海辺へ行く道を配信している動画配信サービス

『海辺へ行く道』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

海辺へ行く道

海辺へ行く道が配信されているサービス一覧

『海辺へ行く道』が配信されているサービスは見つかりませんでした。
代わりに『海辺へ行く道』を上映している映画館が見つかりました。
上映館
 - 70館
U-NEXTに入会して対象映画館のチケットをお得に入手する方法

U-NEXTに入会すると上映作品を映画館でお得に観れます。
TOHOシネマズ、イオンシネマ、109シネマズなど多くの映画館が対象になっています。

  • 無料トライアル登録特典
    31日間無料の初回登録で600ポイントがもらえます。
  • 映画チケット引き換えクーポン
    1枚1,500ポイントで映画チケットを発行できます。無料登録後に900ポイントを追加すれば、実質900円で映画を観ることができます。
  • 月額プラン会員特典
    次月以降は毎月1,200ポイントがもらえ、300ポイント追加で毎月1本映画を観ることができます。

海辺へ行く道が配信されていないサービス一覧

Prime Video
U-NEXT
DMM TV
Rakuten TV
FOD
TELASA
Lemino
ABEMA
dアニメストア
Hulu
Netflix
JAIHO
ザ・シネマメンバーズ
WOWOWオンデマンド
アニメタイムズ
Roadstead
J:COM STREAM
TSUTAYA DISCAS

海辺へ行く道の作品紹介

海辺へ行く道のあらすじ

アーティスト移住支援をうたう、とある海辺の街。のんきに暮らす 14 歳の美術部員・奏介(原田琥之佑)とその仲間たちは、夏休みにもかかわらず演劇部に依頼された絵を描いたり新聞部の取材を手伝ったりと毎日忙しい。街には何やらあやしげな“アーティスト”たちがウロウロ。そんな中、奏介たちにちょっと不思議な依頼が次々に飛び込んでくる。ものづくりに夢中で自由奔放な子供たちと、秘密と嘘ばかりの大人たち。果てなき想像力が乱反射する海辺で、すべての登場人物が愛おしく、優しさとユーモアに満ちた、ちょっとおかしな人生讃歌。

海辺へ行く道の監督

横浜聡子

原題
Seaside Serendipity
公式サイト
https://umibe-movie.jp/
製作年
2025年
製作国
日本
上映時間
140分
ジャンル
ドラマコメディ
配給会社
東京テアトル、ヨアケ

『海辺へ行く道』に投稿された感想・評価

ぶみ
3.5
人生は予測できない魔法で溢れている。

三好銀による漫画『海辺へ行く道』シリーズを原作として、横浜聡子監督、脚本、原田琥之佑主演により映像化したドラマ。
中学校の美術部員のもとに、大人たちから不思議な依頼が次々と舞い込んでくる姿を描く。
原作は未読。
主人公となる中学二年生の美術部員・南奏介を原田、奏介の先輩・梨本テルオを蒼井旬、後輩の立花良一を中須翔真、新聞部員の平井ほのかを山﨑七海、テルオの妹・加奈を新津ちせ、奏介の親戚・寿美子を麻生久美子、不動産屋社員を剛力彩芽が演じているほか、高良健吾、唐田えりか、菅原小春、諏訪敦彦、村上淳、宮藤官九郎等が登場。
物語は、坂道に猫が歩き、その向こうに海が見えるという抜群のロケーションでスタート、かつ正方形に近い画角のせいか、ノスタルジーを感じさせる映像となっており、その独特の世界観は雰囲気抜群。
以降、アーティスト移住支援を推進する海辺の街において、夏休みを堪能する南等中学生と、そこにやってくる大人たちとの交流が描かれるのだが、まあ大人たちが変な人ばかりであり、南に舞い込んでくる依頼も一筋縄ではいかないもののオンパレード。
街自体も、なかなか不思議な雰囲気で、笑ってはいけない盆踊りである静か踊りや、怪しげな野獣と、其処彼処に、おかしな仕掛けが施されているため、通常、田舎町の話を描くと、外から来る人を排除するような閉塞感たっぷりな空気が醸し出されるのだが、ここの街は一切そんなことはなく、むしろそれを逆手に取ったかのような面白さを感じたところ。
そして、物語自体は、『長いつばの女』『夏の終わりのミメーシス』『どこかへ穴でもできたのかい』の三部構成となっているが、オムニバスではなく、あくまでも南を中心としたエピソードを描く群像劇のような内容であり、吉岡睦雄や宇野翔平、坂井真紀といった、今や邦画には欠かせなくなってきた面々がチョイ役で登場していたのは見逃せないポイント。
クルマ好きの視点からすると、高良演じる刃物売りが乗るクルマが、今では殆ど見なくなってしまったウォークスルーバンであるトヨタ・デリボーイであったのには、何気に驚いたのと同時に、ナンバーが「1112」と、「いい一日」と読めたのにはニヤリとさせられた次第。
変な大人たちと、それを真正面から受けつつも、柳のように軽やかに受け流していく中学生との対比が素晴らしく、終始漂うシュールかつコミカルな雰囲気が、夏の終わりに観るにはピッタリの癒し系な作風であったとともに、エンドロールのクレジットにあった松山ケンイチと駒井蓮は、振り返ればきっとあの声だったのかなと感じた一作。

静かに静かに、それでも賑やかに。
【アートへ行く道】

原作は、三好銀の同名漫画シリーズ。
子どもたちがイキイキと生き、大人たちはイロイロ抱えています。
アート・演劇・新聞作りに青臭く没頭する子供たちに対して、大人たちはどこか胡散臭い。

そんな芸術が身近にある海辺の街(ロケ地は小豆島)でのカオスな夏を描きつつ、アートの存在価値を問う映画です。
「ものづくりってのは本来、肩書のためだったり、誰かに認められるためにやるもんじゃないの。
ただ、やりたいからやるの。
つまり、あらゆる芸術家は自称であるべきなの。
自称芸術家でいいんだ」
という姿勢が潔い。

映画を含む芸術作品、もの作りの純粋性を信じたくなります。
この映画を観る前と観た後ではアートの捉え方が変わりそう。
きっと、カナリア笛を吹いて音が出るようになれます。
この映画は、アートへ行く道に繋がっています。

<横浜聡子監督舞台挨拶付上映@シネリーブル神戸>
・美術商A氏役の諏訪敦彦監督にはアドリブでしゃべって頂いた。
「この作品には対話があるんだよ」は素晴らしい言葉。
 今日は皆さんと対話する良い機会にしたい。

・カナリアの笛を吹いてきれいな音が出ればその人は本物の芸術家。
という原作通りの設定で、奏介だけが音が出ることにしていたが、
プロデユーサーから「話がまとまり過ぎ」と指摘され、
あの終盤のところを脚本に加えた。
笛自体は変わらないが、人の内面の変化が影響すると解釈してほしい。

・子供の頃は純粋にアート作品に接することができるが、
目的主義・タイパなどに重きを置く大人になると変わってしまう。
ユーロスペースのガラガラの客席でベルイマンの「ベルソナ」を観た時に、
映画は永遠になくならないという確信が私の中で起こった。
だから、アートとは向こうから来るものだと思う。

・小津監督作品では子供たちも脚本通りのセリフを話しているのでしょう。
 当時と現在とでは子役たちの背景・力量も変わっている。
今回、子供たちにはセリフを脚本のまま言わなくていいよって言いました。
 現代の子供たちっぽさのままを出したかった。

・大人の俳優たちは経験豊富な方ばかりで、
 それぞれの引き出しを持っていらっしゃる。
 自分の想定を超えるものが出てくる楽しさを味わった。
 もちろん違うと思った時は、別の引き出しをお願いした。

・小豆島で約1カ月ロケしました。
撮影前に土庄八幡神社でお祓いをした。
原田くんの乗っている船の到着が遅れて、
大勢の大人で待つことになり、汗臭いにおいが充満してきた。
そこへ、当時13歳の原田くんがやってきて、ふっと雰囲気が変わった。
赤ちゃんの匂い、ミルクの香りがした。
でも、最近の原田くんからその匂いはしなくなって、
大人になったんだなと思います。
3.8
 舞台は「アーティスト移住支援」を謳う海辺の街・小豆島。そこでのんきに暮らす14歳の美術部員・奏介(原田琥之佑)と仲間たちは、夏休みにもかかわらず、演劇部に依頼された絵を描いたり、新聞部の取材を手伝ったりと日々忙しい。街には何やら怪しげな「アーティスト」たちがウロつき始める。そんななか、奏介たちにちょっと不思議な依頼が次々と舞い込んでくる。自由奔放な子どもたちと、秘密と嘘にまみれた大人たち。包丁売りの高岡(高良健吾)と恋人ヨーコ(唐田えりか)、作品を作っている様子のないアーティスト岡野ケン(村上淳)、正体の読めない美術商A氏(諏訪敦彦)など、海の匂いのする大人たちが現れては去る。奏介は頼まれごとの名目で、彼らの小さな秘密に触れていくのだ。今作は瀬戸内の海辺の町で過ごす、14歳の美術部員・南奏介のひと夏の思い出を、小さな依頼や出会いの連鎖として綴る群像劇である。章立てには明確な一本筋よりも、子どもたちと訳ありの大人とのアンサンブルと対話が並走し、独特のリズムを発する。

 一目見て明らかに横浜聡子ワールドだとわかるその確固たる世界観は問答無用に素晴らしい。三好銀の原作漫画の世界をいとも容易くPOPに昇華しているのだが、この世界観と物語構成で140分は流石に長い。美術部の先輩テルオ(蒼井旬)や後輩良一(中須翔真)、妹加奈(新津ちせ)らと町の依頼をこなすうち、床に描くトリック絵や人魚の模型づくりなど作ることで人を救ったり、逆に奇妙な大人に利用されたりもする。その倒錯した世界は原作由来の動機が映画の中で組み替えられているのだ。海辺でランチを売る静香(坂井真紀)の屋台には、いつも海から上がってくる五郎(宮藤官九郎)が通う。少年・少女とは10代の頃に許された記号的風景だが、ここには各世代の少年・少女とあえて明記したい大人になれない子供じみた大人が次々に子供たちの触媒としてしゃしゃり出て来る。横浜聡子の演出は登場人物たちのその姿にあえて良いとも悪いとも線引きをしない。遠くから突き放す。あのアパートの大きな穴は子供じみた大人がもれなく持っているだろう何かしらの欠損で、静か踊りの情緒は今作のラストに相応しい。だが改めて言うがこの内容で140分は流石に長い。

『海辺へ行く道』に似ている作品

まる

上映日:

2024年10月18日

製作国:

上映時間:

117分

ジャンル:

配給:

  • アスミック・エース
3.4

あらすじ

美⼤卒だがアートで⾝を⽴てられず、⼈気現代美術家のアシスタントをしている男・沢⽥。独⽴する気配もなければ、そんな気⼒さえも失って、⾔われたことを淡々とこなすことに慣れてしまっている。ある⽇…

>>続きを読む

お嬢ちゃん

上映日:

2019年09月28日

製作国:

上映時間:

130分
3.7

あらすじ

みのり 21歳。神奈川県鎌倉市で暮らすみのりは、観光客が立ち寄る小さな甘味処でアルバイトをして生活している。一見普通の女性に見えるが、どこか違う。普通って何なのか。みのりは他の女性と何が違…

>>続きを読む

モリのいる場所

上映日:

2018年05月19日

製作国:

上映時間:

99分

ジャンル:

3.7

あらすじ

自宅の庭には草木が生い茂り、たくさんの虫や猫など、守一の描く絵のモデルとなる生き物たちが住み着いている。守一は30年以上、じっとその庭の生命たちを眺めるのを日課にしていた。普段、守一は妻の…

>>続きを読む

藍色少年少女~Indigo Children~

上映日:

2019年07月26日

製作国:

上映時間:

130分
3.6

あらすじ

いつもと違う夏。 外で遊ぶ事を抑制されて生活している福島の子どもたちを、「保養活動」として招き入れる自然豊かな町で、少年テツオは元気に暮らしていた。ある日、福島の子どもたちに演劇を披露す…

>>続きを読む

ロビンソンの庭

製作国:

上映時間:

119分

ジャンル:

3.7

あらすじ

クミは漂流者たちの吹きだまりのような外国人ハウスに住み、日銭を稼ぐ日々を送っていた。ある日、緑の覆い茂る廃墟に迷い込んだクミは、奇妙な懐かしさを覚え、そこに移り住む。昼は畑を耕し、夜は星を…

>>続きを読む

関連記事

【発表】初日満足度ランキング!1位は映画『海辺へ行く道』