無名の人生を配信している動画配信サービス

『無名の人生』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

無名の人生
動画配信は2025年6月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

無名の人生が配信されているサービス一覧

『無名の人生』が配信されているサービスは見つかりませんでした。
代わりに『無名の人生』を上映している映画館が見つかりました。
上映館
 - 8館
U-NEXTに入会して対象映画館のチケットをお得に入手する方法

U-NEXTに入会すると上映作品を映画館でお得に観れます。
TOHOシネマズ、イオンシネマ、109シネマズなど多くの映画館が対象になっています。

  • 無料トライアル登録特典
    31日間無料の初回登録で600ポイントがもらえます。
  • 映画チケット引き換えクーポン
    1枚1,500ポイントで映画チケットを発行できます。無料登録後に900ポイントを追加すれば、実質900円で映画を観ることができます。
  • 月額プラン会員特典
    次月以降は毎月1,200ポイントがもらえ、300ポイント追加で毎月1本映画を観ることができます。

無名の人生が配信されていないサービス一覧

Prime Video
U-NEXT
DMM TV
Rakuten TV
FOD
TELASA
Lemino
ABEMA
dアニメストア
Hulu
Netflix
JAIHO
ザ・シネマメンバーズ
WOWOWオンデマンド
アニメタイムズ
Roadstead
J:COM STREAM

無名の人生の作品紹介

無名の人生のあらすじ

仙台の団地でひっそりと暮らす、いじめられっ⼦の主⼈公。 やがて彼は、ある転校⽣との出会いから⽗親の背中を追ってアイドルを夢⾒るように。そこから図らずも成り上がっていく主⼈公の美しくも悲哀に満ちた⼈⽣が、⾼齢ドライバーや芸能界の闇、若年層の不詳の死、戦争など、今まさに我々が直⾯する数々の問題を背景に描かれていく。「本当の名前を呼ばれることの無かった男」が最後に直⾯する、誰も⾒たことのない景⾊とはーーー。

無名の人生の監督

鈴木竜也

原題
公式サイト
https://mumei-no-jinsei.jp/
製作年
2024年
製作国
日本
上映時間
93分
ジャンル
アニメ
配給会社
ロックンロール・マウンテン

『無名の人生』に投稿された感想・評価

【無限の感性】

個人制作による長編アニメーションの新たな傑作。
鈴木竜也監督の長編デビュー作であり、原案、作画監督、美術監督、色彩設計、キャラクターデザイン、音楽、編集のすべてを一人でこなしています。
仙台の実家にこもって、脚本やコンテを用意せずに、1年半描き進めていったとのことです。

チープさを感じさせない、絶妙な簡素さ。
無名の観客の想像を超えてくる、ストーリー展開の面白さ。
様々な社会問題を取り込んだ、そこはかとない現代性。
キューブリックやシュールレアリズムを思わせる、人生の哲学的旅路。

そこに無限の感性・独創性を垣間見ることができます。
そして、日本アニメ界の裾野の広さと将来性も感じます。
新たな才能との邂逅です。
5.0
【人生100年/尊厳】

※ 先行上映・舞台挨拶

観た後に考させらる余韻の残る作品だった。舞台挨拶は監督とプロデューサーとの長い雑談を聞かされて、司会者は機能していないし、かなりひどかったけどね😁

お正月に、大学生の姪っ子と幼いころの記憶について話した。

僕はかなり幼児期の記憶が断片的ではあるものの残っているが、彼女には僕のような記憶は殆どないのだそうだ。

記憶力の良し悪しで判断しようとする人もいると思うが、僕は、現代は情報過多過ぎるからじゃないかと考えている。

”情報過多”で更に”過ぎる”のだ🤪

そして、”情報過多過ぎる”が故の、記憶として定着させるに役立つ、情報同士を結び付けて思考することが相対的に減ってしまって、更に過度に単純化して記憶をとどめるような感じになってしまってはいないか。

僕と僕の姪っ子の違いを、誰かが、記憶力の良し悪しだけで判断しようするのは単純化されたそれだ。

さて、映画のタイトルにある「無名」は逆説だ。

僕たちの名前はひとつと云いながらも、僕たちには幼児期の愛称やら、ニックネームやら、先輩や後輩からの呼称やら、更に、自分で決めたSNSのハンドルネームやら、恋人との内緒の呼び名や、家族からの呼び名まで様々名前を持っている。

そして、その時代や状況を反映した名前だったりすることは多いし、呼び名で思い出す時代や置かれた状況もある。

それは僕たちの記憶だ。

この「無名の人生」は、これまで僕たちがニュースなどで見聞きした辛い出来事を、その時々の主人公の呼び名と関連させ経験や記憶として見せているのだが、同時にそのとてもつらい出来事を追体験するようなストーリーでもある気がする。

しかし、映画では終盤に、きっと大好きだった育ての父親との再会を通じて、こうしたものも記憶や自分の人生を形作る大切なものなんじゃないかと示唆しているのではないのか。

垂れ流され溢れる情報を、僕たちは単なる情報として処理しているだけじゃないのか。真剣に考えて、辛さを理解し記憶にとどめ、それを役立てるようなことにつなげているか。自分の体験や記憶と照らし合わせて考えることが出来ているのか。

辛い出来事だけじゃないのだ。

こうして今までの人生はもとより人生100年の残りの人生を生きていくことが出来るんじゃないのか。

ハーバード大学のマイケル・サンデル教授が、大統領選挙を通じて広がったアメリカの分断について、経済状況や差別の有無などと関連付けて考えようとする人が多いなか、これは尊厳の問題じゃないかと言っていたのを思い出す。

例え有名じゃなくても人には尊厳がきっとある。
3.9
 『無名の人生』というタイトルでポスター・ビジュアルを見てもいったい何の映画なのかさっぱりわからず。試しに観てみたらこれは凄かった。心底とち狂っていた。何と監督である鈴木竜也氏がアニメのイラストから作画から色彩設計からキャラクターデザインまで何から何まで自分でやっている。それに加えて編集も音楽にもクレジットされているから正気の沙汰ではない。元々はコロナ禍に遊びでGIF画像を作り、そこから独学でアニメーションを学んでいったというから凄い。どこかのスタジオに勤務したわけでもなく、誰かの助手として絵コンテを学んだわけでもない。数ヶ月前に『Flow』というラトビア映画があった。大規模なスタジオ作品では数百人が携わり、予算が数百億円とも言われるアニメーション制作において、全編がオープンソースソフトウェアBlenderで制作され、スタッフは50人以下、制作費は350万ユーロ(約5.5億円)という極めて現実的な価格で作られたが、蓋を開けてみればアカデミー賞の長編アニメーション賞を受賞する快挙となった。そこから照らすとこちらはスタッフは50人以下ではなく、ただ1人だから声優を除けばほとんどお金が掛からない。しかし鈴木竜也氏のクリエイティビティは当然後からしかお金など入って来ないから無給なのだが、一体どうやって今作の完成までこぎ着けたのか無性に興味が湧く。

 プロデューサーには傑作アニメ『音楽』の岩井澤健治氏が名を連ねている。同じアニメーターとしての仕事ぶりに「これを世に出さない手はない」と思ったかどうかは兎も角としても、こういうインディペンデントのクリエイターたちは互いが助け合わなければ未来はないという切実なリスペクトで成り立つ。しかし『無名の人生』というタイトルとは裏腹に、仙台の団地でひっそりと暮らす、いじめられっ⼦の主⼈公はいじめられっ子でありながら人々の羨望の的となる。クリエイターやパフォーマーは何かを生み出すまでに夥しい時間が流れる。それは助走期間と呼んで良い。飛行機の機体を上昇気流に乗せる為にはそれ相応の準備期間が無ければならない。いわゆるアクセルとブレーキを踏み間違えた問題に端を発する高齢者の交通事故により主人公(ACE COOL)は、小学校高学年で母性を奪われる。そこから彼の人生は大きく流転するが、キン(田中偉登)と繋がることで事なきを得る。そこから先は父のVHSの影響でアイドルへの道をひた走るのだが、昭和の芸能世界の流儀が待ち構える。今作の誕生の契機には⾼齢ドライバーの事故や芸能界の闇、若年層の自殺など現代的なテーゼが散りばめられる。ところが脚本を土台として用意しなかった物語はやや散文的で、物語を接着するモンタージュの効果も弱い。特に現代から未来へと向かう後半パートは難解なアートに突入する感はあるものの、これを1人で作り上げるとは恐れ入る。今作がCultと呼ばれる日もそう遠くないかもしれない。

『無名の人生』に似ている作品

MAHOROBA

上映日:

2022年09月24日

製作国:

上映時間:

13分
3.7

あらすじ

2020年。ブラック企業に勤める“僕”は、東京から脱出する。次々と襲いかかる不幸の先に、彼が見たものとはーー世の中への不信感を、躍動感あふれる自由な表現で打破しようとする、魂を揺さぶる唯一…

>>続きを読む

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章

上映日:

2024年03月22日

製作国:

上映時間:

120分

ジャンル:

配給:

  • ギャガ
4.0

あらすじ

3年前の8月31日。突如巨大な『母艦』が東京へ舞い降り、この世界は終わりを迎えるかにみえた― その後、絶望は日常に溶け込み、大きな円盤が空に浮かぶ世界は今日も変わらず廻り続ける。 友情と初…

>>続きを読む

夜を走る

上映日:

2022年05月13日

製作国:

上映時間:

125分
3.7

あらすじ

郊外のスクラップ工場で働く2人の男。40 歳を過ぎて独身、不器用な性格が災いして上司から目の敵にされている秋本。妻子と暮らし、気ままに人生を楽しみながら要領よく世の中を渡ってきた谷口。ある…

>>続きを読む

無頼

上映日:

2020年12月12日

製作国:

上映時間:

146分

配給:

  • 日活
3.2

あらすじ

あぶれ者たちの群像劇を通して逆照射される、もう一つの昭和史 アウトサイダーを描き続けてきた井筒監督の真骨頂にして集大成 社会から頭を抑えつけられ、飢えや冷たい眼差しに晒されながらも、何にも…

>>続きを読む

絶望の怪物

上映日:

2019年07月06日

製作国:

上映時間:

30分

ジャンル:

3.1

あらすじ

ある日、中学生の星野葵は自分と家族が醜い宇宙人の怪物だと知る。彼女と弟の雄太はそのことを知らないまま育った。両親がずっと隠していたから。怪物はおぞましい姿をしている。彼らは薬を使って人間の…

>>続きを読む

ルックバック

上映日:

2024年06月28日

製作国:

上映時間:

58分

ジャンル:

4.1

あらすじ

学生新聞で4コマ漫画を連載している小学4年生の藤野。クラスメートからは絶賛を受けていたが、ある日、不登校の同級生・京本の4コマを載せたいと先生から告げられる…。二人の少女をつないだのは、漫…

>>続きを読む

Away

上映日:

2020年12月11日

製作国:

上映時間:

75分

ジャンル:

3.6

あらすじ

少年と小鳥がオートバイで島を駆け抜ける。黒い精霊から逃れ、家へと帰るために──。 スケールの大きな、澄み渡る大気を描いたような作品。 まるでゲームの世界のような美しい映像体験へと我々を誘う…

>>続きを読む

関連記事

【発表】初日満足度ランキング!1位は映画『サブスタンス』
【発表】映画『サブスタンス』5月公開の映画期待度ランキング1位獲得