裏柳生の陰謀にはめられた元公儀介錯人の父子による刺客請負旅を描いた時代劇。
シリーズ全六作の第三弾。　
三隅研次が監督を務め、若山富三郎が主演、富川晶宏、加藤剛、加藤小夜子らが共演、浜木綿子がヒロインを演じる。　　

元公儀介錯人の拝一刀（若山富三郎）は水鴎流剣術の達人で、五百両で仕事を請け負う刺客人。かつて拝一刀は裏柳生の権謀術策により、謀反の罪を着せられたうえ妻を含む一族を皆殺しにされ、難を逃れた幼子の大五郎（富川晶宏）を連れて冥府魔道の旅をしていた。ある時、拝一刀は渡り家事の孫村官兵衛（加藤剛）と出会い立ち会を申し込まれるが、彼を真の武士と認めた拝一刀は決着を着けずにその場を去る。その後、拝一刀は成り行きで女郎として売られた娘（加藤小夜子）の身代わりとなり、買い元の古四王一家による逆さ水責めとブリブリの刑を受ける。古四王一家の女頭（浜木綿子）は拝一刀の漢気を認め、父の元掛川藩筆頭家老とともに五百両で刺客を依頼する。私利私欲のために藩を潰した近江代官を殺してほしいとのことであった。代官は藩主の乱心を幕府に密告して藩を取り潰し、天領となった近江の代官所の要職についていたのだ…　　

「刺客引き受け五百両」　
若山富三郎演じる拝一刀による水鴎流の胴太貫さばきが冴える。
刀で頭を串刺しにし、斬り合いでは豪快な血飛沫が噴出する。
拝一刀は刀はもとより槍や二丁拳銃も使いこなし、銃撃戦に加えて爆弾や手りゅう弾などによる派手な爆破攻撃も繰り広げる。
さらに当時子供たちに流行った人気TV番組”仮面ライダー”の必殺技であるライダーキック顔負けのアクロバティックな空中キックまで披露する。
三歳の大五郎が乗る箱車には12丁の銃などの様々な武器を仕込み、防御板まで備え、まさに乳母車を装った戦車。幼いながらも大五郎が常に険しい表情を見せ、父の斬り合いを箱車の武器を使ってサポートしてストーリーを盛り上げる。
またヒロイン役の浜木綿子が、筋の通ったヤクザの女頭を好演している。
本作から雨のシーンでは有名な主題曲が流れて心に染みる。
武士道、女、子供の三拍子が揃った独特の世界観を味わえる。
ラストは武士道を懸けた拝一刀と官兵衛の一騎打ち。
「誠の武士道とは死をもって生きることでござる」　　

2025.4　BS松竹東急で鑑賞（よる8銀座シネマ）

• #四人組の渡り家事
• #母娘の追剥ぎ
• #女衒
• #位牌
• #逆さ水責めとブリブリの刑
• #近江代官所
• #地蔵ヶ原

子連れ狼祭り 第3弾

加藤剛や浜木綿子が登場♪
浜モメコって読んでたことは内緒w

今回は私の大好きな拷問回です！
"水責め"に"ぶりぶり"……

って、ぶりぶりって何さぁ～?!?!



女郎になる少女を庇った拝。

元締めである浜木綿子に、彼女の代わりに拷問を受けるから許してやれと言う。

水責めとぶりぶりの後、拝は浜から殺しの依頼を受け、了承した。

一方、真の武士道とは…と悩む加藤剛も、拝に挑んできて………



大五郎、冥府魔道に入ったぞ。

ついに入りました(*￣∇￣)ノ
敵の人数マシマシです！
が、対策も万全☆

なんと手押し車からガトリングガンが(笑)
さらに手榴弾まで！！
マジかよ！！！

もちろん殺陣もきっちりと♪
動きは流石のキレキレですよ～
たまにあのガタイでピョンピョン飛ぶけどもw

さて、皆さま気になる"ぶりぶり"☆
これは逆さ吊りにした拝を
「ぶーりぶり♪ぶーりぶり♪♪」
って言いながら叩いてぐるぐる回す拷問でしたw

なんだそりゃ(笑)
てっきりスカトロ的なモノを想像してたわよwww

しかし男性の亀甲縛りはあまり萌えないな、ってことに気付きました…
やっぱりムチムチなおっぱい含めた女体を縛る方が美しいですね☆

いつの間にかセコい騙し殺しも覚えた拝(笑)
この先がまたまた楽しみですね！

てなわけで、続きはまた明日～(*´ω｀*)

日本が誇るエログロ復讐劇！クライテリオン版のボックスセットで全六作を一気に観ました。第三作目ではエログロに変化をつけてSM要素を盛り込みました😂

今回は柳生との確執の描写は控えめで、刺客人としてのミッションが中心となります。そのキッカケとなったのが農民の娘が女郎として売られるのを助けたこと。果たして、ミッション成功なるか？という話です。

作品としては新機軸を打ち出したのですが、「武士道とは何か？」みたいなメッセージ性はいらなかったですね。むしろ、もっとSMモードを前面に押し出して欲しかった！

本シリーズ全体の見所はエログロだと思います。おっぱいポロリや濡れ場シーンがたくさんあります。そして、飛び散る肉片、天まで届くような血飛沫。そして、隠れた見所が大五郎の乳母車ガジェットと女たらしとしてのポテンシャルです😂

エロ要素😍😍😍
今回のヒロインは宝塚女優の浜木綿子（香川照之の母親）なので、（非常にカッコいいのですが）エロ要素をヒロインに期待できません。ヒロインの代わりにエロ要素を担うのが、何と主人公である拝一刀（若山富三郎）です！亀甲縛りで逆さ吊りにされ、浜木綿子に責められる若山富三郎！これは新しい！

グロ要素😱
今回はSM要素がかなり強烈なため、グロ要素は控えめです。もちろん、肉片はとびますし、血飛沫もあります。首も飛びます。ただ、あまりインパクトはないかな。あったのかもしれませんが、「ぶーりぶり」以外はほとんど覚えていません😂

ガジェット要素🎠🎠🎠
今回は最初からボート仕様の乳母車😂。なぜ、あの重装備の乳母車が水に浮くのか？マジで謎！しかし、それから後半までは目立ったガジェットは出てきません。隠密が使う発火クナイや煙幕くらいかな。ボクも途中までは油断していました。そして、最後の戦い。弓隊や鉄砲隊の軍勢に歩を進める拝一刀と乳母車に乗る大五郎。いくら、剣の達人でも多勢に無勢……に見えたが。「大五郎、冥府魔道に入ったぞ」と呟く拝一刀。乳母車の冥府魔道モード、マジでヤバイっす！大爆笑しました！😂😂😂

大五郎の潜在能力👶👶
前作で女たらしとしてのポテンシャルを見せつけた大五郎。今回、大五郎のターゲットとなったのは女郎に売られようとする農家の娘（加藤小夜子）です。娘が困ったときに的確に救いの手を差し伸べる大五郎。いやあ、それ歳の差がなかったら惚れてまうやろ！できれば、浜木綿子にまでチャレンジして欲しかったですが、相手は宝塚女優ですので、まだ難しかったですね。