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笑む窓のある家 4K修復版
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笑む窓のある家 4K修復版の作品紹介

笑む窓のある家 4K修復版のあらすじ

北イタリアの田舎町。絵画修復師のステファノ(リノ・カポリッキオ)は、教会内のフレスコ画の修復にやってきた。「聖セバスティアヌスの殉教」を模した不気味な画は、“死に際を描く画家”と称され、20年前に狂死したブオノ・レニャーニが描いたものだった。ステファノの友人アントニオは、町では禁忌とされているレニャーニとフレスコ画の関係を秘かに調査していたが、何者かによって殺害されてしまう。全ての謎を解くカギは、生前アントニオが口にした“笑む窓のある家”に秘められていた・・・。

笑む窓のある家 4K修復版の監督

プピ・アヴァティ

原題
La casa dalle finestre che ridono/House with the Windows That Laugh 4K
製作年
1976年
製作国・地域
イタリア
上映時間
111分
ジャンル
ホラー
配給会社
インターフィルム

『笑む窓のある家 4K修復版』に投稿された感想・評価

SNOW
3.7
予告からダリオ・アルジェントのような派手で残酷な映画を想像していたけど、蓋を開けてみれば真逆の作品だった。

ダリオ・アルジェント作品のような色彩豊かでスタイリッシュなスタイルとは一線を画していてイタリアの閉鎖的な田舎のじめじめとした陰湿感と一体何を観させられているのか分からない不気味さでまた違った怖さだった。

友人の死から核心につくまで本当に地味で、恐らく疲れている日に観たら寝ていたであろう場面が多かったのに終始重たい空気に呑まれてた。散々引き伸ばしたクライマックスの種明かしとエンドロールは最高でした。

サスペンスというよりミステリーに近かったかな。
レビュー記事全文はこちら↓
https://cula.jp/2025/11/18/emumado-casa-dalle-finestre-che-ridono-review/

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彫刻や陶芸にも同じことがいえるかもしれないが、アナログの絵画というアート表現は、“肉筆”という言葉が示すように、他の創作物に比べても「誰かが残したもの」という痕跡を色濃く残すアートだ。時に繊細で、時に荒々しい筆のタッチは、描かれた当時の「動き」をそのまま後の時代へ伝え、作者の存在をいつまでも感じさせる。

そして、意味をなさないアートなど存在しない。明確なモチーフがあればもちろんのこと、たとえ明確な意味がなくとも、そこに筆を走らせた意図、感情、衝動、本能、センスといった何らかの情報は必ず残り、作品に意味を与えている。だからこそ、この世に不気味な絵画が遺されていたとしたら、そこに不気味な魂を感じるのは必然なのだ。本作はまさに、そんな“遺された不気味な絵画”から立ち昇る狂気と気持ち悪さを、主人公の修復画家を通して観客にも体験させる作品である。

本作は、『ウィッカーマン』や『ミッドサマー』にも通じるフォークホラーの系譜に連なる一作だ。閉鎖されたコミュニティに潜む闇や恐怖に、外部者が違和感と恐怖を覚えていく――田舎共同体の閉鎖性が事態を複雑化させていくタイプのホラーである。

舞台となる湿地帯の村は独特のジメジメとした空気を醸し出し、そこに暮らす村人たちも曲者揃いで、奇妙な世界観をうまく構築している。たとえば、全く話さずに花を摘んでいる女性。たとえば、エスカルゴばかり食べたがる女性。こうした村人たちの独特な奇妙さを演出するキャラクター造形による世界観構築が見事で、印象に残る人物が多い。

当初は仕事先となる村で村人たちと関係を築こうとするステファノだが、村人たちは誰もがどこか狂気を帯びているため、徐々に違和感と気持ち悪さが増幅していく展開になっている。

本作はいわゆるジャッロ映画のひとつではあるが、派手な暴力や色彩よりも、じわりじわりと迫ってくる恐怖の感覚(パラノイア)と音響効果で緊張を積み上げる空気づくりが特徴的で、そこに独特の魅力がある。また、基本的に最も”安全な場所"であるはずの"教会"や"家"という空間に、最大の不安要素を配置することで、常に安心できない心理状態を作り上げ、主人公と観客を追い詰めてくる意地悪さも、本作の恐怖演出に一役買っている。

特にカトリック教会は、宗教の名の下に人々を救う一方で、影に潜む闇の事件や陰謀、強大な支配構造が生む暗部といった側面もつきまとう存在だ。宗教と暴力的支配、芸術と狂気が結びつき、常に安心できない、誰も信じられない構造で主人公を孤立させながら、終盤は徐々にジャッロ的なスリルを高めていく展開も、緩急がついていて見応えがある。

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観た回数:1回
まじか...ついにこの映画も日本上陸とは。
数年前に英語字幕版で拝見しましたが、オススメのジャッロ映画です!
隠れた名作なのでジャッロファンは必見!

詳しいレビューはもうひとつの「笑う窓の家」ページを参考くださいませ。
(フィルマは同じ映画なのに再上映するとページ分けるのやめて欲しい)