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幕末ヒポクラテスたちの作品紹介

幕末ヒポクラテスたちのあらすじ

幕末、京都のはずれの村。大倉太吉は、貧しい者からは診察代をとらず、大胆で爽快、好奇心旺盛な蘭方医。“どんな病も葛根湯”の漢方医・玄斎とは、ディスり合いが日課の犬猿の仲。そんなある日、気性の荒い青年・新左を手術で救ったことから、太吉と新左の人生が変わっていく。やがて村の危機に直面するなか、奮闘する太吉らが見出す明日とは――。

幕末ヒポクラテスたちの監督

緒方明

原題
公式サイト
https://gaga.ne.jp/bakuhippo_movie/
製作年
2026年
製作国・地域
日本
上映時間
103分
ジャンル
ドラマ
配給会社
ギャガ

『幕末ヒポクラテスたち』に投稿された感想・評価

(あらすじはfilmarksを見てください。)

江戸時代末期の京都の蘭方医🩺のハートフルな奮闘記。

佐々木蔵之介が愉快でおおらかで明るい蘭方医を人間臭く演じている。

最後の映像は皆さんが書いている通りで、あれはないで!
公立大学やのにそんなに予算が余っているんか⁉︎

よくかかる♫🇫🇷シャンソンの曲や室井滋のナレーションも映画に合っていなかったような気がする。

出演者が超実力者揃いなのにもったいない!
ぶみ
3.5
この国を、刀ではなく医で救う。

京都の医大生を描いた『ヒポクラテスたち』の大森一樹監督が遺した企画を、緒方明監督、佐々木蔵之介主演により完成させた医療時代劇で、京都府立医科大学創立150周年記念作品。
昔ながらの漢方医と西洋医学を学んだ蘭方医が混在した時代に、蘭方医として病に立ち向かった医者の姿を描く。
主人公となる村医者の大倉太吉を佐々木、太吉のライバルである漢方医の荒川玄斎を内藤剛志、呉服屋の息子を藤原季節が演じているほか、真木よう子、柄本明、藤野涼子等が登場。
物語は、江戸時代、医療は漢方が主流で、医薬草が処方されることが当たり前だった旨のナレーションが入った後、1849年、京都の外れにある村で、内藤演じる漢方医が、カバンを持つ子どもを連れて歩くシーンでスタート、ここでも、資格試験も免許もなく、自分が名乗れば医者になれたというナレーションが入るため、一気にその時代背景がわかるオープニングとなっている。
次には、佐々木演じる蘭方医が登場、漢方医の玄斎とは犬猿の仲で、長崎で学んだ西洋医学により、村人を診ていく様を中心として展開、漢方医という言葉は耳にしたことがあったものの、蘭方医があることは、恥ずかしながら初めて知った次第。
どんな病気にも葛根湯を処方する玄斎に対し、解体新書を読み、触診し、聴診器を使い、適切な薬を処方、そして、ひょんなことをキッカケに手術をすることとなる太吉の姿は、まさに現代の医師に通ずるもので、このあたりに基礎があったのかと勉強になったところ。
何より、佐々木に内藤と、良い意味でクドさを持つ二人は、時代劇にピッタリであるのに対し、藤原や藤野の爽やかさでバランスを取っていたのに加え、出番は少ないものの、柄本の存在感が抜群だったのは流石の一言。
医療を扱った時代劇であり、このメンバーからすると、コメディ色が強いのかと思いきや、笑いは控えめであり、盛り上がりに欠ける面があったり、炎のCGが安っぽかったり、はたまた本編終了後の映像に是非はあるものの、全体的にはしっかり作られた作品で、興味深く最後まで観ることができたとともに、前述のように、大学創立記念作品でありながら、ナレーションの室井滋も含め、豪華キャストの競演に驚いた中、ここでもチョイ役で吉岡睦雄が登場していたのには、ニヤリとさせられた一作。

新撰組が聞いとらんとええが。
この映画は、蘭方医の物語。
​舞台設定は幕末京都。蘭方医の大倉太吉は、貧富や身分を問わず、皆平等に診療し、
日々の往診に駆け回る人情味あふれる男。
( ー`дー´)キリッ
しかし、その知的好奇心は常軌を逸し、死んだ飼い犬を解剖しては、
「解体新書」と突き合わせながら研究する、マッドサイエンティストな一面も持っていた。
(゚A゚;)ゴクリ

​そんな彼の宿敵は「どんな病も葛根湯」で済ませる、漢方医の玄斎。
二人が顔を合わせれば罵り合いが始まる。
ヤンノカコラ( º言º)凸 凸(°ㅂ°҂)ナンダテメー

ある晩、居酒屋で瀕死の重傷を負った放蕩息子新左が担ぎ込まれ、
太吉は居酒屋の食卓を即席の手術台に変え、前代未聞の外科手術を敢行。
この無謀な救命劇が、村を襲う未知の疫病、そして新選組の影が迫る激動の時代の幕開けとなり、、、というお話。

​睡魔が襲い、眠くて眠くて仕方がなかった。
(つ∀-)オヤスミー

なんか、​京都府立医科大学創立150周年記念だとか、故大森一樹監督の遺志を継ぐだとかいう、
私にとってはど〜でもいい「大義名分」がくっつけられた作品だったが、
その大義名分に押しつぶされた結果、映画としての出来上がりが著しく損なわれた印象を受けた。
┐(´д`)┌

今作最大の不満点は、医学の描き方の偏りになる。
蘭方医の太吉が「科学的で進歩的」と称えられる一方、
漢方医の玄斎は「葛根湯しか出さない無能」として、道化のように扱われる。
​この、蘭方医学をアゲ過ぎ、漢方医学をサゲ過ぎというありきたりな対立構図に、恐ろしくセンスが無い(笑)
(ノ∀`)アチャー

幕末という時代、漢方と蘭方は互いに影響し合い、補完し合っていた歴史的事実があるにも関わらず、
「古い悪習の漢方vs新しい正義の蘭方」という、安易な二項対立に終始している。
これでは、医学の歴史に対する敬意が全く感じられない。
なんかもう、スポンサーへの忖度しか感じられない(笑)
m9( ゚Д゚) セヤロ!

あと、​感動させたい場面でこれでもかと盛り上がったり、
コメディシーンでのあからさまにおどけたBGM。酷すぎた。
観る側の感情を、音でコントロールしようとする剛腕な演出が透けて見え、興醒めしかしない。
​劇伴の使い方が致命的に良くない。特に緊迫した手術シーンで流れる高揚感(?)あふれる音楽は、
手術の緊張感が台無しで、命のやり取りをどこか軽い「ショー」のように見せていた。

それから、​物語の構成がエピソードの羅列に近く、大きなうねりが全くない。
新左の改心や疫病対策など、本来ならドラマチックであるべき展開が、
トントン拍子に進みすぎて、葛藤の重みが感じられない。
┐(´д`)┌
中盤、太吉が医学の理想を語るモノローグはひたすら説教臭く、リズムが停滞し、
欠伸を40回はしたんじゃないかなぁ。退屈な時間だった。
(-_-)zzz
こんなに苦痛だったのは「もしも徳川家康が総理大臣になったら」以来じゃないかしら。

​新選組の使い方もなんだかねぇって感じ。​幕末の京都を舞台にする以上、新選組の登場は避けられないのだろうが、
今作での彼らは単なる「話を進めるための装置」に成り下がっていた。
彼らが守ろうとした義や理念は描かれず、単に蘭方医を弾圧しようとするステレオタイプな悪役、
あるいは暴力装置としての側面しか強調されていない。
監督の歴史認識や理解度に大いなる疑念が生じた。なんつうか、日本と日本人をナメてるんじゃないかな?(笑)
( *´-ω・)シーッ!
歴史ファンからすれば、あまりに解像度が低すぎた。

あと、​主演の佐々木蔵之介は、「3月のライオン」や「ゴジラ-1.0」の時の佐々木蔵之介は結構好きだったんだが、
昨年の「盤上の向日葵」のように、ハマる時とハマらない時の落差が激しい、
演劇上がりのオーバーアクト気味な役者なんだなぁ。
(^_^;)

今作では、記念映画の主人公という記号性を意識しすぎたのか、
動きやセリフ回しが過剰に演劇的でハナについた。
コメディパートでの変顔に近い表情や、シリアスパートでの仰々しい叫びなど、
全体的にコメディとシリアスのバランスが壊れていた。
そのため、物語に没入できず、常に一歩引いた視点で見る事を余儀なくされた感がある。

全編コメディだったら良かったかもしれないけど、シリアスに転じた途端、胡散臭く感じられた。
胡散臭さは、さすがに医師役としては致命的だろう。
医者役は「医龍」とかでもやってたはずなんだけどなぁ。出来ないはずはないのに。
やっぱ、監督の演出が悪いんだろうなぁ〜(笑)
シ━━━ッd(ºεº;)

さてこの作品、どうすれば良かったんだろ?
(゚Д゚)ハァ?

漢方を単なる噛ませ犬にはせず、伝統的東洋治療の知恵vs西洋の先端技術のぶつかり合い、
混ざり合う過程を描くべきだったんじゃないだろうか?

劇伴を控えめにし、医療器具の音や呼吸音といった、
「生」の音を強調することで、医療現場のリアリティを出すべきだったんじゃないだろうか?
音を足し算や掛け算にするのではなく、引き算にすべきだったんじゃないだろうか?

例えば、新選組隊士の治療を通じて、「命を奪う者」と「救う者」の対話なり、そこからの共鳴展開とかにすれば、
新選組の存在にも厚みが生まれたのではないだろうか?

​結局のところ、亡き大森監督への敬意や大学PRを優先するあまり、
映画本来の鋭さや作家性が去勢されてしまったように感じた。

最後に。
なんで真木よう子は、普段あんなにぶっ飛んだメンヘラ気質で危なっかしい人なのに、
いざ演技となったら大女優になれるんだろうか?毎回凄すぎるんですけど。

一番処方箋が必要そうなのに(笑)
(;´・ω・)(・ω・`;)ネー

良かった演者
真木よう子
柄本明
藤野涼子
斉藤陽一郎
藤原季節

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