと感じた。

ヒチコックの「めまい」に着想を得たという点は分かるが、一部には女性が男性しか立ち寄らない映画ヴァラエティに関わり、男性の観客に興味を抱くことによって、女性が男性の一部を侵食しているという見方があるのに対し、僕はいつの間にか従来の男性社会の中に女性が取り込まれてしまっていくような感覚を覚えたのだ。

観る人によって感じ方は異なるのかもしれないが、現代でも父権主義や典型的な男性中心の権力構造を擁護する女性が多いことを考えると、単純な男性対女性の構図だけでは捉えられない、或いは、解決できないことがあるのだと示唆しているようにも思える。

現代の僕たちにも共通なところだ。

個人的に鋭い視点で社会を描いていたんじゃないかと考えた。
3.5
何となく気になっていたベット・ゴードン特集に行ってきた。彼女はアケルマンと同世代で交流もあったアメリカの映画監督で、本作は83年に制作された初長編作品だ。

ニューヨークに実在した映画館ヴァラエティが舞台になっている。主人公クリスティーンは不況で仕事がない中ポルノ映画館のチケット売りの仕事にありつく。そんな中、彼女を誘う中年男性ルイと野球観戦に行くが彼は急用で帰ってしまう。それをクリスティーンは追うがーー。

元にしたというヒッチコックの「めまい」を男女逆転させたかのようなストーリーで、ローラ・マルヴィのメイル・ゲイズを意識せずにはいられない。ただの反転ではなく、女性を見られる客体とする映画館という構造、そしてそこで働くクリスティーンは見る側として振る舞い始める、主体客体の関係が混ぜこぜになっていく。そして、クリスティーンは同時に見られる側にも変容していく。

そんな内容と呼応するような、まだ猥雑さの残るニューヨークのネオンなどの映像も凄かった。何度も登場するコーラの看板などと並列にポルノ映画館も映され、消費される商品としての見られる女性が強調される。明るいうちのビル街を固定で捉えたショットが印象に残った。灰色のビル群に緑の光が差し色になっていて綺麗だった。

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ジャンル:

配給:

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