1968年公開マカロニ・コンバット

ド派手な爆発、軽快な音楽、そしてクラウス・キンスキーの顔圧が凄い作品でした♪

冒頭から妙にチャラくてコメディ色濃いめかと思いきや、意外にラストはシビア。

それにしても、何故イタリアがアメリカ軍を描いたのだろう(笑)？



アメリカ軍のホフマン少尉率いる特殊部隊。

ヴィラ・ヴェルデの金庫に保管されている、ドイツの"K作戦指令書"を奪取する任務を受けた。

早速変装してドイツに入り、女スパイのヘルガと合流しようとする。

しかし、親衛隊ハンス・ミュラー(クラウス・キンスキー)大佐がスパイに気付いてしまい……



いい腕だ"チンポコ"！

潜入のハラハラが楽しい( ´∀｀)

特殊部隊の微妙に使える能力も見ものですw
ゴリラ並みの身体だったり、トランポリンが上手かったり…
なんだそりゃ(笑)

テーマ曲もイイ♪
「特攻野郎Aチーム」みたいなノリノリ音楽なのです！

そして何よりクラウス・キンスキー☆
ナチ軍服が似合いまくりw
睨まれただけで謝りたくなる凄味がありますよねぇ～

爆発も銃撃戦もモリモリ、敵地潜入もドキドキな良作です！

音楽が軽すぎてちょっと残念やったなあ。
ラストシーンの爽やかすぎる音楽に笑いがこみあげてきそうでした、そんなラストやないのに(笑)

変なサイレンサーを付けたルガー以外は銃の考証がしっかりしていて良かったです。
イタリア兵はちゃんとカルカーノ銃らしきライフルを持っていましたしね。
M3は旧式のレバー付きだったけど併用されていたから良しですかね(笑)
M3の安全装置も兼ねているダストカバーはちゃんと開いてましたし。
『戦国自衛隊』ではダストカバー閉じてましたからね💧
それじゃ撃てんで(笑)

トミーガンは簡素化された横レバーの末期型を観れて良かった。

爆発もマズルフラッシュも本物で楽しめるマカロニ・コンバットでした。

軽業師な彼は『七人の特命隊』と同じ方なのかな？

そうそう予告編はスクイーズ収録されてるのに、本編はレターボックス収録なんで？

クラウス・キンスキーのナチ親衛隊長キャラに惹かれて。作戦指令書を求め個性的な技能を持つ5人のアメリカ兵がドイツ軍司令部に潜入する…。「これが戦争さ」というシニカルな決めゼリフに反してやけに陽気なテイスト。音楽や効果音の使い方が妙で素敵。肝心のキンスキーはまとも過ぎで少し残念。邦題はサギだけど嫌いじゃない。