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花様年華2001
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目次

『花様年華2001』に投稿された感想・評価

ウォン・カーウァイ監督作の中でも屈指の人気作である「花様年華」から派生した幻の短編を本編の4Kレストア版とのカップリング上映にて鑑賞。トニー・レオン演じる現代のコンビニ店主と、店を訪れた常連客マギー・チャンの交錯を映しだす約9分の短編映画。極上のフルコースの後に出されたデザートをありがたく頂戴した🍰

本作はカンヌ映画祭2001のマスタークラスで一度だけ上映されたという、正に幻の一品。現代的な青いスーツ姿のマギー・チャンなど、本編とは衣装や時代設定が異なる映像で構成されていて、“もう一つの2人の世界”を見ているような作りになっている。

本編「花様年華』」では、徹頭徹尾プラトニックだった2人の関係が、本作ではかなり俗っぽく描かれており、抑圧から解放された男女が恋の駆け引きを楽しんでいる様にも見える。

一流シェフの作った香港料理のフルコースを味わった後に出されたデザートは、爽やかなペパーミントの味がした😊
tetsu
3.0
『花様年華 25周年特別版』という枠組みの上映で『花様年華 4K』と
併映され、鑑賞。


[あらすじ]

常連客の女性を気にかけるコンビニ店主の男。
とある夜、店内のカウンターで寝てしまった彼女を見て、彼は大胆な行動に出る……。


[雑感]

純粋に独立した作品としてみると、オシャレに不同意わいせつ罪を見せられる映画なので、さすがに気色が悪い……。

そりゃあ、約四半世紀は封印されるわなぁ~と思った(本作は2001年にカンヌ国際映画祭のマスタークラスで上映されたのみで以降公開機会はなかった)。

とはいえ、『花様年華』と続けて観るとパラレルワールド的な見え方になり、やや嫌悪感も薄まるので、今回の上映方式が最適だったのではとも思う。

個人的には、それでもアウトな内容であることに変わりはないが……。


[製作の経緯]

本作、正直、内容は薄く、約9分という短さからも、CMに近い肌触りではある。

しかし、その製作経緯を知ると、面白味は増す。

そこには『花様年華』が、もともとオムニバス映画のアイデアから派生した作品だったという事情が関係している。

3編からなるオムニバスで『食にまつわる三つの物語』というタイトルで企画されていた映画。

その一つとして「電気炊飯器」を基にしたエピソードが大きく膨らんだものが『花様年華』となり、「24時間営業のコンビニ」を題材にした短編が本作になったとのこと(ちなみに、製作されなかったもう一編は「インスタントラーメン」が題材だったそう)。

そう考えると、メインキャストが同じことにも納得がいくし、異なるシチュエーションの彼らを描くことで見えてくるものもあったのだろうなとは思う。

ちなみに、後年、ウォン・カーウァイ監督が手掛けた初の英語作品『マイ・ブルーベリー・ナイツ』は、本作が元ネタ。

正直、そちらを観て、初めて本作を正当に評価出来るような気もするので、今回のスコアはあくまで暫定として、いつか、また見直したいなとは思った。


さて、作品そのものより、製作経緯が面白かった本作。

その辺りは特集上映のパンフレット(増補版)でも詳しく触れられていたので、そちらとあわせて、楽しんでほしい一作だった。


参考

映画『花様年華 4K』『花様年華2001』公式サイト
https://www.unpfilm.com/itmfl25anniv
(公式サイト掲載の解説も要チェック。)

My Blueberry Nights - Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/My_Blueberry_Nights
(本作が『マイ・ブルーベリー・ナイツ』の原点になったという逸話はここから。※自動翻訳機能を推奨)

#ケーキでエロ本作れるし 2026Edition | manimanium
https://manimanium.theshop.jp/items/74091859
(ちなみに、日本にはケーキでエロ本を作った猛者もいるそうです。)


【Next Movie's HINT】
花樣年華(花様年華)
>>WKW監督作
コンビニ店長と常連客の女。🏪🍰

ガラリとキャラ変したふたりに驚いた。

まるで「恋する惑星」の世界観。

カッコ悪くて、風変わりだけどそそられる(笑)

攻めるトニーさんにニヤけてしまったが、やはり切ないオリジナルの方が好きかな💧

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