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雨
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目次

『雨』に投稿された感想・評価

kuu
4.0
雨音+レコード+朝日◎



疫病の検閲のために雨の降り続く南の島に滞在を余儀なくされた人々を描いた作品です

監督は『西部戦線異状なし』で知られるルイス・マイルストン
原作はサマセット・モームの短編小説の名作『ミス・トンプソン(雨)』

ヒロインはジョーン・クロフォード💕わけありの娼婦を演じています

ヒロインを教化しようとする牧師をウォルター・ヒューストンが怪演しています😲⚡

聖書の言葉は話す人によって神の言葉にも呪いの言葉にもなる…
自分を正しいと思い込み過ぎる人は悪魔よりも質が悪いのかも知れません
あるシーンで祈りの言葉が洗脳のような使われ方をしてゾッとしました

もともと原作でハッキリ描いてない出来事を同じように映画でハッキリ描かなかったために突拍子もない展開に見えてしまうラストシーンには苦笑しました

雨の描き方が素晴らしく雨の音やぬかるみを歩く人々など惹き込まれました

モーム原作だけあり理解しやすい善悪や物事の裏表などの描写が面白かったです
leyla
3.9
ベルイマン好きにおすすめというフォロイーさんの言葉に惹かれて鑑賞しました。なるほど、神の否定であり、宣教師の人間性そのものの否定を残酷に描いた作品でした。原作者のサマセット・モームの生い立ちを調べると、神の否定を描く理由がわかります。モームは苦労の多い人生だったのですね。

宣教師が、主人公の女性サディ(ジョン・クロフォード)を洗脳していくのですが、その様子がまるで悪魔。ラストの雨の音とドラムの音が響く中、悪魔の形相になる宣教師(ウォルター・ヒューストン)の姿がインパクト大で最高!

大雨の夜から打って変わって、輝く朝日と穏やかな音楽のギャップ。主人公の不敵な笑みが、もはや清々しい。人間の心情の機微を皆まで語らず見せる手法がよかった。

執拗なまでの雨、室内劇での長回し、南太平洋上の島という設定も絶妙。ラストのゾッとさせる展開もこちら側に委ねられるのがよかった。


*genarowlandsさん、ありがとうございました*
バッチバチのアンチクライスト映画でした。こういうの大好き。ジョーン・クロフォードも大好き。
登場の仕方がカッコええ。

サモアのアピアに向かう船が立ち寄ったパゴパゴ。どこだそこ。ググったら素敵なとこ。
グーグルエーアイによると、自然と文化の両方を満喫できる魅力的な場所です、とのこと。

船に乗ってたスネにキズもつジョーンクロフォードに説教し続ける宣教師、ウォルター・ヒューストン。
外はずっと土砂降り。気が滅入ります。

社会的な地位もあり信仰厚い宣教師は、正義は我にあり、と周りの声にも耳を貸さずジョーンクロフォードに罪の償いを説き続ける。
知事に掛け合い船には乗らせないようにして、故郷に帰って罪を償え、と。

メチャクチャ独善的で気持ち悪い。独善的であることをツッコまれると一方的に祈りの言葉を喋り続ける。大したもんだよ蛙の小便。

ゾーンに入ったサマは圧巻。その姿は神か悪魔か。階段で上から目線。見上げたもんだよ屋根屋のふんどし。

ぼくなんにも聞こえなーい、みたいになっちゃって、尊い教えなのかただのダダっこなのか、恐ろしくも可笑しくもアリ。

それまでイケイケギャルのナリだったジョーンクロフォードがジョーン白フォードに。
どっちも美しくてですね、どっちでも良いんですけど僕は。

宣教師、悪魔の囁きが聞こえたのでしょうか。なんてカッコつけて言わずとも、ただの野郎だったってことで良いのです。

ひたすら降り続ける雨の音と現地の人が叩くドラムの音、ザーザーザーザードッコンドッコン、ここはどこ?ここはパゴパゴ、自然と文化を満喫するべく向かった先は…。ギィッ。

ジョーン白フォードはどっちだったので?

『雨』に似ている作品

キー・ラーゴ

製作国:

上映時間:

101分

ジャンル:

配給:

  • ワーナー・ブラザース映画
3.5

あらすじ

戦友の死を知らせるため、その父親と未亡人が経営する宿を訪れたフランク。だが、そこはギャングの隠れ家と化していた。取引を控えハリケーンの接近にいら立ったギャングたちは、未亡人たちに暴力を振る…

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