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ロスト・バス
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ロスト・バスの作品紹介

ロスト・バスのあらすじ

カリフォルニア州北部、山々に囲まれた町パラダイス。 毎年のように山火事が発生するカリフォルニアで、アメリカ史上最悪といわれる大規模火災がこの町を襲う――。 山で発生した火災は、乾燥した気候と強風によって瞬く間に広がっていた。 スクールバスの運転手をしながら、母と息子と暮らすケビン。 いつも通り子供たちをバスで送り届け、母と息子が待つ家へ帰るため運転していたケビンのもとに、事務所から無線が入る。 住民2万人の避難が始まったが、ある小学校には22人の生徒たちが取り残されているという。 同僚たちはまだ生徒を乗せていたため、空のバスを運転していたケビンが学校へ向かうことに。 22人の生徒と教師メアリー(アメリカ・フェレーラ)を乗せたケビンは避難場所へとバスを走らせるが、パラダイスは市街地へ抜ける道が少なく、どの道も車で溢れ立ち往生、バスで進むことは困難を極める。 すぐそこまで迫りくる炎から子供たちを守り、そして愛する息子のもとへ帰るため――ケビンは別の道を行くことを決意する。 Apple TV+にて10月3日(金)より独占配信開始!

ロスト・バスの監督

ポール・グリーングラス

原題
The Lost Bus
製作年
2025年
製作国・地域
アメリカ
ジャンル
ドラマスリラー

『ロスト・バス』に投稿された感想・評価

3.9
「逃げ場のない現実 ― 炎の中を走るスクールバス」

2018年、カリフォルニア州で発生した、過去最も被害の大きい山火事の一つ、「キャンプ・ファイヤー」を題材に、911テロでの『ユナイテッド'93』、ノルウェーで77名が死亡したテロ事件『7月22日』など、現実に起こった事件を題材に精緻な取材に基づく映画作りをしている、ポール・グリーングラス監督が映画化。

山火事の中で取り残された22名の子どもたちをスクールバスに乗せ、安全ルートを模索しながら避難させようとした実際の出来事を、実在のバス運転手ケヴィン・マッケイと、教師メアリーを主人として描き、バス運転手役を『インターステラー』のマシュー・マコノヒーが演じています。

山火事をテーマにした映画には、テイラー・シェリダン監督、アンジェリーナ・ジョリー主演の2021年の映画『モンタナの目撃者』、『トップガンマーヴェリック』を撮ったジョセフ・コシンスキー監督による実話映画『オンリー・ザ・ブレイブ』などの名作が多いのですが、本作もハイスコアに裏打ちされた素晴らしい完成度の映画でした。

Appleの潤沢な資金によるVFX/CGにより、山を覆う炎はまるでヘビのようにスクールバスに襲いかかり、それが、『ジェイソン・ボーン』シリーズなどの手持ちカメラによる迫力のある撮影が得意な監督のテクニックと合わさることで、躍動感に満ちた凄まじい迫力映像になっていました。

調べたところでは、主人公達の人物描写のドラマ性を強調した部分はありつつも、極めて正確に実際の出来事を映像化しているようで、今でも散発的に発生する山火事の恐怖をまざまざと見せつけられた思いです。

正直、そこまで期待して見始めた映画ではなかったのですが、グイグイと引き込まれ、あっという間の上映時間。米ロッテン・トマトでも、批評家/一般で、86%/94%というハイスコアなんですね。にしても、マシュー・マコノヒーはいい俳優だなぁ。

いい映画でした。

以下は、実話のデータです。視聴後にどうぞ。





















<実話のデータ> ※末尾に参照元を記載

■ 山火事の概要
・2018.11.8 アメリカカリフォルニア州で発生
・死者85名、行方不明者200名以上、14000棟の家屋が損壊、62,000ha(東京23区と同じ広さ)が焼失した記録的大被害
・発生原因は、送電線の不備によるもので、メーカーは多大な賠償金を支払った

■ 原作
山火事の被害や住民の苦難、火災の原因、復興の過程などを描いた記録、リジー・ジョンソン(Lizzie Johnson)によるノンフィクション著書 『Paradise: One Town’s Struggle to Survive an American Wildfire』 を原案としている

■ バス運転手・教師・子どもたちの救出行動
・事実。映画で描かれていた、着ているものでマスクを作ったりといったエピソードなど、細かい部分も、実際の当人たちにインタビューしたもの
・実際に移動した距離は約48キロメートルで、5時間で移動
・ただし、映画では大人は二人だけだったが、バスにはもう一人教師が乗っていた。過酷な状況だったことは事実だが、炎の状況などは映画演出が含まれる
・ケヴィン・マッケイの家族事情などは、ドラマ的演出が加えられている。ただし、人物像(人生で題字にしていること、性格など)は本人を反映している

■ 後日談
・この行動は、「全員を無事に救った」として全米で大きく報道され、TIME誌やCNN、NBCなどが特集を組んで放送
・エンドロールでも語られていた通り、ケヴィンは現在はチコ市(バスがたどり着いた避難場所)で高校教師をしており、メアリーとも親交を保っている。

■ 参考
アメリカ・カリフォルニア州山火事(2018年11月8日) | 災害カレンダー - Yahoo!天気・災害
https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/calendar/393/

Is 'The Lost Bus' a True Story? Inside the Real-Life California Wildfire
https://people.com/the-lost-bus-true-story-11822777

The True Story Behind 'The Lost Bus' and the Camp Fire | TIME
https://time.com/7314530/the-lost-bus-true-story-paul-greengrass/
JIZE
3.6
リジー・ジョンソンの著書を原作に山火事が原因で学校に取り残された教師と生徒たちをスクールバスの運転手が助けに行く救出劇で火の手が迫るなか教師と生徒たちを乗せたバスが生き残りを懸けて前進しようとする。リアルタイムで進行してるようなまるでドキュメンタリのテイ。色んな意味で事象がリアル。燃え盛る山火事を背景に文字どおりバスが”突き進む”躍動感は、観ててハラハラもの。運転手役のマシュー・マコノヒーの安定感も併さり腰を据えて観れた。観てる側も手に汗握り炎が勢いを増す感じなど『バックドラフト(1991年)』のあの切迫感を彷彿とさせる。それなりに消費(鑑賞)カロリーは費やされるため、体力がある時に鑑賞しよう。
近年稀にみる極上のディザスターパニック映画

2018年にアメリカで本当に起こったキャンプファイヤー事件をドキュメンタリータッチで描く

「キャプテンフィリップス」のポール・グリーングラス監督なので緊張感が凄まじくラストはうるっとさせられる。