天に 向かって 飛べ！




ロバート・レッドフォードが
ポール・ニューマン のもとへ
旅立ちました。

2025年9月16日。自宅のあるユタ州にて その生涯に幕を閉じました。
睡眠中に逝かれたそうで・・・・
レッドフォードらしい静かな幕引き。
心よりお悔やみ申し上げます🥹

どれだけの映画人が その存在に影響を受けたことか。
名優、名監督、名プロデューサー。
そしてサンダンス映画祭の主催者。
多くの肩書を持ち 多くの若き俳優、監督、製作者たちを支え支援し背中を押して来た。

「明日に向かって撃て！」「スティング」
「大統領の陰謀」「愛と哀しみの果て」
「候補者ビル・マッケイ」「追憶」。
名前を挙げたら キリがない。

「普通の人々」「クイズ・ショウ」
「リバー・ランズ・スルー・イット」
監督としての手腕も巨匠級！

永遠の2枚目スター。
その生き様、才能、優雅さ。
映画界の.....いや。
人類の『生きる教科書』だった。

今、とんでもない失望感に打ちのめされている。


で。 ちょっと気を取り直して。

個人的には世代的に『ど直球』な映画スターではなかったので、
私が初めて映画館でロバート・レッドフォード主演作を観たのは本作「ハバナ」でした。
'91年3月。まだ私が10代だった頃。
自分で言うのもなんだが、よくこんな シブいラブストーリーを10代の頃に見に行ったなぁ と感心する😅

革命前夜のキューバ🇨🇺ハバナを舞台にカードギャンブラーのレッドフォードと革命運動家の女性(レナ・オリン)との運命と恋を壮大なスケールで描いた'90年代版「カサブランカ」と言われていた作品。

30年以上前に観た作品なので ほとんど記憶にないのが惜しいのですが、シブ〜い大人のロマンスを堪能したことだけはなんとなく・・・・・😅

長年ダッグを組んできた名匠シドニー・ポラック監督とのコンビ作の最終章でもある本作。
めちゃくちゃ知名度は低いが『しっとりしたい』時にはオススメです(覚えてないくせに😅)。

7年前の「さらば愛しきアウトロー」にて俳優業は引退していたレッドフォード。
出来れば最後に一本。監督作が見たかったのだが・・・


しばらく喪に服す日々が続きます🥹


劇場公開時 1991年 3月。
新宿アカデミー
💺420席
客入り　半分以上は埋まってたような🤔

東京 新宿 歌舞伎町にあった映画館。

1958年バチスタ政権下のキューバ。ハバナに向かう船内でギャンブラーのジャックは、軍情報部に追われる女性ボビーを助ける。ジャックは、ボビーに惹かれるが彼女は、レジスタンスの幹部の妻だった。しかし、夫が射殺された事を知ったジャックは、お金を積み再び彼女を助けて、イビツな恋が始まる。革命を背景に翻弄される話。レッドフォードが格好良く、異国情緒溢れる背景やクラシックカーも素敵な作品。



ネタバレ↓



長い映画でちょっと疲れる。が、背景がマイヤー·ランスキーがカジノを創設し始めた時期で、バチスタが亡命、カストロが革命と何か好きな時代。
こんな歯が浮くようなカッコ付けた役をやれるのは、レッドフォードくらいだなぁ。昔は、思わなかったけど、今、観るとちょっとひくし、居心地が悪い。格好いいギリギリのレッドフォードが見れる映画。

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