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時の外何物もなし
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『時の外何物もなし』に投稿された感想・評価

[時間の次元を持った"映画"は"絵画"より優れているのか] 48点

アルベルトは読んだり読まなかったりするカヴァルカンティのデビュー作。"絵画"は時間の次元を持っていない→命を吹き込めるのは時間の流れ=イメージの連続つまり映画だけだ、という映画史初期にありがちな芸術界のマウントの取り合いがテーマ。たまにハッとする実験的映像(映像を写真にして破る、メリーゴーラウンドの早回しなど)は含まれているものの、全体として見るとかなり緩慢。

しかも、その題名なら銀板写真とかの方がしっくりくるよね。ダウト!
川
3.6
モニュメントがなければ全ての街は同じに見えるっていう前提をおいているため、パリの市井の人々の24時間を撮ることで、その街に依存せず普遍的なものが撮れるっていうことになる。二つ目の前提として、イメージの連鎖だけが時間による変化を捉えることができるっていうのがある。つまり、空間に依存しない一方で時の流れを捉えた映像である=時間のみが捉えられた映像であるっていう話なんだと理解した。

最初にそのマニフェストがあって、そこからパリの24時間によって構成される映像が続いた後に、再度時間と空間についてのマニフェストのようなものが続く。

パリの24時間のところで女性に対して這うように何も変化のない1日を生きるお婆さん、ひたすら寝ているホームレスが映るなど、割とストレートに時間の一瞬さについての話になっているように思った。
ただ、その時間が一瞬のうちに過ぎていくことが地球の自転の運動と重なって、結果一度切り捨てられた空間が時間と同じく一瞬で過ぎていくものとして現れてくるのが少しぐっときた。年始に見る映画としてかなり適切だった。

あと、マニフェストのところで言葉を映像で再現したやつが続くのが面白かった。エレガントでファッショナブルな生活を描写したいのではない、からのそういう人の映像が写真になって破られるとか、あらゆる国籍の画家が街を描く、からの目、絵画、多数の国旗、多数の目みたいな。

同じ街の24時間を撮った映画としてヴェルトフのカメラを持った男があるけど、こっちは話の筋としてカメラを持った男についての話でもあるからアヴァンギャルド表現が頻出する。こっちはあくまで街と時間についてだからそういう表現が前景化することはない。
ヴェルトフの『カメラを〜』然り、やっぱりこれも眼球がフィーチャーされる。カメラレンズによって人間の眼に捉えきれない世界が明らかにされたことで、逆に肉眼への意識が高められることになったのかいね。

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