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罪と罰
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目次

『罪と罰』に投稿された感想・評価

#118 選ばれた非凡人が「新たな世の中の成長」のためなら一般人の道徳に反してもいい。

『ナニワ金融道』の著者青木雄二氏が著作の中で本作の引用するので気になっていましたが小説を読むのはしんどいので映画で視聴。
超有名ロシア古典文学の映画。
サンクトペテルブルクに住む若い大学生が主人公。自分には人生で成功する素養があると思っているが、貧しくで機会に恵まれていない事に不満を覚えていた。
そこで高利貸しの質屋の老婆を殺害し金品を盗むが様々なトラブルに見舞われるストーリー。

◆良い点/注目ポイント
・ソ連の制作した貴重な映像と全編ロシア語とモノクロ映像が全て雰囲気が出ています。
・共産圏らしく高利貸しや成金のようにリッチな人々は醜く対照的に貧しい人々は粗末な衣服を着用してるが美しく描かれています。

◆改善点
・なし。

◆総括
・原作を読んだことがないので映画を視聴した後ウィキペディアでストーリーの要約を読んだらかなり原作に忠実な再現度でした。
分厚い小説を約3時間でさらっと鑑賞できてしまうのが映画の魅力です。
私のように【ドストエフスキーの『罪と罰』を読んだ事のある人】というハッタリをかましたい人は是非オススメします。

-2020年 118本目-
RIO
4.0
これから悲劇に見舞われる人物がダイジェストに映し出されるオープニング

苦痛の中には理念がある
突発的に起きる痙攣がロジオン・ロマーヌイチ・ラスコーリニコフを追いつめる

陰鬱な教典が信仰となり行動させ法律となって正義としている
自分の行為は知者としてでき得たことであると証明する

この世界を踏み越すことが出きるのだろうか
直ぐに言葉に反応して目眩を起こしてしまうのが目立っていて老婆殺しにまるで罪を感じることのないラスコーリニコフが出てないなと
追いかけられること捕まることに怯えているだけのように感じてしまった

それでもまるで文学から脱け出してきたようなイメージ通りのするゲオルギー・タラトルキン
大き過ぎる帽子にギョロ目の回りの隈が凄い
そして体には黴が生えていそうなジメジメ感
欲を言えば自嘲のモノローグがもっともっとあっても良かったのとソーニャとの弁証法的関係性を描いて欲しかった☆

シベリア ラーゲリでの抑留された経験から生まれているドフトエフスキーの構想
自分の日常にあるアレが駄目とかコレは良いという感覚を遥か遥か上の次元の話に思えてくるのは何故なんだろうという疑問

貧困に落ちひしがれて
こんなんで良いのか このままで良いのか
新しい言葉や前に踏み出す一歩を恐れている問い
曲がりたくないのに無理矢理曲げられるような鉱物の音響
先がまるでない 絶望的な音が戦慄させる
掛け時計の針が鈍く時を打つ

本来 人間には支配するべき者とされるべき者に別れる
その証明をしたまでで
そうすることによって活路を見出だす妄想に捕らわれている

自分の悲劇を神に絶叫し苦しみから救われたい人間たちの哀願
作品中でソーニャの存在感が大きい
真っ直ぐにラスコーリニコフを見つめる瞳が綺麗でした 妹のドゥーニャも美しい

燃えるような熱情に浮かされた
地獄の80丁目辺りから来たような凄い形相のラスコーリニコフが忘れられない

「もし神が存在しないとしたら すべてが許されるだろう」
サルトルはドストエフスキーが実存主義の出発点だと言っています

ラスコーリニコフの悩みも
市井の人の日常生活にある悩みも時代が違くともとても近いものなんだと
とても高尚な気持ちになりました
舞宵
3.6
図書館レンタル(VHS)

原作が好きで観てみた。
主演俳優の名前的に、観たの多分これだと思うんだけど←

前編がすごくイイと思った覚えはあるけど、後半は登場人物が結構出て来るからかごちゃごちゃしてた印象しかない。
機会があったらもう一度観たい。

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上映日:

1999年02月06日

製作国:

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133分

ジャンル:

配給:

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3.7

あらすじ

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