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希望と不安のはざまで
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『希望と不安のはざまで』に投稿された感想・評価

4.5
同じ世界でほんとに最近まで、というかきっと今もなお、色んな問題を抱えているという事実に驚いた。日本にいると宗教の重要性ってほぼ見えないけど、他の国、特にイスラム圏はものすごく生きていく上で重要なことなんだなと知れた。シリアというと日本人が殺害された事件も記憶に新しいというか、小学生ながらにものすごく印象的だった。それくらい宗教であったり、政治であったり、色んな問題を抱えて、解決する手段がいつしか暴力しかなくなってしまったのかななんて思う。きっと一言じゃ言い表せない色んな事情や歴史が渦巻いていて、的はずれなことを言ってしまっているかもしれないけど、この映画は色んな側の視点からシリアの実情を見せてくれて非常に興味深かった。出ていく人、帰ってきた人、居続ける人。それぞれが本当に必死に生きていて、常に死と隣り合わせで生きてきて、色んなものを奪い合ったり、守りあったりしながら、今もなお生きているのだと思うと、全く想像できない辛さがある。同じ国の人間同士で争わなきゃいけない現実が少しでもなくなっていったらいいなぁと平和ボケながらにも思います。
方眼
4.0
2024年”Syria:Between Hope and Fear”@難民映画祭。シリア50年の歴史。1971年ハフェズ・アル=アサドが大統領に就任。その死後、事故死した兄の代わりにイギリスから呼ばれたバシャール ・アル=アサドが大統領となる。当初は西洋的開放政策だったが”アラブの春”のデモ弾圧を契機に強権政治、刑務所で虐殺、富は独占、国内は内戦、多くの難民が発生。2024年12月、HTS(ハイアト・タフリール・アッ=シャーム)=元アルカイダの反政府勢力組織がアサド政権を崩壊させ暫定政府を樹立。HTSの最高指導者アフマド・アル=シャラアは、ISとも関係があったが、現時点ではアサド政権の逆張りで民主的。とはいえイスラム原理主義ではあるので、少数のキリスト教徒は弾圧を恐れている。地図、過去映像、明確なナレーションで50年間を包括説明、そして2024以降の混沌とした情勢を混沌としたまま伝えている。アレッポの市場が活況を取り戻し始めてるのを見ながら、戦国時代の日本に来た宣教師もこんな印象だったのかもと想像する。
3.8
 宇多丸と伴野智著の「ドキュメンタリーで知るせかい」に感化されたこと、そしてBLACK HOLEで特集されてたので、とりあえず難民映画祭を見た①。


アサド政権崩壊後のシリアで、タイトルの通り希望と不安のはざまで生きている人を映した映画。TVや新聞などで断片的にしか知らなかったが、アサド政権の独裁ぶりが本当に漫画みたいな感じで事実は小説よりも奇なりとはよく言ったもんだと思った。ただ、現大統領のアフマドにも若干のきな臭さがあるという点に不安を感じている人が多い…という点は知らなかったな。

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