公開時に劇場で。

足がガクガクした💦
本当にすごい挑戦。

盲目の子供たちのエベレストへの登頂を描いたドキュメンタリー作。雪山登山そのものではなく、盲目の子たちの境遇や心境に迫ったもので、あくまで彼らにとっての挑戦の物語。エベレストの映像は少ない。一登山家たちの過酷さや無謀さながらも追い求める登山そのものを見たい人には物足りなさは感じるが、障害者への偏見ゆえ社会から差別されてきた子どもたちの生い立ちを交えて描かれており印象的。子供たちだけでなく、サポートする側の大人達、登山家たちのやり取りも、子供たちへの思いが伝わる印象的な場面が多々ある。(DVD)

　山中で不具合が起きた時、全員で戻るか、それとも一人でもピークに立つか、これには正解はなく、価値観のすり合わせで決める事である。それは永遠のテーマであり、盲目か否かは関係ない。
　ドキュメンタリー映画を否定しない。それは人によって感じ方が様々だからである。ただ、私の価値観からはあまり感じる事がなかった。