町山智浩さんがラジオで勧めていたので鑑賞。面白かったです。
クーデターにより発足したアルゼンチン軍事独裁政権下でゲリラ掃討の名目で横行した市民の拉致・監禁・拷問の首謀者である軍幹部を罰するため、1…
【良かったところ】
・安定感ある的確な演出、ショット、脚本
・史実
・役者
【良くなかったところ】
・やや再現映像強めで映画的快楽低め
【受け取ったメッセージ】
・やはり民主主義だよね
・killi…
実話ベースの映画でした。アルゼンチンの軍事独裁政権によって、無実の市民が大勢殺され、人権無視の扱いを受けた。この事実を裁判で明らかにし、当時の指導者の罪を問う。相手が大きすぎて、及び腰の検事だったが…
>>続きを読む実話ベースのものを比較的淡々としたトーンで作ってあって割と好みでした。利発な息子が効いてますね。どこまで実話か分かりませんが、仕事の内容を家族に話したり、共有するところは少し驚きました。
論告求刑…
第95回アカデミー賞国際映画賞でノミネートされた、アマゾン製作のアルゼンチン映画。
タイトルが示す通り、1984年〜1985年のアルゼンチンを舞台とした法廷ドラマで、主人公は実在の検事・フリオ・セ…
アルゼンチンでクーデターが起き軍事政権が発足。多くの人が拉致され、監禁され、拷問され、殺されていた。その後、民主化された政権下で、その時の軍人幹部たちを裁判にかけるという1985年前後のストーリー。…
>>続きを読む政府が間違っているときは、みんなが声を上げていかなければいけない。
しかし実際は利益誘導と恐怖支配によって、不満を抱きながらも現状維持を選んでしまう。
そこにどうやって風穴を開ければいいのか?
それ…
このレビューはネタバレを含みます
1985年と言ったらマラドーナがワールドカップで優勝する一年前。アルゼンチンがこんな国内状況だったとは全く知らなかった。自分の無知をあらためて認識させられた。
軍事政権から民主政権に代わったことで…