【千年王国論】
『自転車泥棒』であまりにも悲惨なイタリアの戦後をリアルな映像で綴ったデ・シーカ監督がファンタジー映画に初挑戦。本作の独創性が認められカンヌでパルムドールを見事受賞。
やはり悲惨な…
ビットリオ・デ・シーカの童話の様な不思議な作品。
キャベツ畑で拾われた主人公は愛情深い老婆に育てられ、彼も愛情深い青年になるが…。
デ・シーカの作品はこの後の「ウンベルト・D」もそうだけど、都市…
デ・シーカってファンタジー監督だったのか!
キャベツ畑で拾われた赤ちゃんトト。
拾ったおばさんがすげー良い人で、トトが鍋吹きこぼして床に流れちゃったのを、川に見立てて小さな家や木々なんか並べて、世…
監督デシーカと脚本ザヴァッティーニという「自転車泥棒」のコンビで、本作も超好きな作品だった。戦後イタリアの貧しい市民の生活を描くネオリアリズモの流れにあるものの、ファンタジーの要素が強く混ざっていて…
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【ヴィットリオ・デ・シーカ】
英国映画協会「The 100 Greatest Films of All Time」「史上最高の映画100」(2022)
41位。自転車泥棒(1948, ヴィット…
「E.T.」に影響を与えたデ・シーカのファンタジーでキャプラが撮りそうな感じ。「ニューヨーク東8番街の奇跡」「メリー・ポピンズ」みたいなところも☂️
キャベツ畑に捨てられていた赤ん坊はチャーミング…