▪️Title : 「第三の男」
Original Title :「The Third Man」
▪️First Release Year:1949
▪️JP Release Date :1952/09/19
▪️Production Country: イギリス
🏆Main Awards :
第23回アカデミー賞 撮影賞
第3回カンヌ国際映画祭 パルムドール
▪️Appreciation Record :2020-519 再鑑賞
🕰Running Time:105分
▪️My Review
あまりにも有名なテーメソング、JR山手線恵比寿駅でも流れていますよね！！
現在でも映画史に残る傑作として、高く評価されている作品です。映画ベスト100などの企画で、必ずと言っていいほど名前が挙げられる常連作品です。
第二次世界大戦後、廃墟になったウィーン。アメリカ人ホリーは親友ハリーに会いにウィーンを訪れ、間もなく親友の死を知る。しかし、親友の死体を運んだという3人の男のうち、2人はわかったがどうしてもあと1人がはっきりしない。親友の死に不審を抱いた彼は。。。
ホリーの推理劇を通して、廃墟であったウィーンの暗黒の世界を浮き彫りにします。故・淀川長治に「映画美術の算数」と言わしめたミステリーに満ちた作品で、映画のもつ芸術性と娯楽性が見事に融合した映画の教科書的な作品です。
白と黒の光と影がリズミカルに躍動する映像美、戦争の影を背負った人々の姿を巧みに描いたプロット、アントン・カラスがツィターひとつで即興的に演奏した音楽はドラマと一体になり、感情に訴えかけてきます。映画史に残るフィルム・ノワールの傑作ですね。
ハリー・ライムの闇からの登場や、観覧車の場面、下水道の追跡劇、墓地の並木道のラストまで、一度観たら忘れられない多くの名シーンが連続します。特に映画史に残るラストシーンは秀逸のひとことです。
『市民ケーン』のオーソン・ウェルズは、悪役ハリーを存在感のある名演技で表現しています。そして、本作、アカデミー撮影賞、カンヌ映画祭グランプリを受賞しました。
そう、同名のTVシリーズ（主演マイケル・レニー）も製作されましたね。
映画史に残る傑作の一本、是非とも観るべき作品ですよね！！

▪️Overview
イギリス人作家グレアム・グリーンのオリジナル脚本を名匠キャロル・リードが映画化したフィルムノワール。第2次大戦終戦直後、米英仏ソの四カ国による分割統治下にあったウィーンに親友ハリー・ライムを訪ねてきたアメリカ人作家のホリー。だが、ハリーの家に着くと守衛からハリーは交通事故で死亡したと告げられる。腑に落ちないホリーはウィーン中の関係者をあたり、真相究明に奔走するが……。出演はジョセフ・コットン、アリダ・バリ、そして謎の男ハリー・ライムにオーソン・ウェルズ。49年のカンヌ国際映画祭ではグランプリを受賞。（引用:映画. com）

• #死ぬまでに観たい映画1001本

1949年の映画なのに、面白い。
第二次世界大戦後のウィーンならではのトリック、お見事。

緊迫する映画なのに、全編を通じて。軽快な音楽が心地よい。この音楽は、日本ではヱビスビールのCMにいまも使われている。

第二次世界大戦後、オーストリアは、イギリス、フランス、アメリカ、ロシアの4国の管理下にあった。

アメリカ人の男（マーチンズ）は、友達のライムに会いに、オーストリアのウイーンに来たが、ライムは交通事故で死んでいた。
そして、ライムはあちこちで評判がすごく悪かった。
作家をしているマーチンズは、ライムについて調べることにした。

街の人はライムについて語ろうとしない。警察は死んだはずのライムのことを必死に捜査している。
調べていくうちに、ライムが交通事故にあったあと、3人の男に運ばれていたことがわかった。
でも、そのうち一人（第三の男）が誰かまったくわからない。

サスペンス映画として秀逸。
モノクロ映画だからできる光と影の演出も素晴らしい。
有名なラストシーンも凄く良い感じ！
名作は、当たり前だけど名作!!

銀幕の世界。

なんか有名らしいですね。

観賞というか勉強でした。

サスペンス作品としてその後に大気な影響を与えた今作。今もなお金字塔として崇められている。第三の男って内容は知らなくても絶対名前聞いたことあるもんな。

主人公の男が無駄にマッチョでした。

第二次大戦後のウィーン。

親友のハリー・ライムの招きでこの街を訪れた作家のマーチンは、到着早々、ハリーが死亡したことを知らされる。

ハリーの死には三人の男が立ち会っていたと言うのだが、その三番目の男の正体を追って、マーチンは独自の調査を開始する。

ぜひぜひ