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ホーリー・マウンテン
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『ホーリー・マウンテン』に投稿された感想・評価

netfilms

netfilmsの感想・評価

4.1
 キリストに似た盗賊(ホラシオ・サリナス)が十字架に張り付けにされ、裸の子供たちに石を投げつけられている。自らの力で十字架から降りた盗賊は、居合わせた奇形の小人と町へ向かう。盗賊は太った男たちに捕えられ、鏡の部屋に閉じ込められてしまう。なんとかそこから脱出した彼は、高くそびえる塔を登り、最上階で練金術師の男(アレハンドロ・ホドロフスキー)と出会う。男の持つ錬金術の力を目の当たりにした盗賊は、その技を手に入れるため、世界で最も力を持つ8人の男女と共に、錬金術師に導かれ“聖なる山"を目指す。今作も前作と同じように、前半部分と後半部分がまったく別の映画を繋ぎ合わせたようないびつな構造になっており、裸、死体、真っ赤な血、虫などの直視出来ない映像のオンパレード。見世物小屋の奇術シーンに始まり、異常者だらけの町に迷い込むなど前作『エル・トポ』と類似点が多い。しかし前作以上に背景の書き込みが密にされており、映画自体が一つの見世物小屋のような怪しい秘宝館のような世界を形成している。

 動物の死骸を積んだ部屋のショッキングさは、映像から強烈な悪臭が漂ってくる気さえする。悪い夢を見ているような錯覚に陥るシュールレアリズム的世界。盗賊は一度は生け捕られてしまうが、脱出に成功しオレンジ色の塔をよじ登る。そこには四次元のような立体的な空間が広がっており、ホドロフスキー自身が演じた錬金術師の男と出会う。ラストには師匠である錬金術師の男と弟子の9人が険しい山を登るのだが、それまでのタロット・カードのような怪しい世界観とは打って変わり、苦行を克服し、悟りを開く。あらゆる欲望を断ち切るために、幻覚シーンがそれぞれに挿入される。前作『エル・トポ』はジャンル映画としての西部劇を目指しながら、最終的にそれとは似ても似つかないところに着地した作品として、得難い魅力があった。今作は物語としての魅力には乏しい作品だが、トータルの画力としては『エル・トポ』を凌ぐ作品になっている。
kazu1961

kazu1961の感想・評価

3.8
「ホーリー・マウンテン」
1973公開 アメリカ・メキシコ作品 2017-57
TSUTAYA CINEMA Handbook 2016
1970年代ランキング14位 再鑑賞

カルト映画の最高峰!!
映画は普通にストーリーで観るスタイルの私には強烈以外の何物以外でもない作品です。
この作品で凄まじいのは動物への虐待、現地人メキシコ人への差別と人格否定、サイケデリックの拡大解釈なイメージの多用、そしてエロ・グロ・生死観のオンパレードです。有名なところでは「皮を剥いだ犬を十字架に見立てての行軍」、「睾丸摘出」、「カエルに鎧を着せたメキシコ征伐寸劇」などだけでもわたしは閉口。。
でも死ぬまでに観るべき作品として必ず紹介されますね。。

アレハンドロ・ホドロフスキー監督という奇才の作品。チリ出身の映画監督。1970年に代表作「エル・トポ」を発表。カルト映画の開祖にして金字塔との評価を不動のものとする。続く「ホーリー・マウンテン」は1973年11月から1975年4月まで続くロングランを達成した。
YukikoSwan

YukikoSwanの感想・評価

3.9
見ちゃったーー🙈✨
アレハンドロ•ホドロフスキーの
ホーリーマウンテン⛰
めっちゃ面白かったーー🥳

撮影で動物殺しすぎてて、それだけは
本当許せないわ😡
あとグロと下品も、ホドロフスキーやってますなー😅って感じでしたが、

それ以外はさすが!!
最高でした!!!!👏👏👏

ホドロフスキーの世界は
シュルレアリスム全開でわかりやすいし、
とにかく面白い。
まず資本主義、消費社会の象徴らしい
マリリンモンロー風女の
断髪式からスタート。

哲学や宗教的な話にどんどん
吸い込まれていきます。

ホドロフスキーには本当真理が見えまくってる、、、し、その真理を真っ向と表してくる。たまにギャグかよってわらっちゃうけど、そのギャグかよっていうことが、
いかにも真剣に人間がやってることであって。皮肉にも人間のバカさ加減を笑うことになる。

これ1973年に作られてんのか、、
ホドロフスキー頭良すぎたんだなぁ。
予言しまくってるもからやばい。
大衆はついていけなかったよね、こりゃ。

この物語、9人のどうしようもないやつがでてくるんです。
それがもうどれも現代に通じてまして、びっくりしました。ホドロフスキーは予言者ですね。

深い話に踏み込むと、原稿用紙10枚は書けそうなので、それよりは皆さんに直接見てほしいなと思います。

先に言っときます!
この映画、苦手な人も絶対います。
万人受けしない映画ですよ!

しかしながら、覚醒した人間は多分この映画好きです。魂を高めよう、って気がない人にはいつまでたってもホドロフスキーのいいたいことはわからないと思う。
魂を高めるって、無宗教でもできるからね。魂って聞いただけで、抵抗ある人います?なんでもかんでも抵抗がある人は、
免疫がないだけです!
ワクチンと同じで一度体内に入れなきゃ、
抗体はできないものかと!

世俗に埋もれるか、
はたまた自らの魂を磨いて生きたいか。
君の生きる価値は何?
そういうのを一度でも考えてみたり、
人間のやってることを俯瞰できると、
ホドロフスキーは本当面白いおじさんと
思えて愛せるわけですね。

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