公開当時に唯一の生存者キム・ジョンフンは、青年期の思い出や亡命後をまるで昨日のことのように熱弁する。
(中略)
インタビュー当時87歳のチェ・グギンは映画監督としてソ連とカザフスタンで成功、受勲もす…
存命の芸術家たち、真摯に共産主義を信じた人の生き様を知ることができる貴重な作品。
共産主義に希望と正義を見いだしていた純粋で真面目な人々を、正反対の個人崇拝、独裁主義の権力者が駆逐し、共産主義の本来…
立派な映画にできそうな8人の激動の人生なのに、殆どがお亡くなりになっていてそれぞれの情報も残っていないのか、断片的な事しかわからなかった。
こういう人達がいたんだな、ということは胸に留めておこうと…
朝鮮戦争のさなかにソ連に亡命した彼ら。歴史において彼らは超超重大人物、という訳ではないかもしれないが、それは私だってそうだろう。
有名な監督になっていたり暴漢に殺されていたり特に文字に残すこともなく…
いちおうの目的らしい幻のフィルム探しが途中でうやむやになるあたり構成としては拙いのだろうが、出てくる関係者たちがさすがに肝の据わった人物ばかりで見応えがある。特にハン・ジンという作家の奥さんの、亡…
>>続きを読む朝鮮戦争後、功績を認められてモスクワ留学した朝鮮の人たちが、金日成によって帰国を認められず、その後、ソ連内で生きてきたことの実録。
結局は祖国へ戻ることも出来ず、映画を学んだことでカザフ等根付いた…
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