｢オーメン｣×｢マニトウ｣×｢ノストラダムスの大予言｣ → つまり面白い！

主役のふたり(カーク･ダグラス&｢メリーゴーランド｣の"美しき継母"＝アゴスティーナ･ベリ！) のちょっとくたびれた感じ｡
そして意外にがっつり描かれるラヴシーン♪

ちょいちょい飛び出すゴアな描写とエンニオ･モリコーネの哀しげなメロディ♪

手作り感満点のチープなミニチュア･ワーク♪

思わせぶりに張っといて､ 回収されない変な伏線♪ (笑)

｢ナバロンの要塞｣で敵の捕虜になり自白剤を打たれちゃったアンソニー･クエイルやら､ ｢007 / サンダーボール作戦｣の隻眼の核ミサイル泥棒 ＝ アドルフォ･チェリやら､ 無駄に豪華な助演陣♪

何から何まで｢いかにも！｣な70年代イタリア製ジャンルムーヴィーなのであります♪

そういうのがお好きな方はぜひ！

(*≧∀≦)) 2√231 = ??? ｹｲｻﾝ ﾃﾞｷﾅｲ…


ｰDATAｰ

監督 : アルベルト･デ･マルチーノ → ｢ビッグ･マグナム77｣

脚本 :セルジオ･ドナディ→ ｢オルカ｣

音楽 : エンニオ･モリコーネ

｢荒野の用心棒｣
｢夕陽のガンマン｣
｢続･夕陽のガンマン / 地獄の決斗｣
｢ガンマン大連合｣
｢夕陽のギャングたち｣
｢遊星からの物体Ｘ｣
｢アンタッチャブル｣ …

(やっぱりこの人スゴい！)

2020ｰ11

• #麗しのアゴスティーナ♪
• #70年代ホラー♪

原発建設を計画中の建設会社の社長の身の回りで関係者が次々と変死する、「オーメン」に影響を受けて作られたと思われるカーク・ダグラス主演のイタリア産オカルトホラーで監督はフェイバリットのイタリアンアクション「ビッグ・マグナム77」のアルベルト・デ・マルティーノ。

反キリストのキーワードが原発に関する情報に登場したり、原発のデザインと怪獣のデザインが重なる等やや突飛ながら思ったよりも違和感無く原発とオカルトを上手く繋ぎ合わせた脚本はまあまあ驚き。

ショックシーンも序盤から妻が刺殺され、ヘリコプターのプロペラで頭が吹っ飛ばされたりとイタリアらしいケレン味と気合の入り具合を感じますが中盤以降は原発というスケールの大きなテーマに反して尻すぼみ気味で悪魔の正体は想定内、一応ハッピーエンドを迎えるものの飛行機爆発を除けばアクションもショックシーンも少なく消化不良という感じに。

DVDには未収録のもう一つのエンディングはハッピーというわけにはいかないものの「責任を取りケリをつける」という意味ではより今作に相応しく感じるものでこれが正式に採用というか収録されてれば良かった印象です。

カークが全裸で走り回ったり、精神病院で患者達から胴上げ状態になるもその途中で全員引いて床に叩きつけられる誰得＆トホホなシーンは捉え方によっては必見かも。

モリコーネのスコアが素晴らしい✨『オーメン』を彷彿させる原発オカルトホラー♩*゜
冒頭からオカルトな雰囲気溢れるチュニジアの砂漠、原発反対デモ、殺人と、ここまでスピーディでワクワクさせられる。ゴア描写やアゴスティーナ・ベリのおっぱいは嬉しい！！モリコーネの音楽をバックに見る不吉な悪夢がサイコー🧡もう一つのバージョンを観たらまた評価が変わるかもしれない

• #70年代
• #イタリア
• #イギリス
• #オカルト
• #ホラー
• #エンニオ・モリコーネ