タイトルに反して意外と左右バランスの取れた内容、というか現代からするとこれでも右翼的に見えるだろう語り口だが、戦後の戦記映画は得てしてこんなもんである。
戦記映画としてもナレーションと記録映像主体な…
◎意外と真っ当?東京裁判Documentary Drama
1959年 新東宝 カラー 105分 シネマスコープ
*僅かにホワイトノイズ、コマ飛びあるか
タイトルにGHQが占領期の1952年まで…
東京裁判という重い題材ゆえか、新東宝作品にしてはわりかし変な脚色をせず真面目に映像化しておりオーソドックスな面白さのある作品に。でも大スターアラカン演じる東条英機を大石内蔵助のような英雄として描いた…
>>続きを読む太平洋戦争開戦から東京裁判が終わるまでのダイジェスト。
山下大将「イエスかノーか!」、マッカーサー「アイシャルリーターン」など、名場面を再現しつつ、基本はナレーションベースでさくさく進む。
後半一時…
前半はニュース映像を中心に太平洋戦争をざっとおさらい、後半は東條英機以下28人に対する二年間にわたった東京裁判の全容を駆け足に再現。
戦争に勝った戦勝国主導で敗戦国日本の戦争責任を裁く国際規模の裁…