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プリンセス・シシー
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目次

『プリンセス・シシー』に投稿された感想・評価

◎R・シュナイダー17歳 山出し公女のシンデレラ

マイ・ベスト&フェイヴァリット映画はルキノ・ヴィスコンティの『ルートヴィヒ』(1972年)だが、作中で登場する、ルートヴィヒ2世の近しい親類で憧れの存在でもあったエリザベート、そのオーストリア皇后を演じたロミー・シュナイダーの気品ある姿にも魅了された。

本作は、史実でもまだ10代の少女で、シシーと愛称で呼ばれていたエリザベートを、ほぼ実年齢の17歳のロミー・シュナイダーが演じて、オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世に身染められて皇后となるまでのシンデレラ・ストーリー。

デジタル修復の成果か、カラリングも美しい。
動物を愛する野生児として育ったシシーのお転婆ぶりがバイエルン公爵家があったアルプス北麓の山河で実際にロケされていて観た目にも楽しいが、お話自体はかなりお安い甘々のシンデレラ・ストーリーだし、ロミー・シュナイダーもまだ山出し少女といった体で洗練さとは程遠い。

手を抜いて作られているとは言わないが、音楽がショパンのピアノ曲のオーケストラ編曲だったり、ウィーンのアウグスティーナ教会での結婚式の祝典曲が、本来、英語曲のヘンデルのオラトリオ『メサイア』のハレルヤコーラスのドイツ語バージョンというのも、ちょっと付け焼き刃過ぎていただけなかった。

シシーとフランツが宮廷の保守的で非人間的な因習に抵抗するあたりが、本当はいちばん重要なテーマになるはずだが、尻切れトンボな感じで終わってしまった。

まぁ、人間、歳を重ねた方が魅力を増す場合も少なくないんだ、ということを確認できたのが最大の収穫かな。

《参考》
*1 ロミー・シュナイダー映画祭2024公式サイト
romyfilmfes.jp

*2
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/プリンセス・シシー

*3 映画女優のエレガンス
ディートリッヒなんて知らない --- ロミー・シュナイダーの『プリンセス・シシー』
2024-05-15 20:00:00
ameblo.jp/cinemaclassic/entry-12755292498.html
菩薩
3.1
特別面白いかと言われればまぁまぁでしかないがコスプレ映画としては相当金かけてるし気合い入ってると思う。すんなりとしたプリンセスストーリーでは無く、自由恋愛を選ぶならばガッチガチの宮廷儀式に参入せねばならず同時に姉も裏切らなければならない葛藤がある、まぁ姉ちゃんは姉ちゃんでよろしくやって事なきを得るが。たぶんこれ現代的にフェミニズム噛ませてリメイクとかしたら面白いんだろうなぁと思ったらもうやってるっぽい。腰まで伸びた長髪のロミシュナ、歌舞伎かってくらい化粧濃かったけど確かに可愛かった。
reb
3.1
バイエルン公の次女シシーが、オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世と出会い、オーストリア皇妃となるまでを描く。

元気いっぱいのチャーミングなシシーを、当時16歳のロミー・シュナイダーが演じて、観ているだけでニコニコしてしまう。
しかし自由を愛するシシーが、その後宮廷生活を窮屈に感じ、「ルートヴィヒ」そしてヴィッキー・クリープスが演じた「エリザベート1878」のようになってしまうことを思うと、ちょっと複雑な心境。

本作のシシー像は、ヨーロッパ宮廷一と言われた美貌○、身長172㎝で痩身✖️、歯が黄ばんでいる○。
ゾフィー大公妃に、あなた背低いわね。歯をもっと白くしなさいと指摘されていた。

若きフランツ・ヨーゼフ1世を演じるのはガールハインツ・ベーム。
どうしても「血を吸うカメラ」での死ぬ間際の表情を撮る為に殺人を繰り返す変態さんや、「自由の代償」でファスビンダーを公衆トイレでナンパする金持ちゲイおじさんなどのイメージが強く、本作では爽やかな王子を演じているのに、その笑顔なんか裏があるのでは?と思ってしまった。

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