良く言えばハンス・ベルメールなのだろうし、確かにチャカポコしてるへんちくりんな音楽はN.D.Wで、最後の似非オペラみたいのもクラウス・ノミっぽいし、ルドンの絵が多用されてたりと面白要素は多いんだけど、なんせ主人公のおっさん（名前プラトンとか意味深すぎるだろ）の顔芸ムービー過ぎるし、冒頭にニューロティカのあっちゃんみたいのが踊ってるしと、ひたすら困惑し続けて🤔←な感じだった（使いたいだけ）。神に挑んだ芸術家の哀れな末路なんて言い方も出来るんだろうけど、面白いかと言われれば…🤔だし（使いたいだけ）、そもそもこれホラーなんだねって事に今気付いた、怖くは、無い、カルト…と言えばカルトか…。

真理を求める偏執狂の芸術家VS呪いの蝋人形〜ファッション・アート・サイケ音楽を添えて〜、サイコホラーギャグオカルトのごった煮感がすごくて終始笑う、登場人物の見た目がすごくいい(美形の意味ではなく)、デザイナーはまさにデザイナーにふさわしい痩せたギョロッとした顔つき、アンナは蝋人形なのか生身の人間なのか区別がつかなくなる美しさ！ 間延びしたシーンが多いのに気合が入っている場面は謎のスローモーションや複数カメラ撮影の多様、さらにシーンの雰囲気をぶち壊す不思議な音楽使い、ジワジワくる

なんとなく気になって見たけど序盤のコラージュっぽいとこから引き込まれたし映画の中に入っていきたい感じで凄い好きだった。
音楽もサイケだけど欧米とはひと味違う感じで。
内装を手がけた部屋を見てみたかった気もするけど。
彼女はたまにめっちゃ白い時あるけど出かけてる時は厚めに塗ってたのかな。
ご主人のベルベットスーツも触ってスリスリしたい感じだった。
なんというか同じ動作を細かく刻んで繰り返すようなのがインパクトあった。