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エントラップメントのmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

エントラップメント(1999年製作の映画)
3.8
コンピューターのミレミアム問題を背景にしたサスペンスアクション。
監督はジョン・アミエル。
原題:Entrapment (1999)

ニューヨークの高層ビルからレンブラントの名画が盗まれた。
美貌の保険調査員ジン(キャサリン・ゼータ=ジョーンズ)は、美術品専門の怪盗マック(ショーン・コネリー)が犯人であると目星をつけ、中国の秘宝"黄金のマスク"を餌にして"罠"にかけて捕まえようと、上司クルーズ(ウィル・パットン)に提案。
早速ロンドンに飛んでマックに接近、自分も泥棒だと偽って彼の相棒となり、二人で窃盗をやり遂げる。
その際、疑惑を持たれたジンは、クアラルンプールにあるクリアランス銀行の支店に侵入して80億ドルもの巨額を強奪するという、新たな計画を持ちかける…

「私は遅れないよ。遅れた時は死んだと思え」

コンピューターの2000年問題(機械の誤作動)をストーリーに持ち込んで、10秒の時間を利用して盗みとる。その前後の二人の侵入と逃亡のアクション・シーンや、ラストのどんでん返しのストーリー展開が楽しめる。
ショーン・コネリーが007を思わせる老練で魅力的な泥棒を演じている。
前年の「マスク・オブ・ゾロ」で注目されたキャサリン・ゼタ=ジョーンズは、本作でもとても美しい(レーザー光線を突破する艶かしいシーンなど…)。キャサリンの魅力で点数がつい甘くなつてしまっているかも。
マックの相棒ティボドー(ヴィング・レイムス)の使われ方にも注目。
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