(以下、15年くらい前に書いた感想です。)
これを傑作だという映画ファンは多いが、どこを見て言ってるんだ?
カメラワークか?
確かにカメラワークはいいと思うが、どうも、斎藤耕一監督の作風は、私はダ…
斎藤真一の絵が使われているのを知り鑑賞したのだけど、しっかり面白かった。荒々しいけど細部まで拘り抜かれた筋書き、そして潮とか古い家の匂いがしてきそうな映像。まあとにかく気持ち悪い。この狭い町の窮屈さ…
>>続きを読む“The津軽”とでもよびたくなる映像が強烈に印象に残りました。荒々しい北の海、貧しい漁村、いたこの婆さん、瞽女(ごぜ)…そこに、津軽三味線の音と斎藤真一の絵が挟まれ、土着性を強めている。
以下、ネ…
斎藤耕一監督は、1972年、萩原健一主演の『約束』でスチルカメラマン出身らしい優れた映像感覚を見せ、続く高橋洋子主演『旅の重さ』で、ドラマ演出の上手さにも進歩を見せた。
そして本作。
それまでの…