ドン・ハーツフェルトの線画アニメーション、ビル三部作の一。
癇癪持ちのビルが観る世界、失われ断片となる記憶。どこが大丈夫なんだかさっぱりなくらい世界から逸脱し離隔していく様子がほんとうに恐ろしかった…
シンプルな棒線画と空白や黒い背景を利用したアニメーションはシンプルさを持ちながら扱われるテーマは深いと言える。実際、複雑であるよりシンプルな方が鑑賞者は自身を投影しやすくなるのかもしれない。
内容と…
『きっと全て大丈夫』として長編特別編集版を鑑賞。病に侵されていくビルは死と対面し、より深い精神世界へと突き進んでいく。死は恐ろしいものではなく、死後もビルは生き残り、宇宙が終わるまで世界を永遠に見届…
>>続きを読む(C)Bitter Films