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無名の人生の作品紹介

無名の人生のあらすじ

仙台の団地でひっそりと暮らす、いじめられっ⼦の主⼈公。 やがて彼は、ある転校⽣との出会いから⽗親の背中を追ってアイドルを夢⾒るように。そこから図らずも成り上がっていく主⼈公の美しくも悲哀に満ちた⼈⽣が、⾼齢ドライバーや芸能界の闇、若年層の不詳の死、戦争など、今まさに我々が直⾯する数々の問題を背景に描かれていく。「本当の名前を呼ばれることの無かった男」が最後に直⾯する、誰も⾒たことのない景⾊とはーーー。

無名の人生の監督

鈴木竜也

原題
公式サイト
https://mumei-no-jinsei.jp/
製作年
2024年
製作国
日本
上映時間
93分
ジャンル
アニメ
配給会社
ロックンロール・マウンテン

『無名の人生』に投稿された感想・評価

5.0
【人生100年/尊厳】

※ 先行上映・舞台挨拶

観た後に考させらる余韻の残る作品だった。舞台挨拶は監督とプロデューサーとの長い雑談を聞かされて、司会者は機能していないし、かなりひどかったけどね😁

お正月に、大学生の姪っ子と幼いころの記憶について話した。

僕はかなり幼児期の記憶が断片的ではあるものの残っているが、彼女には僕のような記憶は殆どないのだそうだ。

記憶力の良し悪しで判断しようとする人もいると思うが、僕は、現代は情報過多過ぎるからじゃないかと考えている。

”情報過多”で更に”過ぎる”のだ🤪

そして、”情報過多過ぎる”が故の、記憶として定着させるに役立つ、情報同士を結び付けて思考することが相対的に減ってしまって、更に過度に単純化して記憶をとどめるような感じになってしまってはいないか。

僕と僕の姪っ子の違いを、誰かが、記憶力の良し悪しだけで判断しようするのは単純化されたそれだ。

さて、映画のタイトルにある「無名」は逆説だ。

僕たちの名前はひとつと云いながらも、僕たちには幼児期の愛称やら、ニックネームやら、先輩や後輩からの呼称やら、更に、自分で決めたSNSのハンドルネームやら、恋人との内緒の呼び名や、家族からの呼び名まで様々名前を持っている。

そして、その時代や状況を反映した名前だったりすることは多いし、呼び名で思い出す時代や置かれた状況もある。

それは僕たちの記憶だ。

この「無名の人生」は、これまで僕たちがニュースなどで見聞きした辛い出来事を、その時々の主人公の呼び名と関連させ経験や記憶として見せているのだが、同時にそのとてもつらい出来事を追体験するようなストーリーでもある気がする。

しかし、映画では終盤に、きっと大好きだった育ての父親との再会を通じて、こうしたものも記憶や自分の人生を形作る大切なものなんじゃないかと示唆しているのではないのか。

垂れ流され溢れる情報を、僕たちは単なる情報として処理しているだけじゃないのか。真剣に考えて、辛さを理解し記憶にとどめ、それを役立てるようなことにつなげているか。自分の体験や記憶と照らし合わせて考えることが出来ているのか。

辛い出来事だけじゃないのだ。

こうして今までの人生はもとより人生100年の残りの人生を生きていくことが出来るんじゃないのか。

ハーバード大学のマイケル・サンデル教授が、大統領選挙を通じて広がったアメリカの分断について、経済状況や差別の有無などと関連付けて考えようとする人が多いなか、これは尊厳の問題じゃないかと言っていたのを思い出す。

例え有名じゃなくても人には尊厳がきっとある。
KUBO
4.0
今日は、映画『在りのままで進め』以来注目している鄭玲美さんが声優として出演しているアニメーション映画『無名の人生』舞台挨拶付先行上映に行ってきました。

まず、この鈴木竜也監督の個性に引き込まれる。なにかヨーロッパのアニメを見てるみたいだ。

ウェス・アンダーソンのような真正面or真横の構図。だが色合いは彩度が低く薄っすら色はあってもモノトーンに近い。

特に特徴的なのが、キャラクターが常に真正面を向き、表情の変化がほぼないこと。怒ったり、笑ったり、泣いたり、喜怒哀楽が絵的には全くなく、声優の声だけで芝居が進むのだが、これが妙な魅力を生み出していて不思議。

またストーリーでは、子供の頃「死神」と呼ばれていじめられていた少年が、アイドルを目指して芸能界入りするという序盤のストーリーが、途中からとんでもない奇想天外な展開を見せる。

ラストの章では、ビジュアルも突然モダンアートの中に入り込んだような世界になり、最後には人類の革新まで突き進むという、『2001年宇宙の旅』並にぶっ飛んだ作品になっている。

声優初挑戦の鄭玲美さんは、元々声に特徴のある女優さんなのだが、そのかわいい声がアニメーションにマッチしていて印象的だった。これから声のお仕事も増えていきそう。

本作はアヌシーにも出品されているそうだが、日本の商業アニメにはない、アート寄りの魅力あるアニメーション。

理解しようとすると破綻するかもしれないが、この摩訶不思議な世界を楽しめる人にはこの上ないご馳走。

私は大いなる可能性を感じた。

『無名の人生』は、5月16日(金)より、新宿武蔵野館ほか全国順次公開予定です。
3.9
 『無名の人生』というタイトルでポスター・ビジュアルを見てもいったい何の映画なのかさっぱりわからず。試しに観てみたらこれは凄かった。心底とち狂っていた。何と監督である鈴木竜也氏がアニメのイラストから作画から色彩設計からキャラクターデザインまで何から何まで自分でやっている。それに加えて編集も音楽にもクレジットされているから正気の沙汰ではない。元々はコロナ禍に遊びでGIF画像を作り、そこから独学でアニメーションを学んでいったというから凄い。どこかのスタジオに勤務したわけでもなく、誰かの助手として絵コンテを学んだわけでもない。数ヶ月前に『Flow』というラトビア映画があった。大規模なスタジオ作品では数百人が携わり、予算が数百億円とも言われるアニメーション制作において、全編がオープンソースソフトウェアBlenderで制作され、スタッフは50人以下、制作費は350万ユーロ(約5.5億円)という極めて現実的な価格で作られたが、蓋を開けてみればアカデミー賞の長編アニメーション賞を受賞する快挙となった。そこから照らすとこちらはスタッフは50人以下ではなく、ただ1人だから声優を除けばほとんどお金が掛からない。しかし鈴木竜也氏のクリエイティビティは当然後からしかお金など入って来ないから無給なのだが、一体どうやって今作の完成までこぎ着けたのか無性に興味が湧く。

 プロデューサーには傑作アニメ『音楽』の岩井澤健治氏が名を連ねている。同じアニメーターとしての仕事ぶりに「これを世に出さない手はない」と思ったかどうかは兎も角としても、こういうインディペンデントのクリエイターたちは互いが助け合わなければ未来はないという切実なリスペクトで成り立つ。しかし『無名の人生』というタイトルとは裏腹に、仙台の団地でひっそりと暮らす、いじめられっ⼦の主⼈公はいじめられっ子でありながら人々の羨望の的となる。クリエイターやパフォーマーは何かを生み出すまでに夥しい時間が流れる。それは助走期間と呼んで良い。飛行機の機体を上昇気流に乗せる為にはそれ相応の準備期間が無ければならない。いわゆるアクセルとブレーキを踏み間違えた問題に端を発する高齢者の交通事故により主人公(ACE COOL)は、小学校高学年で母性を奪われる。そこから彼の人生は大きく流転するが、キン(田中偉登)と繋がることで事なきを得る。そこから先は父のVHSの影響でアイドルへの道をひた走るのだが、昭和の芸能世界の流儀が待ち構える。今作の誕生の契機には⾼齢ドライバーの事故や芸能界の闇、若年層の自殺など現代的なテーゼが散りばめられる。ところが脚本を土台として用意しなかった物語はやや散文的で、物語を接着するモンタージュの効果も弱い。特に現代から未来へと向かう後半パートは難解なアートに突入する感はあるものの、これを1人で作り上げるとは恐れ入る。今作がCultと呼ばれる日もそう遠くないかもしれない。

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