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パリ1900年
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『パリ1900年』に投稿された感想・評価

煙
3.9
リュシアン・ギトリ、オーギュスト・ルノアールがいた!
arch
4.2
1900年のパリ万博から1914年の第一次世界大戦までのパリを、当時の多くのフッテージのモンタージュで追っていくドキュメンタリー。
ニコール・ヴェドレスとアラン・レネが1年半掛けて7000本以上のフッテージを集め、ミリアムが編集し、ヴェドレスの詩的なナレーションを書き、クロード・ドーファンが読み上げていく。
記録的価値の少ない映像群に、そういった意味付けしていくプロセスのおかげで、ベルエポックの終焉とWWⅠの始まりと予感が見事に描かれていて素晴らしかった。

道には馬車と車が混在し、皆カメラに興味津々。女性解放運動が盛んとなり、スポーツウーマンと呼ばれる活発な女性像が立ち上がり、ファッションの変遷が窺える。
特に「バスティーユ同様にコルセットを破壊せよ」という標語はその語感から印象深いシーンだった。

しかし、フランツ・ライヒェルトのエッフェル塔からの飛び降り事故から一転し、映像群には右翼政治家による戦争称揚や軍拡の雰囲気が漂う。街中を隊列を組んで歩く若い兵士たちの表情は、『彼らは生きていた』で見た不安の感じられない素朴な顔の数々だった。
最後の列車シーンは、まさにホロコーストを彷彿とさせ、監督の両親の境遇とオーバーラップを感じさせる。

この映画は47年公開以来55年まで上映されていたらしく、皆、この時代の「もしかしたら」に感心があったのかと思うとやるせなくなる。
映像の世紀第1集すぎる

アフタートークで特に印象に残った3点↓
①女性:前半に女性の風俗を多く紹介していたのは女性監督ならではの感性なのかと単純に思っていたけど、戦争に向かっていくにつれその社会の映像の中心が男性に寄ってしまうために前半に女性を特集してバランスをとった、ということらしい。
②飛行に失敗した男:本当は平和主義の議員が右翼に殺害された映像を使いたかったけど見つけられず、代わりにこの映像を使ったとのこと。つまり、ベルエポックから戦争の時代へと移り変わる転換点に暗い死のイメージとして利用したそう。映像の世紀ではどうだったっけ?
③列車:ラストの兵士がすし詰めになって運ばれていく列車のイメージは、戦後間もない上映当時の人たちにとって、ナチスによる強制収容所への移送を想起させるらしい。これは解説してもらわないと全く気づかない視点で興味深かった。ゴダール始め他の映像作家の作品でも見てとれるそうなのでこれから注目してみたい。

威勢よく煽動する政治家たちによって平和な社会が崩されていく様が、もうまさに今のこの社会と全く同じじゃないかと、暗澹たる気持ちになってしまった。
Twitterで「政治に熱狂はいらない」という投稿があったけど本当にその通りで、人々を煽動するような人が当選するなら地道に実績を積んできた与党の人の方がうんとマシだと思い、(もうこんなこと今回限りであってくれ)と思いながら苦渋の投票行動をして、この映画を見てまた暗い気持ちになり、帰って開票速報を見て心底落胆した、そんな一日だった。

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