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そして彼女は闇を歩く

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そして彼女は闇を歩くが配信されているサービス詳細

Netflix

そして彼女は闇を歩く

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配信状況無料期間と料金
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そして彼女は闇を歩くの作品紹介

そして彼女は闇を歩くのあらすじ

スペインにおけるテロとの戦いの転換点となった、テロ組織"バスク祖国と自由 (ETA)"への史上最大の潜入作戦を基にした物語。1990年代から2000年代を舞台に描く本作の主人公は、若き治安警備隊員アマイア (スサナ・アバイトゥア)。彼女は10年以上にわたってETAに潜入し、組織が南フランスに隠し持つ"スロ"と呼ばれる武器の保管庫を突き止めようとする。 Netflixで2025年10月17日配信開始

そして彼女は闇を歩くの監督

アグスティン・ディアス・ヤネス

原題
Un fantasma en la batalla/She Walks in Darkness
製作年
2025年
製作国・地域
スペイン
上映時間
106分
ジャンル
サスペンス

『そして彼女は闇を歩く』に投稿された感想・評価

JIZE
3.4
スペインとフランスにまたがるバスク地方の独立を掲げて武装闘争を行ってきた組織「バスク祖国と自由(ETA)」を題材にしたサスペンスで10年以上にわたってETAに潜入する治安警備隊員の女性が組織が隠し持つ武器保管庫の場所を捜し出そうとする。潜入捜査官の視点からETA側のテロのスペイン社会に与えた痕跡をさぐる。アイデンティティの喪失や犠牲など、骨太なドラマへと昇華。主人公の潜入捜査官としてのタフさ過酷さもまた一興。また歴史的事件を元にしてるだけあり、心理描写がふかい。潜入捜査官の幽霊のような孤独感が心に沁みる。
剣々
3.7
テロ組織の秘密を暴け

1990年代スペインでは暗殺といった過激なテロ行為を行う組織ETAが活動していた
若き治安警備隊員であるアマイアは危険な潜入任務を命じられる
彼女はETAの秘密を暴くため、長きにわたりETAへの潜入を始める

実在したテロ組織ETAへの捜査を描くサスペンス映画
ETAに潜入捜査を行う治安警備隊員を主人公に物語は描かれます
治安警備隊への攻撃では足りぬと政治家、裁判官、ジャーナリストを次々と暗殺したり拉致したりしていた恐ろしい組織が相手です

主人公は自分の暮らしを捨ててまで、与えられた人物となり別人として潜入します
恐ろしい相手なので、少しのミスでも命を奪われかねない危険な任務です
その中で情報を集めテロ組織を撲滅しなければいけなく、しかも何年にも渡ってそれを続けるわけです
時に思い悩み、時に命懸けで行動する主人公も本作の魅力ですね

派手さをないですが、緊迫感ある様子にハラハラさせられました
質感の違う映像がところどころ紛れ込みますが、恐らく当時の実際の映像が使われてるんでしょうね
一方ETAのメンバーも人間的な一面を描かれる人がいたり、治安警備隊の捜査も強引なところがあったりと単純な勧善懲悪とはちょっと変わった魅力がありました

国のためテロ組織に潜入した隊員を描く物語でした
3.5
対ETA(バスク祖国と自由)紛争の実話。🚬

ETA結成50年、テロの犠牲者800人(治安部隊486人と民間人343人)とETA側の死者400人と逮捕者3万人ほど。もはや、スペインの〝内戦〟だろう。

ETAとは、スペイン国内の少数民族バスク人の分離独立派。バスク人はフランス・スペイン北部国境地域バスク地方に古来から住み、母国語や独自文化の存続を目的にスペインから独立しようとした。有名人はチェ・ゲバラ?フランシスコ・ザビエル?

作品は淡々と進むも緊張感がある。主人公がタバコが手放せないのも伝わってくる。「彼女には向いてなかったのかも。そうだな、多分、彼女は妻や母親にも向いてない」と言われる主人公。処刑や暗殺を繰り返す組織に10年も潜伏できる精神力はどこから来るのだろうか。時として、女性は強い勇気や愛国心を発揮する。ボンドやハントは表しか歩けないな。

実際のバスク地方でも撮影されているとのこと。あの碧い風景かな。

◼️補足
1959年:ETAの結成
1968年:ETAのテロ行為が始まる
1979年:ETAの自治権承認
2000年?:本作
2011年:ETAの武装解除
2018年:ETAの解散

◼️評価
物語:0.3/映像:0.4/美術:0.4/主演:0.4/リピ:0.3
結末:0.4/演出:0.5/音楽:0.2/助演:0.3/満足:0.4