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25時
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『25時』に投稿された感想・評価


【名作を観ようシリーズNo.161】

”最後の一日で、人間の本音はむき出しになる〟

監督スパイク・リー、主演エドワード・ノートンで描く、ヒューマンドラマの傑作。
ソフト所有にて。

ドラッグ所持で収監を控えた男、モンティ。
自由でいられる“最後の一日”をどう生きるか。その選択の連続が、この映画のすべてだ。

家族、恋人、そして親友たち。
別れを前にした時間はどこか現実味が薄く、それでいて残酷なほどリアルに心を締めつける。
特に、父との時間に滲む愛情と諦めの温度差は胸に刺さる。

そして強烈なのが、鏡に向かって放たれるあの独白。
世界への怒りを吐き出しているようで、その矛先は結局すべて自分自身へと返ってくる。
あのシーン一つで、この男の本質が露わになる。

そして忘れてはならないのが、9.11以前のニューヨーク。
まだそこにあるワールドトレードセンターの姿が、作品全体に静かな“喪失の予感”を漂わせる。
この街とともに、彼の人生もまた、取り返しのつかない地点にいる。

怒り、後悔、自己嫌悪――
それらを爆発させるのではなく、抑え込むことで滲ませるエドワード・ノートンの演技が圧巻。
静かなのに、痛い。

ラストに提示される“もう一つの人生”。
それは希望なのか、それとも現実逃避か。
観る者に委ねられるその余白こそが、この映画の価値を決定づけている。

追い込まれた人間の、最も人間らしい瞬間を切り取った一作です。
3.9
 深夜のニューヨーク・ブルックリン。仲間のコースチャ・ノヴォッツィ(トニー・シラグサ)と共に走る車中に犬の悲鳴が聞こえ、タイヤに異物が乗っかる。すぐに外に出たモンゴメリー・ブローガン(エドワード・ノートン)は、瀕死の重傷を負ったピットブルの姿に居ても立っても居られず、警察に通報する。場面は切り替わり、黄色い鈍重な車に跳ねられた血だらけの犬はすっかり回復し、飼い主に紐で強く握られている。だがイーストリバーを見つめるモンティの表情はどこか神妙で冴えない。今ではドイルと名付けられた愛犬を連れ、モンティは母校であるコヴェントリー進学高校へと足を運ぶ。ポイントガードとして集合写真の真ん中に位置する若き頃の姿。懐かしさと後悔を感じながら、英語の授業をする親友ジェイコブ・エリンスキー(フィリップ・シーモア・ホフマン)を尋ねる。モンティがアパートに戻ると恋人のナチュレル・リヴェラ(ロザリオ・ドーソン)が、アパート正面玄関前で彼を待っていた。最後の日だからと告げる恋人に対し、彼女が警察に垂れ込んだ張本人だと見ているモンティの反応は冷たい。

 冒頭、ニューヨークの路上に降り注がれた青い光は、9.11の2本のビルを再現した追悼の光に他ならない。道を踏み外したアイルランド系青年は、自らのこれまでの半生をひたすら後悔し、呪う。彼が7年の刑期を前に、最後の1日を共に過ごそうとするジェイコブ・エリンスキーもウォールストリートで株のディーラーとして働くフランク・スラッテリー(バリー・ペッパー)も、主人公と同じように間違いだらけの自分の人生にひたすら懺悔する。鏡の中の自分は、思いも寄らない別人種への差別意識を隠そうとしない。「ユダヤ系もロシア系もアジア系もイタリア系もどいつもこいつもくそったれ」だ。それは一番のくそったれである自分自身への自戒の念とほぼ同義に違いない。人生の敗北者となった3人の男の三者三様の苦み、自分の側に居てくれた人さえも信じられない無力感、TVモニターに映されたウサマ・ビン・ラディンの声。モンティもジェイコブもフランクも、もっと言えばナチュレルやモンティの父親でさえも、ニューヨークの敗北感に苛まれ、無力な自分を恥じている。だからこそクライマックスの逃避には心打たれる。生粋のニューヨーカーは沈黙し、社会に溶け込もうとする。そして9.11以降背負わされた重荷を外し、軽やかに本当の自分の人生を歩まんとする。
スパイク・リーの傑作。

作家デイヴィッド・ベニオフの小説『25時』を「ドゥ・ザ・ライト・シング」のスパイク・リー監督が映像化したヒューマンドラマ。ベニオフ自ら脚本を担当。25時間後に懲役7年の刑で収監されることが決まっているひとりの男が、後悔と絶望感を抱え過ごす24時間の心の旅を情感を込め繊細に綴る。

フランクめっちゃ良いやつ。

あいつのために何もしてやれなかったなんて悔やんでもしょうがない。もっと早めに辞めさせとけば…ちょっと一言かけとけば…でももう全部が遅い。あと数時間後で彼の人生は終わるんだから。

印象的なシーンが多くあった。もし自分が実刑判決を受けて刑務所に入るとしたら、その前日に誰に会いに行くだろうな…多分逆に辛くなるから誰にも合わないようにするな。

モンティがバーのトイレで溜まった思いを吐き出すシーンは特に強烈。連発する強烈な台詞はなんだかファイトクラブを彷彿とさせる。エドワード・ノートンかっこいいね、犬がよく似合う。

ぜひぜひぜひ

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