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女ともだち
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『女ともだち』に投稿された感想・評価

菩薩

菩薩の感想・評価

3.0
途中から誰が誰だか分からなくなってしまったし偽りの友情に嫉妬やら決裂やら仲直りやらが絡んでくるせいで「お、おぅ…そやな…」くらいの感想しか抱けなかったが、まぁ大抵人間関係なんてこんな風にめんどいもんだし、愛なんて不毛だって事をアントニオーニは最初からやってまっせって事でいんじゃないでしょうか…。手触りとしてはシャブロルの最初期に近い様な気がしたが対象年齢がぐっと上。食堂で「これが食い物か?」って突き返されてたやつはなんだ…?ラザニアか…?何もそんな事で死なんでもよろしいがなと思うが、彼女が死んでくれん事には話が進まんのよねぇ…。
adeam

adeamの感想・評価

2.5
三大映画祭を全て制したことで知られるアントニオーニが初タイトルとなるベネツィアの監督賞を勝ち獲った群像劇。
トリノを舞台に5人の女たちの人間模様を描く物語で、自殺未遂で騒動になったり、出会った男と恋愛したり、服屋を開業したり、男を取り合ってケンカしたりと様々なエピソードが並行して語られていきます。
報われない愛とその末の悲劇という要素はアントニオーニらしいものの、少し前にフェリーニが「青春群像」を撮っているのと比べてしまうと、画家の男を取り巻く三角関係と、ビジネスでの成功と恋の間で揺れる女性の話だけで成立しているので、群像劇としたことの良さがあまり出ていない印象でした。
ただ敗戦後10年のタイミングで、男との関係性を主体的に築いて自己実現していく女性像を肯定的に描く先進性はお見事でした。
停滞

停滞の感想・評価

3.6
ロッセリーニやデ・シーカの時代に比べ新しいネオレアリズモを感じさせる。
共通点はあれど、大きな違いはシーンは断片的でありながらある程度構成されたつくりであること、映画的性質を帯びていることだと思う。フェリーニも新しいネオレアリズモだと言えるけど、(今作で)アントニオーニは誰かの感情にフォーカスするのでなく、群像劇として様々な感情を扱いながら愛の不毛と孤絶を表現してて、(断片が出来事でなく会話というのがまた)映画としては非常に微妙かつ曖昧なラインにあるのではないか。

このようなつくりはほぼ娯楽的でなく、共感を呼ぶようなつくりでもないと感じる一方で、作家性が強いという点で評価したい、深く鑑賞したいなと思いました。

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