デュラス通い
違う映像に違う映画の音をぶち込むなんて(しかも2時間⁉︎)めちゃくちゃだし、無茶な映画ではある。
うたたねの中で目を開ければ何か廃墟と光の中に見えてはいけない人の霊のようなものが見…
−彼女は誰にも与えるの。彼は火と死に呼びかけ笑っていた。
アスファルトの亀裂
夕焼けの空
廃墟の居室を抜ける廊下
切り落とされた壁紙
割れた窓ガラス
人間がいない空間、声と話だけがある。不確か…
『インディア・ソング』を未だ観れていないので全部を理解できたとは言えないが、僕の廃墟好きもあって2時間楽しめた。
廃墟の先に海が出てくるのはダニエル・シュミット『季節のはざまで』を想起したが、シュミ…
前作の終わり、地図の境界から続く風化したアスファルトのヒビ割れ。建物の身体は風化し、経過した時間に破壊された亡骸。記憶は忘却の彼方から音だけが響いている。人を映していた鏡は透過し、ガラス窓から自然を…
>>続きを読む「インディア・ソング」(1974)全編の音声に、同作ロケ地のフィラーをのせた実験的作品。
本作と「インディア・ソング」が同じブルーレイディスクに収録されていて、うっかり本作を「インディア・ソング」…
『インディア・ソング』の音だけを残し、映像から人物を消し去った、極端にラディカルな一本。
声と音楽は記憶として流れ続ける一方、画面に映るのは廃墟となった空間だけで、物語は完全に不在になる。
そこにあ…
マルグリット・デュラス76年作。
前作となった「インディアソング」の続編として制作された作品。「インディアソング」では耽美な映像の上に、全く関連性のない台詞やナレーションが紡がれた朗読劇であったが、…